2011年06月14日

自分が逝くときに・・・

私のブログを飽きもせず読み続けて下さっているあなたなら
わかってくれると期待して言わせていただく。

「あなたは、結局何のためにそのビジネスをやってんの?」



2011.06.14 tue 05:47
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、



          ◆人生の目標

ちょっと前に紹介した、148㎝の女子大生の里奈から電話が
昨日の夜にあった。

ちなみに、保育園での実習期間が終り、ホッとしたのと同時に
なにか物足りなさを感じたと言うのだ。

私は、そういう質問の場合には意見を言わない。

ただ聞く。

それだけに徹底する。

 「確かに、今やっている勉強は大切だと思う・・・
  でも、自分には物足りなくてもっと何かできる
  予感がする・・・」

こんなことを言ってきてくれた。

私は、正直嬉しくなった。

何か事業を始めるときに一番大切なことは、その事業の目標
が、その人自身の 「人生の目標」 と言ってもいいくらいに大き
なものであるということだ。

もちろん、仕事が人生の全てではない。

全てではないけれど、とても大切な部分であると思う。

その人の人生の中で、かなり重要な役割を果たしているのが
この「目標」だと感じる。

だからこそ、、、

今のあなたの事業の目標を考えるときに、「あなた」にとって
の人生の目標を無視することはできない。

なぜなら・・・

あなたの事業の目標は、「あなた」という人間が、「何」に最も
価値をおいて、「どんな人生」を望んでいるか? 

の、答えとなるからだ。



          ◆自分が逝くとき

ちょいと縁起が悪いかもしれないが、、、

あなたの人生の最後の瞬間を想像してみてほしい。

     

あなたが息を引き取ったそのとき、家族、友人、仕事の仲間
などが顔をそろえて涙を流しながら別れを告げるなか・・・

あなたが、この日の為に、生前の声を録音した音声が流れ始
める。

あなたは、その録音された音声の中で、、、

 「私の人生は・・・」

と語り始める。

いったい、どんな人生だったとあなたは振り返りたいだろうか?

実は、、、

そこであなたが伝えたいと思うことが、「あなたの人生の目標」
なのである。

人生の目標が決まれば、あとは実行するだけだ。

つまり、人生の目標をつくって、あなたが望むような人生へと
チャンネルを切り替えればいい。

「単純なことだろうか?」

 ・・・単純だ

「簡単なことだろうか?」

 ・・・いや、簡単ではない

フツーの人と、功績を残す人の違いは、、、

人生を受け身の姿勢で過ごすことと、自ら人生を切り開こうと
することの「差」だと私は信じている。



          ◆今答えて欲しい質問

このブログをせっかく読んでくれたのだから、以下の質問に
答えてもらいたい。

とても大切な、あなたのこれからの人生に関わる質問となる
と確信する。

では、答えて欲しい、、、


 1.あなたは、どんな人生を過ごしたいと思っているのか?

 2.あなたは、毎日どんな生活を送りたいと思っているのか?

 3.人生の中で何を大切にしたいのか?

 4.自分以外の人たち・・・家族、友だち、仕事仲間、顧客
  従業員、地域社会、、と、どのように関わっていきたいか?

 5.自分以外の人たちからどう思われたいか?

 6.2年後、10年後、20年後、そして人生が終りに近づいた
  とき、何をしていたいのか?

 7.「精神的な充実」、「金銭の豊かさ」、「健康な生活」
  「知識の探求」、「技術の習得」、「人間関係の豊かさ」
  あなたは人生の中で何を追求したいのか?

 8.夢を実現するためには、どれくらいのお金が必要か?
  そしてそのお金は、いつまでに必要か?


これらの質問は、あなたの事業の究極の目標を考える上で
必要な質問のごく一部にすぎない。

究極の事業目標とは、、、

あなたの人生の目標と、切っても切れない関係にあるのだ
から・・・



PS
私の人生を変えるきっかけとなった映像を、今日と言う日に
私のビジネスパートナーに捧げる、、、




  


Posted by Evolution Mind at 05:47Comments(0)起業家育成塾

2011年06月13日

起業で陥るワナ

私が見てきたかぎりのことだが、起業をすることに希望をもって
「よし、やるぞ!!」と意気込んできた人には特徴がある。

それは、、、



2011.06.13 mon 06:13
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、



         ◆致命的な「仮定」

熱い思いがあって起業をする。

私もそうだったが、特に、サラリーマンなどから独立するときは
熱い思いが自分を変える勇気を与え、行動へと促す。

       

ただ、90%以上の確率で、誤った「仮定」を置いてしまうのも
事実なのだ。

実は、、、

後に多くの起業者が 「苦難の道」 を歩むことになるのは、、、
この、「仮定」が致命的に間違っているからなのである。

これは、自分「その道のプロ」と自負している人が起業を考える
ときに、、、

必ずといっていいほど陥るワナなのだ。

致命的な仮定とは・・・

 「行おうとしている事業の中心となる専門的な能力
  さえあれば、その事業をやっていける能力は充分
  に備わっている」


ということである。



         ◆専門能力のワナ

この「仮定」が致命的だと書いたのは、こんな「仮定」は間違い
だということに他にらないからだ。

1つの事業で専門的な仕事をこなすことと、その能力を活かし
事業を経営することは、まったく別の問題なのだ。

例えば、、、

長年そば屋で働いてきて、一人前にそばが打てるようになった
としても、そば屋を経営する能力がついたというわけではない。

ということだ。

それにもかかわらず、、、

多くの人たちは会社を経営する、個人事業を経営すといった
「経営」の面を見落としたまま起業に踏み切るのである。

このような流れで、大工や電気工は自営業者となり、美容師
は美容院を開く。

IT技術者はパソコンショップを始め、ミュージシャンは楽器屋
を開く。

彼らは、専門的な知識さえもっていれば、その分野で事業を
始めるのに充分な資格があると信じているのだろう。

しかし、、、

いざ起業してみると、帳簿をつけたり、人を雇ったりと、、、

これまでに経験がないような仕事が次々と湧きだしてきて・・・

たいていの起業者は、予想もしなかった仕事に追われてし
まい、本業に手が回らなくなってしまうのである。



         ◆自由を求めたが・・・

特に、高い専門能力を持つ人にとって、「独立」とは、他人の
ために働くという苦痛からの解放を意味している。

私も、その「苦痛」から抜け出したかったのだ。

       
ただ、教師をやっていた頃からこのようなことを勉強していた
ので、専門分野をあえて仕事にしないで、コンサルタントとし
て経営に携わる道をとることを選択した。

こうして、他人の経営を立て直しながら、自分の場合とリンク
させて、さらに勉強していった。

「もしドラ」でおなじみの、マネジメントの部分である。

ただ、これだけではビジネスが発展していかないことは言う
までもないだろう。

優れたマーケティング戦略を立てる「眼」の部分が育たないと
所詮、文化祭の模擬店の延長で終る。

それにもかかわらず、、、

先ほどの、「仮定」の段階で致命的と言えるほどの勘違いを
しているために、彼らは自由になるどころか、自分で始めた
ビジネスに苦しめられるようになってしまうのである。

 パンを焼く若い女性を見ててごらん
 彼女は焼きたてのパンを売る店を始めた
 そして、、
 あんなに若かったのに、あっというまに
 おばあさんのようになってしまった・・・



          ◆脱出法

こんな絶望的な話をしたのは他ならず、自覚をもってもらい
そのような状態から脱出してもらいたいからだ。

そして、その多くの経営者に、今一度ビジネスを勉強し直し
てもらいたいという願いがある。

経済活動は、1人ではできない。

 「そんなことはわかってる!!」

と言われてしまうかもしれないが、顧客リストすら作ってない
経営者に数多く会ってきたし、例えリストを作っていたとして
も、まったく活かしてない場合がほとんどだ。

起業をしにくい街に住み、その中で勇気をもった選択を無駄に
してはいけないと思う。

ブロガーと言われても、一円の収入もなければただの道楽。

ちょいと辛めだが、、、

ブログというメディアをやってるなら、もっと商売に活かす方法
を考えた方がいいと感じる。

余計なお世話と言われそうだが、、、

読み手に役立つ内容 (コンテンツ) を出すことから始めたら
いいと思う。

脱出したいなら、そこからだ。

個人事業であれば小回りが利く。

会社であれば、融資や自己資金をうまく使えば大きなビジネス
チャンスはたくさんある。

とんでもない不景気のスパイラルは大震災によって加速され
雪崩のように小さなこの国を呑みこんでいくのは時間の問題
だろう。

 「静岡を元気に(^^)v」

なんて、流暢なこと言ってないで、まずは自分が元気になら
なくちゃってときだ。

 「がんばれニッポン\(~o~)/」

は、ひとまず置いといて、まずは本気で自分ががんばらなきゃ
いけないときなんだと思う。


がんばれ、あなた!!
























  


Posted by Evolution Mind at 06:16Comments(4)起業家育成塾

2011年06月12日

あなたの七不思議は?

とても興味深い話を、私のメンターから教えてもらった。

今日は、その話をシェアしたいと思う。



2011.06.12 sun 06:12
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、



     ◆世界の七不思議って?

ある学校でのお話だ。

その日、教師は生徒のグループに、「世界七不思議は何?」
と問いかけ、それをリストアップするように指示をした。

多少の違いはあったものの、生徒たちが出した答えは以下の
リストにあるものがほとんどであった。

 1)エジプトのピラミッド
 2)ペルーのマチュピチュ
 3)アメリカのグランド・キャニオン
 4)パナマ運河
 5)インドのタージ・マハール
 6)バチカン市国のサンピエトロ大聖堂
 7)中国の万里の長城

教師は、生徒からの答えの集計を取っていると、ある一人の
女子生徒が答えを書き終えていないことに気づいた。

 「リストを書くのに困っているの?」

と聞いてみると、彼女は答えた。

 「ええ、少しだけ・・・あまりにたくさんあるので
 なかなか決めることができなかったの・・・」

教師は、、、

 「あなたの答えは何かしら?言ってごらんなさい
 何か助けてあげることができると思うから」

と助言を促す。

すると、、、

彼女は躊躇しながらも、自分のリストを読み始めたのだった。

 「私が思う世界七不思議は、、、

 1) 見ること
 2) 聞くこと
 3) 触ること
 4) 味見すること
 5) 感じること
 6) 笑うこと
 7) そして愛すること・・・     」

教室は・・・
ピンが床に落ちても聞こえてしまうほど、静まり返った。

あまりにシンプル(単純)で、当たり前のことすぎて、普段
見過ごしていることが、生きていく中で本当に晴らしいこと
なのだろう。

       
時々、思い出してみたい。

一番人生で大切なこととは、、、

手で作り上げることでも
誰かに持ってきてもらえるモノでもないのだ。

 「毎日、常になんらかのプレゼントが、あなたのもとに
  もたらされている・・・だから、そのリボンをほどいてみよう」
(そのギフトの中身は、日常、当たり前と見過ごしていることかもだから)

ということだ。

自分たちの人生そのものが不思議なんだと思う。

その不思議を解き明かしていくとことが、成長につながるし
お金儲けにつながるってことだと感じる。

私たちは、ビジネスの世界で生きているのだから、どんどん
お金儲けをしようじゃない!!   


Posted by Evolution Mind at 06:12Comments(2)女と男と人生

2011年06月11日

小さなキッカケ

今のあなたを見つめてみてみよう・・・

「私は何もできないし、何も変えることはできない・・・」

もし、あなたがそう思っていたら、真剣に「この話」を
読んで欲しい。



2011.06.11 sat 06:11
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、



     ◆あるアメリカ少年の話

僕が高校1年生のころ、同じクラスのある男の子が
帰宅しているのを見かけました。

彼の名前はカイル。

たくさんの本を持って歩いているようでした。

僕は心の中でふっと思ったのです。

 「金曜日に、なんであんなたくさんの本を家に
  持ってかえるんだ? 勉強オタクにちがいない」

僕の週末は、予定で詰まっていたので声もかけず
(パーテイー、友人と明日の昼はフットーボールなど)
肩をすくめて、また歩き続けました。

すると、何人かのグループが彼に向かって走っていき
なんと、体当たりしたため本は彼の腕から落ちました。

彼はバランスをくずし、地面にこけてしまったのです。

かけていたメガネが宙に飛んで、およそ10フィートも
離れた草むらに落ちました。

彼が顔を上げたときには、彼の目には悲しそうでした。 

僕は、彼の悲しみを心に感じ取ったので、急いで僕は
彼にかけよりました。 

一生懸命めがねを手探りで探していた彼の目には
涙が浮かんでいました。

僕はメガネを見つけ、彼に渡しながら話しかけました

 「あいつらは、最低だよ
  いい加減にしろって言いたくなるよ・・・」

すると、彼は僕を見て、、、

 「ありがとう!!」

と、大きな笑顔を浮かべて言いました。

それは、本当に感謝を込めたときに見る笑顔でした。



     ◆親友となるキッカケ

彼が本をかき集めるのを手伝い、そして、どこに住んで
いるのかを尋ねると、驚くことに僕の近所だったのです。

なぜ今まで見かけたことが無かったのか尋ねました。

彼は、以前、私立学校に通っていたからだと答えました。

確かに、今まで私立学校に通う人とは全く付き合ったこと
がなかったので、なぜ見かけたことがなかったかの理由が
分かりました。

そして、彼の本を持つのを手伝って、一緒に話をしながら
家へと向かいました。

段々と分かってきたことなのですが、、、

彼は、意外と面白いキャラクターだったのです。

土曜日に友人たちと一緒にフットボールをやらないか
と尋ねたところ、彼の答えはイエスでした。

週末ずっと時間を共にし、カイルのことを知れば知るほど
好きになっていきました。

そして僕の友人たちも同じ気持ちでした。

月曜日の朝。

また、カイルが山積みの本を担いで歩いていました。

彼を呼び止めて、、

 「まったく・・・お前ってやつは、毎日こんなに本を
  担いでいるとかなりの筋肉がつくだろうよ」

彼は笑って、半分の本を僕に渡しました。

   

その後数年間、カイルと僕はベストフレンドになりました。



     ◆気付かなかった自分の行動

高校最後の学年では、カイルは、クラスの卒業生代表に
選ばれました。

僕は、いつも彼のことを、

 「勉強オタク(がり勉)」

とか言って、からかっていました。

そして、彼が卒業のスピーチの準備をしているのを見て

僕が、彼のように人前でスピーチをしなくてよかったと
嬉しく思ったことを今でも覚えています。

卒業の日、カイルを見かけました。

とてもさわやかな顔をしていました。

彼は、高校全体の中で本当に自分が何をやりたいのか
を見つけた数人のうちの一人でした。

実際、メガネがとてもよく似合っていて、僕より女性から
人気があり、デートの申し込みは多かったんです! 

実は、時々思ってました、、、

 「うらやましなぁ・・・」

って。

スピーチの前、、、

彼がちょっと緊張しているのが分かりました。

僕は、カイルの背中を軽くたたき、

 「大丈夫だよ、お前なら!」

と声をかけると、彼はとても感謝した顔を見せました。

そして、あの日と同じ笑顔で

 「ありがとう!!」

と。

その後すぐに、、、

ちょっと咳払いをして、彼のスピーチは始まりました。

 「卒業は、今まで僕たちをずっとサポートしてくれた
  人に感謝を言う時です

  両親、先生、兄弟(姉妹)コーチ、そして何よりも
 友人たちへ・・・

  僕は、この場をかりて言いたいことがあります

  誰かの友人になるということは、その人に対し
  「最高のプレゼント」を渡していることと同じなのだ
 ということです・・・

  あるストーリーをお話します、、」

彼が、僕たちが初めて出会った日のことを話し始めた時に
僕は、「信じられない・・・」 というような表情を浮かべて彼
を見ていました。

なんと、カイルは、、

僕たちが初めて出会った、あのときの週末に・・・

「自殺」を考えていたのです。

母親が後で掃除をしなくてもいいように、自分でロッカーの
掃除をし、、、

だから、あんなにたくさんの本を家に運んでいたんだって
ことを話しました。

彼は、僕のほうをしっかりみて、笑みを浮かべ

 「ラッキーなことに、僕は救われました
  僕の友人が僕の人生を救ってくれたのです」

観衆が少しどよめいたのを耳にしました。

今の彼はどう見ても、ハンサムで人気者の青年なのです。

そんな彼が、このような弱い自分を語っているのですから。

彼のご両親が、僕を見ているのに気づきました。

感謝に満ちた笑顔を僕にくれました。

その時まで、、、

僕はその自分の行動の深さに気付かなかったのです。
(自分がとった行動がカイルに与えた影響のこと)



     ◆全ての人は価値がある

自分の行動のパワーを、けっして最小評価しない方がいい。

どんな小さなことでも、その人の人生を変えることができる。

よかれあしかれ、そのパワーを誰もがもっていると信じれる。
私たち人間が、お互いに影響しあうように命を授かったのだ。

お互いの「存在価値」を見つけあいたいものだ・・・


PS
今、考えなくてはならないことが多い・・・

もちろん、得意分野の考え事ならワクワクしてくるが
不得意だって思ってしまっている分野の考え事には
頭の回転がなかなかについてこない。

ということで、今回の内容は、、、
思い切り 「師匠」の記事をパクッてしまった(-.-)  


Posted by Evolution Mind at 06:11Comments(0)女と男と人生

2011年06月09日

信頼関係を作る達人になる方法

「あるAV女優の話」 という切り口で、『ブログセミナー』 という
聴きなれないセミナーを以前開催した。

開催したといっても、この "eしずおか" のブログ上で、それこそ
頼まれてもいないのに、おせっかい精神でやっただけだ。



2011.06.09 wed 06:09
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、



    ◆「信頼関係を作る達人になる方法」

もしもあなたが、最近、牧野のブログを読み始めたというなら
次のタイトルを上から順番にクリックしていくと、先に紹介した
ブログセミナーを読むことができてしまう。

楽しみながら読んでいただければ幸いと思う。

て言うか、「ぜひ読んで欲しい」っていうのが本音なんだが・・・

あと、明日から、かなり忙しくなる可能性が高いため、ブログの
更新が毎日できるかわからない。

そんな時の、『スキマを使ったお勉強』 って感じで利用してくれ
ると、著者冥利に尽きるというものだ。


 第1話あるAV女優の話
 第2話6つの質問を出した理由
 第3話6つの質問、究極の答え
 第4話お客さんの正体は○○○○
 第5話【最終回】 理解、そして・・・


ほな、ごゆっくりしとくれやす・・・


      




PS.
お願いですが、このブログセミナーのご感想をお聞かせ下さい。

ご感想登録用のフォームを用意いたしました。

下記をクリックして、ぜひ、必要事項をご記入の上、「確定」ボタン
をクリックしてみて下さい。

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よろしく、ご協力おねがいします!!



  


Posted by Evolution Mind at 06:09Comments(0)起業家育成塾

2011年06月08日

もし高校野球の女子マネがドラッカーの・・・

"もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」
を読んだら"                 岩崎夏海 ダイヤモンド社

      

というベストセラーをご存知だと思う。ダイヤモンド社的には一粒
で3度オイシイ作品となった。

コンセプトも、話題性も、世相的にも優れていると感じられるこの
作品なのだが・・・



2011.06.08 wed 06:00
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、



        ◆とても日本的なマネジメント

娯楽的な感覚で読まれた人には関係ないと思うが、ドラッカー氏
の考え方は、基本、「日本人向け」には適している。

 「みんなで一緒に!!」

まず、このようなノリが好きと言うか、得意と言うか、DNAというか、、
とにかく日本人は、こんな感じが好きな考え方なのだ。

もちろん、これが悪いと言っているわけではない。

とても優れたマーケティング理論であることは間違いない。

ただし、、、

もともと、このドラッカー氏の書いた 「マネジメント」 とは、欧米の
個人主義で、ガンガンのし上がってこれる力を持つ一匹オオカミ
野郎たちに対し

 「チームでやると、もっと効率がええぞ」

と、語りかけていると感じられる。

ただ、これを日本人が読むと、、、

 「何かできそう! 誉められてる感じがしていい気分!!」

的な受け止められ方が先行してしまって、本来のメッセージの
対象者である、個人でも充分に力のある 「一匹オオカミ」 が少
ないこの国においては、、、

やはり、娯楽的な要素としてとらえられてしまっている。

ただ、、、

テレビのアニメでも映画でもやるっていうのだから、ドラッカー氏
はAKBの存在を無視できなくなるだろう・・・



      ◆まずは、個人の力量アップが先じゃね?

今の時代のビジネスにおいて、チームやパートナーの存在は
必要不可欠となっているのは言うまでもない。

ただ、「一緒にやろうよ」のお誘いの前に、、、

 「んじゃ、お前さん何ができるんや?」

というところが大きいわけだ。

例えば、何もできない奴に、「一緒に・・・」と言われたとしたら
何て返事をしていいのかってことになる。

 「ワタシゃ○○ができまっせ!」

と、仮に誰かがアピールしてきたとする。

あなただったらどう答える?

 「そんじゃ、その○○で、どれだけ儲けた?」
 「1人で気張ってやってたのはどのくらいの期間?」
 「ようは、どんだけ1人で結果出せたのよ?」

私だったら、こんなふうに尋ねるかもしれない。

力の無い同士でも手に手をとったら、何かスゲーことができる・・・

なんて、あるわけないんよね、こんなこと、まぁ滅多には。

しかし、現実は、、、

特に、「ネイティブ・シズオカン」的な人たちは、こんな感じの
ノリでコラボする人たちが意外と多い。

日本の中学1年生の数学では、ビジネスにとって貴重な概念
を意外にも教えてくれている。

それは、、、

 「マイナス」 + 「マイナス」 = 「もっとマイナス」
 「マイナス」 + 「プ ラ ス」  = 「微妙に0付近」
 「プ ラ ス」  + 「プ ラ ス」  = 「もっとプラス」

という簡単な足し算だ。

もし、今のあなたが、

「マイナス」 + 「マイナス」 = 「もっとマイナス」の状態
に陥っているなら・・・

今のパートナーと別れて、とりあえず 「プラマイ0」 に戻し
自分のビジネススキルをプラスにしてから、パートナーを
探してみることをお勧めする。

簡単に言うと、その人の専門性が発揮できる分野があるって
のはわかる。

ただし、それを売る力・・・

そう、、、

 「ビジネスとして興す力は持ってまっか?」

ということだ。

ちょっとわかりにくいかもしれないが、、、

「職人」自体はプラスだが、「職人」+「職人」となったときは、、、
「マイナス」+「マイナス」の関係に転じてしまうということだ。

個人の力量とは言ったが、、、

絵描きなら、絵を描く力量ではなくて、絵を売る力量の方を
私は重視する。

絵描きが絵がうまいなんてのは、魚屋が魚に詳しいのと同じ
で、最低限のレベルの話だからだ。

そして、静岡人は専門分野の力を持っている人は多いが・・・

「売る力」を持っている人、いわゆる起業家的な要素を持って
いる人材が東京などと比べると、極端に少ない。

ましてや、世界的にみると、東京ですら少ないのだから静岡
には、いないに等しい。

なおかつ、前回までに、、、

 「ネイティブ・シズオカンは起業家になりにくい環境にいる」

ってことを、口すッぱくして言ってきた。

だから、、、

ネイルやりたきゃ、、、
 ネイルの勉強以上にマーケティングを勉強すること
 コピーライティングの1つも書けるようになること

整体で儲けたきゃ、、、
 カラダの勉強以上にマーケティングを勉強すること
 コピーライティングの1つもできるようになること

保険を売りたきゃ、、、
 保険の知識以上にマーケティングを勉強すること
 コピーライティングの1つも書けるようになること

SOHOで稼ぎたきゃ、、、
 その専門知識やスキル以上にマーケティングを勉強して
 まともなコピーライティングの1つも書けるようになること!!

なんだな。

こうやって、自分の力を「マイナス」から「プラス」に転じさせて
いく努力は、「最低限必要」ってことをドラッカー氏は言いたい
と思うのだが・・・

さて、、、

 「あなたはどうでっか?」



    ◆でも、専門分野には力が入るんだけど・・・

そうは言っても、なかなかビジネススキルを磨こうって人が出て
こないってのが現状だ。

なぜかというと、自分の専門分野のスキルアップばかりに時間
とお金と労力をかけているからだ。

 「だって、その方が充実するし仕事やってまっせって感じで・・・」

そりゃそうでしょう・・・

だって自分が好きなことなんだろうから、、、

言ってみりゃ、そいつは、「当たり前田の敦子ちゃん」だ。

      

ただ、多くの人が一生懸命に商売していても、なんでかうまく
いかない原因も、それだ。

 ・商品開発は得意だが、マーケティングは苦手だ、、、
 ・営業は好きなんだけど、経理をやれっていうと下痢が、、、

少なからず、こんな感じの人がかなりの数だろう。

私がそうだから、こう思っているだけかもなのだが・・・

ちなみに、私は経理事務が苦手・・・いや、嫌いだ。

 「あんなもん、何が、どこが面白れ~んだ!?」

というのが正直な気持ちである。

それゆえ、経理がスラスラできる人を尊敬してしまうのだが
決して、「そーゆーようになりたいな!」とは思わない。

しかし、やらなきゃならん時もある。

まずは、自分一人で苦手な部分もこなしたうえで、自分の
得意分野が相手の苦手分野をカバーでき、、、

逆に、

相手の得意分野が、自分の苦手分野をカバーしてくれる関係
が望めたときに、ビジネスとして動きはじめる。

そのようなパートナーが見つかったときに、いい結果がついて
くるんだと痛感する。

そのために、常日頃より高いレベルの人と付き合い、自分の
人間性を磨いていかないと、あなたの足を引っ張るレベルの
お友だちに引っかき回されて疲れまっせということだ。

私は、ウッディ・アレンというアメリカの俳優が好きだ。

彼が、自作の映画 (多分、アニー・ホールだったと思うが・・・)
の中で言ったセリフが大好きなのだが、、、

 『僕は、僕をメンバーとして認めてくれる
  クラブには入りたくないんだ・・・』


たぶん、こんなスピリットを持ったうえで、「オレの本を読め!!」

そーゆーこともドラッカー氏は言いたかったんじゃないかという
ことで、、、


今回は、軽いノリで終ります。


PS
今回は、娘が、「ねぇ、ドラッカーってどーゆー人?」という
質問をしてきたので、それに答える感じで書いたのだが・・・

これじゃ答えにならんか・・・(?_?)  


Posted by Evolution Mind at 06:01Comments(2)起業家育成塾

2011年06月07日

ホントは終ってるよ日本・・・

日本人が貧しくなったと痛感した。

でも、日本にいると分からない・・・

ホリエモンこと堀江貴文氏のメッセージが突き刺さるので、、、
ちょこっと内容をシェアしてみたいと思った。



2011.06.07 tue 06:07
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、



        ◆最近のアジア情報を知ってる?

海外に行くと、「日本人って貧しくなったなぁ・・・」と痛感するって
あるビジネスマンが言っていた。

確かにシンガポールって、今、メチャクチャ活気がある。

例えば、、、

セントーサ島に新しいカジノができたり、「京都吉兆」の料理長の
徳岡邦夫さんプロデュースの 『Kunio Tokuoka』 というお店は
5万円のコース料理を普通に出している。

新しいホテルがバンバン立って、シンガポールの市街地などでは
F1グランプリが毎年開されています。

       
市街地で、あのF1ですからね。

街中に、中国系の人たちが遊んでいて活気もあるし、すごく豊か
な雰囲気がムンムンしてくる。

でも、日本に帰ってきたら、、、

カジノもないし、活気もない。

しょぼくれて・・・ 

みんな焼き肉に行って350円のユッケを食ってる。

「終ってるよね・・・」、みたいな。

みんな、この状況に気づいていない。

例えば、、、

まぁ300円台の食事なんて、当然 怪しい食材を使っている訳だ。

でもさ、若者は給料が上がっていないから、そんなジャンクフード
を、食べて満足している。

デフレの正体がそれだね。

ジャンク化ってのは、アメリカの貧困層のように、日本でも確実に
進んでいる。

ただ、アメリカと違うのは、、、

あの国には、ちゃんと「富裕層」ってのがいるけれど、日本って国の
特徴は、その富裕層を潰しにかかるからね。

でも、文化を作っていくのは「富裕層」なんだな。

彼らには潤沢な金があるから、散財もする。

日本人のように、生活費+α しかない人は散財すらできないでしょ。

さらに、日本の地方もどんどん破壊されていて、、、

国道沿いにはどこにでもあるコンビニであったり、ショッピングセンター
ばかり。

「みんなが一緒に貧しくなってる」、とでも言うのか・・・

本質はその辺りにある。

まさに『清貧』だね、『清貧 (せいひん) 』。

※清貧とは、私欲をすてて行いが正しいために、貧しく生活が質素であること



        ◆今の日本、強いては静岡

「日本が疲弊しようが、パッとしなかろーが、知ったこっちゃないぜ!!」

こんな声が若い連中から聞こえてきそうだ。

今の若い人たちって、良かった時代を知らなかったと思うんだよね。
だから、みんなこの状況に慣れていて、こんなものだと思っている。

慎ましくジャンクフードを食べて、それで生きて行ける可能性が高い。

     
なおかつ、マックを食べてりゃ「節約」だってできてしまう。

その代わり、日本経済の収縮も加速させるのは仕方ない。

残念ながら、今後もそれは避けられない気がする・・・

ただ、、、

下がってきたら、次は上がると思う。

これって株価と一緒だから、必ずどこかのタイミングで上がる。

これは、堀江氏が中国で働いている友人から聞いた話だそうだが、、

あと5年で北京市のホワイトカラーの平均年収が、青森県民の平均
年収を抜くらしい。

日本の地方と、北京の年収が逆転する現象がやってくる。

まあ、「東京」を逆転するのは時間がかかるでしょうが・・・

でも、グローバル化というのは平準化ですから、当然勢いのある所
は、平均年収が上がっていく。

でも、これは昔に戻るということだ。

中国は歴史的に東アジアの覇者であって、日本は中国に富みで比
べたら、ゴミみたいなものだった訳だ。

20年前、、、

中国の沿岸部、そして内陸部へ生産拠点が移って行った。

コスト高くなったから、東南アジアへ。

ベトナム、タイがどんどん開発されて、、、

その後というと、、カンボジアやミャンマーに移って、それが今度は
バングラデシュへ。

当然、日本国内は産業がどんどん空洞化していって、更にその上
派遣社員も解雇できなくなってしまった。

 「工場を日本に作るのはバカバカしい」

ってみんな思ってる。

その上、東日本大震災が起こった。

日本って国は、リスクは高いし給料も高い、社員をクビにもできない。

これじゃ、企業も海外移転を進めるしかないよね。

これまではサプライチェーンの問題もあって、複数の部品を統合して
ひとつの製品ができていた。

※何のことか意味がわからなくても、とりあえず読み進めて欲しいが・・・

全てを一緒に移転しないと、それまでと同じクオリティの製品が作れ
なかったのだ。

でも、これをきっかけに全てを移転するという動きが、おそらくは出て
くると思う。

あの「P&G」も、神戸を撤退して、アジアの本拠地をシンガポールに
移したように、どんどん日本が、「空洞化」していってるのだ。

シンガポール・・・ 確かに今、とっても元気だ。

       

すると、ますます静岡のような地方は疲弊して、年収も下がる

現在は、「最低賃金」が設定されているけれど、、、

それをいつまで維持できるのか・・・?

今や、どんなシナリオで財政破綻するのか、誰も予測できない・・・



        ◆遠い国の話じゃないんです

たぶん、国家的にキツクなってどうしようもない所に行きつくだろう。

でも破綻すれば、デフォルトした会社みたいなもので、コストが安く
なるだろうし、、、

 「まだ日本って安いわりに、教育水準が高い労働力を
  使えるよね、まあ、バングラデシュよりいいんじゃない」

って話になるかもしれない。

それが20年か、30年後か分からないけれど、また戻ってくるんじゃ
ないかなとも思える。

その間、、、

ポートフォリオをどこに組んで行くのか、経済人としての自分はそれ
を考えればいい訳で、正直日本が疲弊しようが、知ったこっちゃない
んだなオレは。

ポートフォリオ・・・自らの資産を複数の金融商品に分散投資すること
           または、その投資した金融商品の組み合わせをさす


・・・・・・・・・・

堀江氏は、、、

ちゃんと、自分のビジネスから、何もしなくても収入が上がってくる
「仕組み」を考えられる人だから言えるのかもしれない。

ただ、こういった現象を1人ひとりが真剣に受け取っていかないと

人間って、、、

なぜか、「自分だけは大丈夫」的幻想を、本気で信じてしまう傾向が
あるので、あとあと厄介になる。


と言うことで、大丈夫か、ネイティブ・シズオカン!?
  


Posted by Evolution Mind at 06:07Comments(2)起業家育成塾

2011年06月06日

静岡では成功しない理由

「起業家育成塾」というカテゴリーで毎日記事を更新しているが
どうも、反応が悪い。

ということは、起業家志望者が少ないとも言える。

別に、人気ブログを目指しているわけではないのでいいのだが
マーケターとして、ある仮説を思いついたのだ。



2011.06.06 mon 06:06
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、



          ◆恥をかけない環境

「失敗は成功の母」とよく言われるが、本気でそう思っている人は
いったいどれだけいるのだろうか?

例えば、、、

ビジネスで成功しようと思ったら、こちらからのオファー (申し出) を
断られたりすることは避けられない。

よくあるのが、ネットワーク・ビジネスに誘われたけど、何だか怖くて
断りたいのだが、誘ってきた相手が知り合いだったり、友だちだった
りで断りづらい・・・

逆に、、

とても優れているビジネスモデルだと思ってネットワーク・ビジネスに
加入したはいいが、先輩のディストリビューターから、、、

 「地元に住んでるなら友だちや知り合いが多いでしょ、声かけて!!」

などと言われて、いざ声をかけようと思っても、それまでの人間関係
がこわれたり、陰で変な噂をたてられたりしないかと心配になって・・・

結局、誰にも何も言えずに・・・

 「私ってやっぱり、こういうビジネスって向いてないんだ・・・」

と落ち込んでしまう。

ようは、成功しようと思ったら、「断られることを恐れる気持ちを克服
する方法」 を学ぶ必要があるのだ。

さらに、、、

それと同時に、人からどう思われるかを心配したり 気にしたりする
のをやめなくてはいけないのだ。

この静岡県は、どうだろう?

どちらかと言えば田舎なのか? 都会に近いのか?

                   
ハッキリしているのは、東京23区よりは「カナリ田舎」だ。

静岡と東京の違いは、、、

 『人と違うことをしたら友だちに何ていわれるか心配だ・・・』

・・・ただ、これだけの理由で尻込みしてしまう人の数の違いだと思う。



私も以前、そうだったからわかる。

特に、教師なんてやってたとき、道を歩くのにも人が見ていないかを
気にしてしまって、別に悪いことはしてないのにビクビクしていた。

極端に言って、もっと小さな町なら、、、

 ・誰が何をしているか
 ・どんな仕事についたのか
 ・誰がどこの学校に行ったのか

そんなことまで、周囲のみんなが知っている状況なのだ。

さらには、、、

誰かがやりはじめたことを、別の誰かが気に入らないとなれば・・・
そのことはすぐに町中に知れ渡り、みんなが首をつっこんできそうだ。

だから、「起業して云々・・・」などは、この静岡という土地においては
難しい、、、

いや、起業家もいる。

しかし、狭い世界で申し訳ないが、私の知り合いの起業家は、出身
が県外の方ばかりだ。

また、、、

「公務員」になることが一種のステイタスのような我が藤枝市などで
「私はビジネスオーナーです」 という自己紹介をしたならば・・・

それこそ、物陰に隠れられて、隙間から指をさされそうで怖い・・・



          ◆静岡と東京の違い

静岡市は、「大道芸ワールドカップ」が毎年開催されるくらい、路上の
パフォーマーが多い街なのだそうだ。

実際に、静岡市内で活躍している大道芸人の友だちがそう言っていた。
日本で一番大道芸が盛んだといっても大袈裟ではないとも言っていた。

しかし、、、

静岡で活躍している路上パフォーマーの多くは、「静岡県以外」の人が
なぜか多いんだ、とも言っていた。

この原因も、なんとなく察しがつく。

私は、都会と言えば若い頃、5年間東京に住んでいた。

だから、東京にはそこそこ詳しかったが、今思い出してみると、、、

一番印象的だったことは、「知り合いに合わない」という安心感だった。

 ・静岡とは比べものにならないくらいの人の数・・・
 ・あれだけたくさん人がいるにかかわらず、誰も私を気にも留めない・・・

大勢の中の「孤独感」は、誰にも束縛されない、「快感」だった

 ・思いきったことをするために、上京したい・・・
 ・ひと旗あげるために (もう言わないか??)、上京したい・・・

これは、単に東京に様々なビジネスが集中しているという意味だけで
なく、恥をかいても恥ずかしくない環境だから、何事も 思いきりできる
という要素が強いと思える。

東京も、ニューヨークも、もともとの原住民でない人たちで構成されて
いる街だ。

同じアパートに住んでいる人を、1年たっても見たことがないなんて
ことは、日常茶飯事だった。

アメリカは起業家大国だ。

アメリカ合衆国自体、ネイティブが少ない国だし、移民者の国なので
思いきったビジネスができる。

考え、職種、身なり、生活の全てにおいて、まさに人目を気にする
人間の方が、「バカみたい」 的な雰囲気がする、、、

それが、「都会」なのだ。

そういった観点で、「しぞーか」を観ると・・・

やはり、「ネイティブシズオカン」が、起業家として育っていく環境では
ないのかもしれない。

 何かを生み出していく街・・・ ≪都会≫

 何かを守っていく街・・・ ≪しぞーか≫

この静岡の体質は、一個人の想いではどうにもならないかもしれない。

かもしれないが、あえて言わせていただく、、、

 「他人が私のことをどう思っているか、なんてどうでもいい
  一番大切なのは、私が自分のことをどう思っているかだ」


23年間、私が学校で教師をやっていたときに、もう一人の自分が一番
心配してくれたのが・・・

 ・恥をかくことや、恥ずかしいと思うことへの恐怖心・・・
 ・こんなことしたら人からどう見られるかという恐怖心・・・
 ・周りから立派に見られたい、見られなきゃという虚栄心・・・
 ・人から認められないとどうしようといった恐怖心・・・

これらに囚われ、そこから抜けだせない、「静岡」という環境にいること
だったのだ。

その時はわからなかった。

ただ、今こうして歩み始めてみると、、、

多くの静岡の人間が、その目に見えない恐怖で 「自分の可能性」を
感じながらも失っていくのが見えてしまう・・・



          ◆Evolution Mind

真に進化したマインドを持つこと以外に、この静岡にどっぷり浸かって
きた人が、経済的自由を手にすることは難しい。

現在、私は、「経済的自由」を手に入れるためのプロジェクトに本格的
に入った。

ということで、このブログも、いつまで続けられるかは正直わからない。

本当に、いつまで続けられるかわからないが、、、

ただ、私が、「Evolution Mind」を唱えている限り、起業家のスピリット
は伝えていきたいと思っている。

カッコつけるのではないが、、、

今はそれが、自分の 「使命」 だと本当に思える。


では・・・







  


Posted by Evolution Mind at 06:06Comments(2)起業家育成塾

2011年06月05日

起業家と公務員の違い

今回の東日本大震災のとき、多くの方々が1週間くらいは仕事に
ならなかったと思う。

私も、1週間くらいは何も手を付けることができなかったのだ。

そのときに、ある人が興味深い話をしていたので紹介しようと思う。



2011.06.05 sun 06:05
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、



          ◆あなたはどう思う?

3.11から一週間たった日、某所での会話・・・

・・・・・・・・・・

「公務員はさぁ、1週間の待機が出ても給料は保証されてるよね

 まあ、サラリーマンも保証されてるのは同じだけど・・・
 サラリーマンの場合は、会社の利益と給料が直結するからね

 会社が1週間動かず収入がなければ、給料は保証されていて
 も、それは一時的なもので永続的ではないよな、、

 でもまあ、一番苦しいのは個人の起業家だよね、、、
 なぜって、1週間何もなければ基本的に収入は何もないじゃん」

・・・・・・・・・・

さて、、、

こんな話を聴いてしまったとき、あなたの心の中にどんな感情が
正直、生まれてきただろうか?

あなたがもし・・・

 「公務員って一番いいな、まぁサラリーマンもいい方だな」

と思ったら、

 「あなたは成功する起業家マインドを持っていないのでは・・・」

と私は思う・・・、というか 「ない!!」 と断言できる。

成功する起業家マインドとは、、、

 「苦しい状態であればあるほど成長できる!」

と真剣に思えるマインドだからだ。

ようは、、、

ぬるま湯にいるのではなく、熱い湯の中にいることあえてを好む
という、一見変なヤツに見えるのが起業家なのである。

        
成功する起業家は間違いなく「成功は成長の果実」であることを
意識しているのだ。

だから、自分をトコトン成長できる環境にあえ置くわけ。

この考え方は、、、

世間一般の常識とは逆になるだろう。

楽なほど、「ヤバイぜ・・・」と感じ、
辛けりゃ辛いほど、「最高のチャンス!!」と考えるのだ。

ある意味、これもM様か・・・

でもまあ、だから私は起業家が好きなのだ。

ここで言う 「起業家」とは、単なる個人事業主、自営業の人を
 指してるのではなく、ビジネスオーナーを実践している人、又は
 成功しているインベスターを指す



          ◆一度の人生をどう生きるか?

あなたが、だらだらと過ごしてしまった1日も、「1日」。

朝早くから夜遅くまで、死に物狂いで一所懸命クタクタになるまで
生きる1日も、同じ「1日」なんだな。

で、不思議なことに起業家とは、、、

その日完全燃焼した身体も、面白いことに一晩寝ると疲れが取れ
リフレッシュして、昨日の疲れを引きずらない。

 「よっしゃ~、また新たな1日が始まるぞ!」

って、朝一番に思える。

私がサラリーマン時代、正直そんなふうに思えたり、前日の疲れ
を引きずらないなんて、あり得ないことだった。

もし、充実した人生を生きたいと思ったら、、、

1日1日をダラダラ過ごさずに、「完全燃焼」したいものだ。

1日1日の積み重ねが人生であり、1日の完全燃焼の繰り返しが
「完全燃焼の人生」になるのだから。

「教師」というサラリーマン時代、、、

確かに嫌なことばかりではなかったが、日々、完全燃焼していたか
というと、疲れやストレスでエネルギッシュになれず、タバコを吸い
酒を毎日飲み・・・

とても今のような状態ではなく、それこそ自然とため息が出てきて
しまう生活だった。

さて、、、

たった一度の人生を、あなたはどう生きたい?



          ◆「最短距離思考」

成功する起業家は、いくら儲かるかよりも、どれくらい成長するかに
とても関心があると思う。

    
ここでは、私の師匠の本に書いてあった、「最短距離思考」をお伝え
したいと思う。

まず、公務員やサラリーマンと起業家の違いは何か言うと・・・

公務員やサラリーマンは、「時間」に一番の焦点が当たっているが
起業家は、「効果や結果」に一番の焦点が当てられている。

私がサラリーマンのときのことだ、、、

その日は夜に用事があったので、日中に誰より早く仕事を片付け
定時に帰ろうとしたとき・・・

なぜか帰りにくい雰囲気を感じたことがあった。

ようは、一生懸命働くより、長く働くほうが周りの評価がいいのだ。

つまり、私の勤務校では効果的に働くよりも、長く働くほうが評価
が良かったということだ。

もちろん、こういう性格なのでそんな雰囲気を屁とも思わず・・・

 「お先、お疲れ~っス」

と言って帰ったのだか、、、

誰も返事を返してこなかったのは、言うまでもないだろう。

ということで、、、

これから、「最短距離思考」についてお話したい。

私は、「会社のスタッフ全員が起業家マインドを持つべきである」
という考えを持っている。

起業家マインドとは、「経営者マインド」でもあるからだ。

経営者は、「時間はコストである」という考えを持っている。

では、、、

白い紙に、縦軸と横軸の線をひいてみよう。

縦軸に、「効果が出る」 と 「効果が出ない」
横軸に「時間をかける」 と 「時間をかけない」

このように取ると、4つのマトリクスができる。

つまり、、、

 1.効果が出て、時間をかける
 2.効果が出て、時間をかけない
 3.効果が出ずに、時間をかける
 4.効果が出ずに、時間をかけない

この4つになるのだ。

1の 「効果が出て、時間をかける」 と
4の 「効果が出ずに、時間をかけない」 は

ある意味、当たり前だ。

問題は、「効果が出ずに、時間をかける」 というマトリスクなのだ。

これを私は、「サラリーマン思考」と呼んでいる。

そして、、、

2の、「効果が出て時間をかけない」 思考が、「最短距離思考」
であり、これを、「成功する起業家マインド」と言うのだ。



          ◆もう1つの起業家マインド

どうすればなるべく時間をかけずに、最大の効果を上げることが
できるのだろうか?

本来、これが 「健全」 で 「当たり前」 の思考だとは思うのだが、、、

サラリーマン時代は、本当にダラダラ時間を過ごしていたと思う。

だから、と言っては何だが、、、

まあいい、せっかくなのでハッキリ言わしてもらおう。

「起業家はサラリーマンに比べて、結果を出すのも成長も早い」

ということだ。

お金の使い方もサラリーマンと経営者は全く違う。

例えば、、、

経営者は、なるべく無駄なお金は使いたくないに決まってる。
それは、収入と支出の差が利益であることを知っているからだ。

しかし、私がサラリーマンのころは、細かいようだが文房具など
かなりぜいたくに使っていたように思える。

今、私は経営者として経費を気にしている。

プリントで裏紙を使ったり、泊まるホテルも機能的であるのなら
そんなに高いホテルには泊まらない。

なるべく費用をかけずに、利益を上げようと考えているわけだ。

もちろん、「活き金」は使う。

これは、リターンが見込める 「投資」 であるなら、それを惜しみ
もなく使う傾向があるってことだ。

しかし、、、

その半面、「浪費」を極端に嫌う。

これが、もう一つの起業家マインドなのだ。



          ◆さらにもう1つ・・・

ある会社の新人のスタッフが、コピーを間違えて150枚くらい余分
に取ってしまったことがあった。

私はそばにいたのだが、あまり良い気持ちはしなかった。

もちろん、言葉に出して言わなかったが、心の中では、、、

 「まったくよ、気をつけろよな!!」

と思って見ていたのだ。

そのとき、先輩のスタッフが何と言ったと思う?

彼女は・・・

 「○○さん、気にしなくて大丈夫よ、私なんかしょっちゅうだから!」

と言ったのだ。

もちろん、新人スタッフを気遣う言葉だと思ったが・・・

 「んー・・・・・・」

私の複雑な気持ちを、理解できるかなぁ・・・?

スタッフはある意味、固定の給料なので、コピーを間違えて取った
としても給料が減らされるわけではないので、気にならないのだ。

確かにこれは、1つの小さなこと。

小さなことなのだけど・・・

その小さな1つのことが積み重なると、非常に大きな違いになる。

ようは、、、

 「常にどのようなマインドで仕事に取り組んでいるか?」

の現れであり、その現れの「質」が、その人間の収入に直結する

・・・・・・・・・・

成功する起業家のマインドとは、、、

非常に優れた、「お金の使い方」ができる人だと思う。

人は、どのようにお金を儲けるかよりも、どのようにお金を使うか!
と言った人がいるが、私も同感である。

お金の使い方に、人格まで出るんだから・・・


ちょっと長くなったかな・・・


んじゃ・・・
  


Posted by Evolution Mind at 06:05Comments(3)起業家育成塾

2011年06月04日

普通で平均的な物語

「普通」、「平均」、これらは、日本人がよく好んで使う言葉である。

とりあえず、普通の平均的な教育をうけたAという日本人の人生を
お金の面からとらえてみたストーリーを紹介したいと思う。



2011.06.04 sat 06:36
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、



          ◆学校を出てからのA

ある若者Aは、無事に学校を卒業して、なんとか仕事をみつけた。

初めは自宅から職場に通勤していたので、3年間勤め続けたAは
ある程度のお金が自由に使えるようになっていた。

会社勤め4年目の春、、、

Aは親元を離れアパートを借り、テレビ、新しい服や家具を購入し
とうとう念願の車を手に入れた。

そして、月々の支払いの請求書が毎月送られてくるようになった。

ある日、Aは偶然1人の異性と出会う。

2人は、たちまち恋に落ちた・・・

そして、一年後に結婚。

式や披露宴は資金がなくて開いてはいないが、婚姻届を役所に
2人で提出しに行き、幸せいっぱいの生活が始まった。

2人で暮らしはじめる、、、

2人で暮らすから、大幅に生活費をカットできるし経済的だ。

さらに、お互い働いているので、収入の道が2つもできたわけだ。
なおかつ、家賃は一軒分で済む。

若いカップルは、近い将来の 「夢のマイホーム購入」 のために
少しずつ貯金をし始めたのであった。



          ◆結婚数年後のA

2人はある日、車で隣の町を通りかかったとき、いつも話をして
いたような、「理想の家」を見つけてしまった。

     
そして、運命が引きあわせたように、その家には【売り出し中】
の表示がしてあった。

すぐにアパートに帰り、2人は目を見つめあって頷き合った。

 「すぐに貯金をおろして、頭金にして買おう!!」

借入金は大きくなるが、この物件を見逃したら後悔すると2人は
思ったのだ。

購入。

すぐに、住宅ローンの返済が始まった。

新しい家には、新しい家具が必要だし、どうしても入れたい・・・

そこで2人は、、、

「頭金なし、月々の支払いも楽!!」 という、魔法の宣伝文句を
かがげている家具屋に出かけていった。



          ◆新居での生活が始まった

「人生って素晴らしい!!」

こんな言葉が思わず出てくるくらい、新居は居心地がよかった。

さらに2人は、新しい家や車、家具やその他いろいろなモノを披露
するために、友人たちを招いてホームパーティーを開いた。

ただ・・・

その時2人は、一生かかって返済しなければならない借金を抱え
ている状態であるわけだ。

で、もうすぐ子どもが生まれる、、、

そしてその前に、まだしていなかった「披露宴」を、どうしてもやって
おきたいのだ。

こうして、新居での賑やかな・・・生活がスタートした。



          ◆さらに数年後・・・

普通の平均的な教育を受けてきたこの労働意欲にあふれる夫婦は
保育園に子どもを預けたあと、息つくひまもなく仕事場へと向かう。

この2人には、安定した収入が絶対的に必要だ。

なぜなら、このような夫婦は、3ヶ月間失業状態が続いたら、「破産」
するしかないからだ。

そしてこう言う・・・

「仕事を辞めるわけにはいかない、ローンの支払が今月もあるから」

・・・・・・・・・・

この後、この夫婦には子どもがさらにでき、当然ある期間は一馬力
の労働力で、さらに教育費もかかってくる。

幸せだった家庭が、それを感じることが許されないような状況に追い
込まれていく・・・

思わずつぶやいたのは、、、

 「毎日12時間も働いて、私はいったい何を得る?
  やっと1日過ぎたけど、借金だけは増えてる・・・
  神様、仏様、まだまだ私を連れて行かないでよ
  この魂は、借金まみれでがんじがらめだから・・・」

・・・・・・・・・・



          ◆なぜこうなるのか?

この話は、特別な不幸物語ではない。

もちろんケースは違うけど、これと似たような境遇の人は結構いると
思われる。

私は、このような人たちを、「悪い」とか、「間違っている」などと 言う
つもりはサラサラない。

ただ、この2人は家庭や学校でうけたアドバイスに従って生きてきた
と思うし、多くの人たちはこの2人と似たり寄ったりの選択をしている
のではと感じる。

私もそうであったのだが、、、

多くの日本人は、ごく幼いころから経済的な安定を、仕事の安定・・・
いやむしろ、安定している会社に勤めることとしてとらえている。

そして、、、

成長してく過程でも、たいていの人は家や学校で、「お金」について
ほとんど教えてもらっていないのだ。

だから当然、経済的に自由な生活を求めることなく、安定した仕事
を持つことに執着している。

今回紹介したAの例は、まさにその典型といえるだろう。

学校で習ったり、親が教えてくれることと言ったら、、、

会社に就職するか、独立できる資格をとって開業していくことくらい
じゃないかと思う。

言い換えれば、、、

サラリーマンか、個人事業主のどちらか2つに1つの選択を迫られ
る人生を送ることになるのである。

果たして選択は、この2つだけだったのか?

ここに、今回の話のA夫婦が陥った、「ワナ」が隠されている。

なぜこうなってしまったのか?

それは・・・

選択肢は、「まだあと2つも残っていた」ということを知らなかった
からだ。

そして、その残りの2つり選択肢こそが、、、

金の玉子を生むガチョウなのである。


じゃあ、その2つの選択肢とは・・・??








  


Posted by Evolution Mind at 06:39Comments(0)起業家育成塾

2011年06月03日

頼ってはダメなものとは?

多くの人が、「今の生活は楽じゃないよ・・・」 と言っている。

「景気が悪いところに、大震災や原発事故の影響もあって・・・」

など、どこからともなく毎日耳に聞えてくるのだから、多分、相当な
数の人が同じ思いをしているように感じられる。



2011.06.03 fri 06:03
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、



        ◆いつしか馴染んでいませんか?

・安い賃金で額に汗して働いて、「苦しい」「大変」を口ぐせにしてる人。

・リストラされて働き口がなく、ハローワークでパソコンの画面を笑顔
 ひとつ浮かべることなく無表情で見つめる人。

・震災の影響で、国家公務員の給料が減らされ、今度は地方公務員
 に影響がでるのではとおびえている人。

・今は、民主党を与党から降ろしたり、K総理のふがいなさをグチグチ
 言うより、やらなきゃならねぇことがあんだろ!! と憤慨する人。

・モテないし、貧乏だし、ヒマないし、でもなぜかメタボなんだよって人。

どう見てもいいのだが、今の世の中、こんな人で溢れかえっている。

        

つまり、、、

現在日本国民の多くは、近代史上、稀 (まれ) に見る状態にいる。

もう少し掘り下げると、、、

日本人が、これだけ同じ想いと同じ方向を見ているなんてことは
70年代の石油ショックもかすむくらい、戦後、今までにないこと
なのだ。

ようは、

・国民みんなで、「ガマン」している。
・となりの人と、「苦痛」に耐えている。
・ひたすら政府を頼って、「辛抱」している。

特にバブル世代以降の日本人は、「氷河期」を生きてきているので
現代、それもここから起こる、「超窮屈になるだろう時代」に対しても
いつしか馴染んでしまうような気がしてならない。

ただ、一部の起業家は、、、

これを、歴史上稀に見る、「千載一遇のチャンス」とみている。

もちろん、私もその1人だ。

その意味を知りたければ教えてもいいが、語ると少し長くなるので
ここでは、ヒントとなる2つのキーワードだけを記しておく。

1つ目・・・「大衆は常に間違う」

2つ目・・・「みんなが右を見てるとき、左は誰も見ていない」

お察しあれ。



        ◆マゾにはマゾの理由がある

私の自論なので、聞き流してくれてもいいが、、、

 「国や政府が何とかしてくれるはずだ・・・」

こんな妄想を持つこと自体、「私はマゾです」と宣言していると同じ
であって、、、

「何の頼りにもならない」 なんていう前に、「頼りにしてはダメ」
という考えを脳みそに落とし込まなくてはならない。

ただ、、、

国や政府の対応を批判している人も、国や政府を頼りにしている。
て言うか、頼ってるからこそ、「しっかりしてくれ」と怒ってるのだ。

で、それら多くの人たちって結局は、、、

 「お上を信じないと罰があたるよ、怖いよ、食べられないよ」

という国家あげての怪しい新興宗教なみのマインドを、戦後も巧みに
刷り込まれてしまってきたのだ。

ようは、、、

「あなたの為だよ」 と言いながら、その国民である あなたをムチで
ひっぱたいてきたお上の言いなりになって・・・

「ギャー」っと悲鳴を上げながら、それでも 国や政府 の言いなりに
なってしまっている。

まあ、それはそれで選択は自由なのだが・・・

ただ、ここ数年前から、、、

 「これってなんか変じゃね??」

って声をあげる人がポコポコ、数はそんなに多くはないが出はじめて
きたのだ。

例えば、東北地方で大震災が起きたとき、、、

個人の資産から100億出せる人間も出てきたので、多くのマゾたちは
震災とは別の意味で、「ビックリ仰天」した。



        ◆日本の政治の特徴

私は正直、政治にはあまり興味がない。

というか、(選挙にはいくが) 勝手にやってろって感じだ。

なぜかというと、、、

すぐ隣に自分よりも豊かな人がいると不幸だけれど、みんな同水準で
貧しいと、そんなに不幸だとは思わないだろうって感じにしておく


これが、大宝律令から脈々と続くこの国の政治の姿なのだ。

結局、与党がどこになっても、、、

日本と言う国の政府が目指しているのは、そんな生活なんだと思う。

正義の旗を振りかざして、「節電」をうったえたら、倒産する企業がある
ってことに対しては・・・

 「痛みをこらえて欲しい・・・」

マゾになれって、お上が言うので仕方なし、、、

ってわけにはいかないでしょーよ!!

だから、≪自分の生活は自分で守る≫という大原則を放棄しないで・・・

 「お上に頼るのはもうそろそろ終りにしない?」

ってメッセージが、この記事の言わんとしているエッセンスである。

ホントに政治は私にとってどうでもいいんだ。

日本がショボけりゃ、海外に住めばいいんだから。
(そういう選択ができないのは、単に日本人は英語が苦手だからという理由だけだ)



        ◆偉そうに言ってはいますが・・・

スミマセン、かく言う私も数年前までは、、、

「ははぁ~、お代官様・・・」と言って生きていたんだよね、これが・・・

で、俺の娘たちは、お代官様がきっと守ってくれるに違いないんだから
お上の機嫌を損ねちゃいけないんだ!!

という幻想を、「これっぽっちも疑わずに生きてきた組」だったわけだ。

・・・マゾだ。

完全なるM様状態で、それを善しとしてきてしまった。

本来、自分がとらなきゃいけない「責任」を、他人というか、自分以外の
力に任せるなんておかしいんだと思う。

時が無政府状態の原始時代だったら、全ての状況から家族を守るのは
その個人の責任であって、その個人の力の有る無しであったはず。

人間の本能は、今でもそんな状況を仮定した上で成り立っている。

 「満員電車になぜ乗るの?」

イヤなら乗らなきゃいい。

その電車に乗らない方法は、これを読んでいるあなたには、必ずある。

痛みとキズが、当たり前に、快感になる前に、、、

こんな、どんな奴が書いているかわからんブログから何かを感じて・・・

そう、、、

一歩、勇気を出して、今までにとらわれずに生きて欲しいんだ。


脱マゾ・・・!!



PS
起業家育成塾というテーマで書いています。
私は、政治や宗教には、一切関わりないことをお知らせしておきます。
  


Posted by Evolution Mind at 06:03Comments(0)起業家育成塾

2011年06月02日

一緒にやらない!? の前に・・・

1つの事業に挑戦しやってみたことがある人はわかると思うが
ビジネスは、決して1人で成り立つものではない。

多くの人は、ビジネスの発展性を考えて、他の資源を持つ人と
パートナーを組んで、共同での事業を立ち上げようとする。

このこと自体は問題ない。

問題はないのだが、、ただ、問題は起こる・・・



2011.06.02 tue 06:02
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、



          ◆一緒にやろう!!

他のスキルをもった人とパートナーを組むのは、いろいろな
点で大きなメリットがある。

すでに、わかっていると思うが、、、

自分のアイデアと他の人のアイデアを組み合わせてみると
自分だけでは成しえない形が見えてくるからだ。

       

最もその効果が大きいのは、、、

両者のアイデアが、お互いに補い合う関係にあるときだ。

法人の場合でも、既存のビジネスを買い取ったり、立て直し
たりする時に、パートナー同士のスキルや知識が補い合う
関係にあると、かなり大きな力を発揮するだろう。

ただし、気をつけなくてはいけないこともある・・・



          ◆自分のメリット

誰かと共同でビジネスを作っていくときに、忘れてはならない
とても大切なことがある。

それは、私たちは 「人間だ」 ということだ。

これだけでは抽象的なので、少々言いにくいが、本音を語る
としよう。

他の人と組みたいという場合、胸に手を当てて考えて欲しい。

 「自分は、自分のメリットだけを考えていないだろうか?」

と。

ほとんどの人から、、、

 「もちろん自分にメリットはあるが、相手にもメリットはあるし
  それはお互いが確認済だから・・・」

というような答えが返ってくると思う。

しかしだ、

自分が一生懸命働いたにも関わらず、相手の方が多めに収入
が入った場合に、あなたは納得するだろうか?

もっというと、相手より頑張ったつもりのあなたが、同額の収入
を手にしたとき、感情が動かされないでいられるだろうか?

スキルや知識に「価値」をつけられない限り、人は自分の努力
の量や、かけた時間に対して報酬を得ようとしてしまう。

ここでつまずく。

起業家は、結果だ。

例え、かけた時間が10分間でも 結果が出せればそれでいい。
努力などしなくても、結果を出せればそれでいいのである。

だから、サラリーマンのマインドから抜け出せないうちは、失敗
の連続を味わうことになる。

残酷でもなんでもない、当然のことだ。

さらに、、、

人間とは、エゴの塊である。

ここを今さら、どうのこうの言ってみても始まらないのだ。

私のブログのタイトルではないが、だからこそ「進化した心」を
いつも追求していかなくてはならない。



          ◆パートナーを選ぶ

個人事業を営む人が、パートナーと何か事業を興そうとするとき
現在、双方が充分に資金が潤っている場合などは稀である。

平たく言うと、、、

儲かっていないから、誰かと組みたいのである。

この時点で、自分のメリットが、「自分の行動の動機」であるの
にも関わらず、相手のメリットも考えているフリをしてしまってい
たのが、以前の私だ。

先ほどもキツイことを言ったが、、、

サラリーマンのマインドから抜け出せず、起業家のマインドを
持てないがために 「結果」 を出せない同士が、一緒に何かに
取り組んだとしても・・・

自分の、「エゴ」をコントロールできずに、ちょっとと言うか、、、
かなり辛い思いをすることが多いのだ。

つまり、どんなに話し合いでは、「キレイ事」を並べて形を整え
ても、根本的な心の底で「自律・自立」ができていないと、正直
依存し合う関係を、オブラートでつつむようにならざるを得ない。

どんな形であれ、ビジネスを立ち上げるには「始動のパワー」
が必要だ。

始動時にかかるパワーは、経済的にもリスクを負う。

喫茶店や、飲み屋などで、ビジネスの話で盛り上がっている
人たちを見かけるが、、、

本当に動き始めることができるのは・・・

本人も、パートナーも、「インディペンデント (真の独立) 」した
同士であろう。

       

もし、このブログを読むあなたが、パートナーと組んだビジネス
を考えているなら、3つの方法を提案したい。

1つ目は、、、

パートナーと組む前に、大きくなくてもいいから、パートナーが
納得するような、「経済的結果」を出すことだ。

2つ目は、、、

あなたが、なかなか結果が出せないというのなら、経済的な
結果を出せている人にパートナーとして申し出て、徹底的に
相手のサポートをする立場に徹することだ。

その際、自分の儲けだとか、取り分だとかは全てパートナー
に委ねる覚悟で臨み、明けても暮れてもパートナーの成功の
ためのみ働く覚悟をすることだと思う。

最後、3つ目だが・・・

あなたもパートナーも、自分が現在どれだけの売り上げを出し
利益はどのくらいあるかを言えないのなら、、、

「将来こんなふうに一緒にできたらいいね」と、将来の話だけで
終っておくことだ。

砂上の楼閣をいくら立派にしようと思っても、所詮無理なことは
いくらやっても無理なのだから。



          ◆そうであっても

ただし、パートナーシップを組むことは、無限の可能性があり
最終的には、そのような取り組みを勧めたい。

アイデアはどこにでも、誰にでもあるので、素晴らしい組合せ
は、それこそ星の数だ。

言いたいことは、、、

今の自分が、誰かと何かをする前に、、、

パートナーシップを組むに値するマインドができているかどうか
見つめ直す必要があると思う。

うまくいかない原因は、自分に対して甘いってことなのだ。

これを言ってしまうと、私自身が苦しくなるくらい、辛い思いを
いっぱいしてきたので、安易にジョイントすることは避けている。

以前にもくどいくらい言ったが、、、

 「まずは自分から与える」

このマインドが持てない人間と仕事をすると、人間不信に陥る。

さらに、、、

あなたが相手からのご利益を待っていると、人間関係は最悪
になるだろう。



          ◆じゃあどうしたらいいの?

正直、このブログの内容は、私自身が経験してきたことを恥を
捨てて書いている。

そして、私は教師と言う、ビジネスとは180度畑違いの環境から
独立し、1年とちょっとで資本金500万円だが株式会社の設立を
パートナーと果たした。

現在も、順調に事業の拡大が進められている。

私は今年、48歳になる。

高校生を筆頭に、3人の娘を養育していく義務を背負っているし
妻を幸せにしなくてはならない。

長男と言うことで、85歳の父親と、70代後半の母親の面倒もみて
いくつもりだ。

30代ならいざ知らず、独立したとき46歳の私には、他の起業家と
くらべて、「時間がない」という決定的なビハインドがあったのだ。

のんびりしていられない・・・

だからこそ、パートナーを選ぶのに10ヶ月間はお付き合いさせて
いただいて、この人だと決めるまでの時間を惜しまなかった。

あらゆる可能性を模索していた。

不安、孤独、いらだちに、眠れない夜を何度も過ごした。

妻や子供たちに、心配させたくなかったので、「大丈夫だよ!!」と
いつも本当の自分を隠し通した。

私が一番心がけたのは、、、

「100%コミットメント (決める・約束) をする」、ということだった。

軸をブレさせないために、新しいものを取り入れる以上に、今ある
ものを捨てることに集中した。

捨てたものは数多い。

人間関係、書籍、商材、人脈、知識、スキル、、、

感情に負けそうになりながらも、自分を振り回したり、判断を鈍ら
せる要因となるものを、徹底的に排除してきた。

まだ、完璧ではない。

完璧ではないが、より多くのものを求めて、自分の軸を失っている
人よりは、持ち物は圧倒的に少ないだろう。

余分なものを捨てる。

シガラミを捨てる。

何をしていいかわからなかったら、まずは、あなたのアドレス帳に
あるメールアドレスを全部消して、あらためて「必要だ「と思う人の
アドレスを、10個以内で残しておくことを勧める。

「100%コミットメントする」、ってことは、そんなに簡単なことでは
ないが、誰の制約も受けず、自分の意志ひとつで決められること。

できるか、できないかじゃない。

要は、「やる」か、「やらない」か、、、

それができないのなら、もう少し自分1人でがんばった方がいいと
思う。



          ◆ 飛 躍

今回の最後に言っておきたいこと・・・

今のあなた自身でうまくいかなくても、半年後のあなたなら、一年
後のあなたなら簡単にできてしまうことが必ずある。

このように、偉そうなことをぬかす私自身も、ホントは、「まだまだ」
なのだ。

まだまだ進化の過程であって、これからの展開が楽しみで仕方な
い状態。

「進化」という大きなテーマは、尽きることなく、だからと言って決して
苦しいものではない。

まずは、動く。

犬も歩けば棒に当たる。

当たった棒を手にとって、どのように使うかで、犬は人間に進化する。

模索することを怖がらず、まずは一歩踏み出したらいいと思う。

踏み出さない者は、「飛躍」というご褒美を貰えないのだから・・・



では・・・










  


Posted by Evolution Mind at 06:02Comments(2)起業家育成塾

2011年06月01日

成功者の3つの条件

成功者が、避けては通れない要素が3つある。

     

そして、「それを達成するために人は成功を目指す」、と言っても
決して言いすぎではないと思う。

その、避けては通れない要素とは・・・



2011.06.01 wed 06:01
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、



         ◆避けては通れぬもの1つ目

より大きく、よりよい人生を送る選択をするのに、言い訳はいらん。

あなたの人生が大きければ大きいほど、豊かであればあるほど
あなたは、世の中の役に立つことができる。

そして、、、

そのために避けては通れないものがある。

まず1つ目は、「野心」だ。

野心とは、、、

本来、オオカミの子どもが人間に育てられたとしても、その育ての
親の人間も噛み殺すような、野生の荒々しい本性をあらわす言葉
だったのだ。

ようは、誰にも変えられないあなた自身の本質。

そして野心は、あなたの心の中に必ずある。

道徳、モラル、人間関係、猜疑心、善悪、善し悪し、正誤、上下・・・

すべての既存の価値観から解き放たれ、「楽しいか楽しくないか」
「ワクワクするかしないか」で判断できたとき、あなたは自分の本来
求める姿に進もうとする。

 「自分を信じろ!!」

この言葉だけで、「自信」という言葉の意味がわかればスゴイ。

自信とは、野心を実行する力だ。

言い換えれば、、、

理屈や道徳や人の意見に縛られずに、自分の心がワクワクすること
を信じてそれを選択することによってのみ、与えられる「勇気の源」を
指すと言っていい。

あなたの心の 「わくわくセンサー」 が素直に反応したものを信じる。

This is a 自信。



         ◆避けては通れぬもの2つ目

いろいろなアイデアを出して、周囲を活気づける人がいる。

確かに、それによって活気はつくが、実のところはちょっと違っている。

本当の意味で多くの人を惹きつけるのは、、、

情熱があり、楽観的な人物だ。

避けて通れぬ要素の2つ目がこれだ、「情熱 (パッション)」。

過去にどんなに実績を出してても、なぜか「不幸」から抜け出せないで
いる人が多い。

そういった人の特徴をあげるとしたら、「リーダーシップがない」という
ことだろう。

情熱は、人の心を引きつけて、優れたリーダーというのはそれをチーム
で分かち合う資質を備えている。

そして、そのリーダーの根底にあるものが、「情熱 (パッション) 」だ。

あなたが成功するには、この 「芯」の部分に、「情熱」を持っていなくて
はならないのである。

よく、クールを気取る者がいる。

あくまで私の意見だが、、、

 「みっともないから止めな」

と、言いたい。 (と、私も否定している・・・まだまだだ)

人は誰しも生まれつき・・・

心の中に、心の中心の核の部分に、「 安心 や 愛 」のような感覚が与え
られているはずで、それがあるからこそ、自分を信じ、他人を信じる心の
源泉になっていると思う。

ものごとや他人の思考を、「否定」することなく、「安心や愛」を与えられる
人間は、この情熱というエネルギーなしには存在しないと確信する。

ようは、「否定」を口にした時点で3流だ。

3流を、「成功者」と呼ばないのは、今さら説明もいらんだろう・・・

私も早く2流、1流になっていきたい。



         ◆避けては通れぬもの3つ目

気をつけなくてはならんこともある。

先ほども、前回も、「楽観主義」的な思考をとりあげた。

実際には、楽観主義のどこかに、「勘違い」が宿っていることが多いのだ。

壮大で、夢物語だけの幻想は起業家には何の足しにもならず、一時的な
高揚感はやがて冷めていき、その落差の大きい分、事態はより悪化する
パターンが多い。

そこで最後の3つ目の要素を述べたい。

これは、ビジネスにおいて、人を動かすことができるとても大切な要素でも
あると言える。

それは、、、

現実性があり、信頼できる仕組みに基づいた、「楽観主義なのだ。


以上、3つ

成功者の条件でした。


つづく・・・
  


Posted by Evolution Mind at 06:01Comments(2)起業家育成塾

2011年05月31日

否定をする人とは・・・

前進しようとするとき、その足を引っ張る者は必ずいる。

もちろん、「正義の味方」 という仮面をかぶっているそいつは
露骨には足を引っ張らない。

ただ、前進しようとするあなたの思考や行動を、「否定」 する
ことで、間接的に手枷足枷 (てかせあしかせ) をはめようとする。
    
そして多くの場合、そんな妨害を本人は「無意識」にしている
し、例え意識的でも、「正しい」 と思ってやっているから厄介
なのだ・・・



2011.05.31 tue 08:46
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、



          ◆起業家の心理

起業する人間には、ある共通する 「心理的な特徴」 がある。

わかりやすい例えとして、、、

悲観主義的な起業家は、「めったにいない」ということが挙げ
られると思う。

特に、自分でベンチャービジネスを始めるつもりなら、信念も
確信もあるはずだ。

このブログを読んでいるあなたは、多分だが、かなりの確率で
楽観的な性格ではないかと思う。

 「何か、今以上のものが自分の人生には待ってるはず・・・」
 「ちょっとした方向付けと、計画さえあれば手に入れられる」

このように、考えているだろう。

ただ、やんわりと、さらに間接的にあなたを「否定」するあの人
の影響が、それにブレーキをかけているのではないだろうか?



          ◆気付き・・・

人間の心理は、父親か母親にその源がある可能性がかなり
高いといえる。

誰もが例外なく、子どものときに、「ある一定の考え方」が脳に
刷り込まれるし、それはやむを得ないことだ。

その両親のどちらかから受け継いだ考え方が、起業する者に
とって最適であることもあるが、そうでないこともある。

ハッキリ言うと、、、

そうでない場合がほとんどなのだ。

そして、あなたの現在の考え方や、ものの捉え方は、子どもの
頃に由来しているか、、、

それとも、子ども時代に刷り込まれた価値観を克服した結果が
出ているかのどちらかだ。

先ほど紹介した、「否定をする人」とは、前者の「子ども時代に
価値観を刷り込まれ克服できていない人」に当てはまると思え
てならないのは、私だけであろうか?

不遇の幼少期を過ごしてきた人は、今の時代少なくない。

少なくないということは、知らない間に、人の足を引っ張ってい
るかもしれないということにも繋がってくる。

そう考えると、「その人」も好き好んで今の考え方や価値観を
持つことになったわけではないのである。

だから、、、

「気付く」ということが大切なのだ。

おおよそ人間は、「気付き」を得るために生きていると言っても
過言ではないだろう・・・



          ◆資質を育てる

起業して成功していく資質を、子どものころから持っている人も
数は多くないが、いることはいる。

自分がそうだからと言って、ヘラヘラしていてもいけない。

さらにその資質を育てることに努めることをお勧めする。

すでに資質を持っている人は、今の時代に「必要だ」と言われる
リーダーになる資質を持っているということだ。

これは、どんなに頭が良くても金持ちでも、なかなか持ち合わせ
られない資質だからだ。

そんな資質はない、、、

と言うのであれば、もう一度あなた自身の内部を探求してみるか
そのような資質のある人物を見つけて、「Team」を作ればいい。

ただ、気をつけなくてはならないのは、、、

日ごろから、「否定」の意識を出していると、資質のある人たちは
あなたをメンバーとして迎えてくれないだろう。

私自身を含め、気をつけていきたい大事なことだと感じる。



では・・・

  


Posted by Evolution Mind at 08:47Comments(0)起業家育成塾

2011年05月30日

148㎝の女子高生が起業?

高校2年生の私の娘と、その友だちは、6月の文化祭で使用する
クラスTシャツの製作を任されたそうだ。

「なつかしいな・・・」、と思った。

文化祭と言うと、私も教師として何度も経験してきたが、ビジネス
を学び始めてからの文化祭では、いろいろとクラスの生徒に単純
ではあるが、「ビジネス」を教えて臨ませた。

今回は、その当時のことを紹介する。



2011.05.30.mon 05:55
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、



        ◆高3の文化祭にて

当時、私のクラスの学級委員は、とてもビジネスに興味をもって
いて、最後の文化祭だから、「大儲け」をしたいと言ってきた。

内心、「おっ、来たな!!」

と、喜ぶも表情はあくまで冷静に、、、

「そんなに儲けを出して、どうしたいんだ?」

このように問いかけてみた。

「クラスの模擬店での売り上げで、一旦みんなから集金して
つくったクラスTシャツの代金をまかない、みんなに返金したい
さらに、それ以上の売り上げを出して募金活動に協力したい」

と答えが返ってきた。

ビジネスを始めるときは、この部分、「何のために」が重要だ。
この部分は、「創業の理念」とも言うが、これがしっかりとして
いないと、軸がブレる。

まあ、高校生の文化祭の模擬店であれば、このくらいの内容を
コミットメント (宣言する) していれば充分だろう。

さらに、具体的にTシャツ代全員分72,000円、募金を8,000円
で、計80,000円の利益が出るように目標をたてた。

社長は、里奈。

     
身長148㎝の、ちっこい女リーダーだった。



        ◆ナンチャッテ株式会社

さあ、起業だ。

私は、代表取締役社長の里奈にこう言った。

「店の規模を大きくしないと、文化祭で一日80,000円の利益を
出すのは厳しいぞ、準備も仕入れも、生徒会からでる助成金の
5,000円が元手では、さすがにとても目標には到達しない・・・」

里奈は、「困ったぁ~!!」を連呼していた。

「なあ、株式を発行して、出資金を集めたらどうだ?」

「えっ!?」

っと里奈。

「模擬店をやる目的と、どんな工夫をして売り上げを出していく
のかをプリントでみんなの親に説明して、≪出資金≫を募って
儲けが出たら、配当を出せば協力してくれるかもだぞ・・・」

「そーか、そうすれば仕入れも大きくできて、うまく売れば売り上
げだって大きいもんね!!」

「そんじゃあさ、まず何すればいいと思う?」

「どんな店を出して、どんな工夫をして、どんな商品を売るかを
考えて、出資してくれる親に説明すればいいじゃんね!!」

「お前、賢いねぇ (笑) 」

こうして、ナンチャッテ株式会社が誕生した。



        ◆USPができたちゃった!!

「いったい何を売ったらいいんだろう?」

里奈は最初の壁にぶつかった。

クラスのみんながやりたいこと、売りたいものがてんでバラバラ。

確かに、個性豊かなクラスメンバーだから、1つにまとめるのは
初めから難しいって予想はできていたが・・・

第一回目の、「泣き」が入った。

「んじゃさ、それぞれやりたいことが一致している同士でチーム
を作らせて、専門店じゃなくて、ショッピングモールのような形
の店にしたらどう?ららぽーとみたいなイメージはどうだ!?」

泣いた子が笑った。

ちなみに里奈は、感情表現が豊かな生徒で、喜んでは泣き
悲しんでは泣き、感動すると泣きやまない娘であった。

すぐにクラスの連中は動いた。

好きな事自分の得意な事ができ、なおかつ、クラスの中で気の
合ったグループで出店できるのだ。

模擬店としても、割り当てられた1つの教室の中が、まるで縁日
の屋台のように、いろいろ回って楽しめる、、、

おまけに、好きな事、得意な事をやれるのだから、クラスの連中
のモチベーションは当然のごとく上がる。

これは、、、

このクラスのユニーク(U) なセールス(S) のポイント(P) になる。

USP、、、Unique Selling Propositionと呼ばれる、ビジネスの
独自性が誕生した。

ビジネス上のトラブルは、時としてユニークなビジネスのヒント
になり得るということを学ぶことができた瞬間だった。



        ◆必要経費と売り上げ目標

それまでがウソのようにみんなが楽しそうに動く・・・

正直、全てを自分が中心になってやらなくては、と思っていた
里奈は、代表取締役の意味が少しずつわかってきた。

自分は、全体のマネジメントが仕事だということに気が付いて
きたのだ。

それぞれのチームに、仕入れの予算を立てさせ、売り上げの
予想や、完売にもっていくための経営戦略をたせさせた。

初めはいい加減だった商品の値段設定も、売り上げ目標と、
予算額と、仕入れ額を考えて行うようになり、そちらの方が
何か具体的で達成感がありそうだと感じてきたようだ。

里奈は、全体の予算をまとめた。

当然、生徒会からの5,000円ではまかなえない。

模擬店を成功させて目標を達成するには、あと50,000円は
必要になることが具体的にわかるようになっていた。

すぐに50,000円分の株式を発行し、出資金をお願いするため
クラスの保護者あてに、「1株、2,000円」で出資を募るプリント
をつくった。

結局、60,000万円以上の出資金が集まった。



        ◆マーケティング

次に、里奈はどうやったら当日来るお客さんを、お店に数多く
引き寄せることができるのかを考えた。

これは、1人で考えてもなかなかアイデアが出てこない、、、

しかし、クラスの中でも意見をよく出すメンバーに声をかけて
「経営戦略会議」なるものを、昼休みや放課後をつかって頻繁
に開いた。

ここで里奈は気が付く。

 ・アイデアは人の数だけいっぱいある。
 ・どれが正しい、どれが間違っているなんて関係ない。
 ・ようは、アイデアはテストしてみる。
 ・結果が良かったものを続けてみる。

さすが、私が密かに一番マーケティングを教えてきた生徒だ。

まず、具体的には、、、

下級生のクラスに行って、リサーチからはじめた。

 ●食べ物だったらどんなものが欲しいか?
 ●どんな特典がつくと嬉しいか?
 ●タイムサービスがあったら利用するか?
 ●何かアトラクション的な要素を入れるとしたら?

次々と、リサーチの結果が集まってきた。

私は里奈にこう言っておいたのだ。

「いいか、お客さんが欲しいと思っているモノを売るんであって
お前たちが売りたいものを売るんじゃないんだ
どうやってそれを調べるかは簡単だろ、直接聞いてくればいい
んだからさ」

さらに、、、

「あと、これが欲しいというものを聞いて、アンケートに協力して
くれたお礼だって言って、何かの特典つけてあげればさ・・・
そりゃ当然嬉しいし、すでに欲しいものを売ってるって事前の
宣伝に自然となっているってこと、わかるか?」

このマーケティングは、かなり効果があった。

当日のお客様である、下級生の間で、、、

「何かあのクラスの先輩達が、すごく面白いことをやるみたいだ」

という噂が広がった。

そんな中、ある下級生が、里奈にこう言ってきたのだ。

「ねぇ、里奈先輩、自分当日はステージでバンドをやるんですよ
模擬店の食べ物がなくなっちゃうと悲しいんで、予約できません
かねぇ?」

文化祭の一週間前に、売り上げが立った瞬間である。

こんな現象は、誰もが予想できなかった。

代表取締役の里奈が、

≪先行予約注文≫をすぐに始めたのは言うまでもない。



        ◆文化祭当日

文化祭当日は、冬でもないのにサンタクロースの格好をさせられ
私は、店のオブジェと化していた。

クラスの連中は楽しそうだ。

よそのクラスでは、廊下や階段、また学校の出入り口に至るまで
「客引き」が横行していた。

我がクラスはというと、、、

のんびりしている。

しかし、開店からお客の出入りが一向に途絶えない。

売り上げ目標をかかげて、それを達成しなくてはならないという
悲壮感めいたものは全くなく、出資者である株主にタダで商品を
サービスする余裕までうかがわせた。

もうおわかりだろう。

その時の私のクラスは、文化祭の数日前までに、売り上げ目標
を達成し、経費を差っ引いた「利益」でも、目標を達成していたの
だった。

あとは、商売をお客さんと楽しむだけ。

とても楽しい一日となった。


・・・・・・・・・・・

ちなみに里奈は、現在大学生で、幼児教育の勉強をしている。

この間、年間の成績が学部内で2番になったと報告をしてくれた。

卒業したら、幼稚園の先生もいいけれど、幼稚園を経営したい
といっている。

もちろん、私が今度は本物のマーケターとして協力するってこと
は・・・

これも今さら言うまでもない







  


Posted by Evolution Mind at 07:55Comments(0)起業家育成塾

2011年05月29日

危険な意見

人の意見を聞く人がいる。

通常、人の意見を聞く人はたくさんいて悪いこととは思われ
ないだろう。

特に、起業時などは、「不安」でいっぱい。

そんなときにはなおさら、先に起業している人の意見を聞き
たくなるのではないだろうか?



2011.05.29 sun 07:39
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、



        ◆10人十色とは

10人十色という言葉がある。多分、あなたも聞いたことが
一度はある言葉だと思う。

この言葉の意味は、、、

人は、1人として同じ人間はいない。

そして、人それぞれが違った考え方、個性、生き方、価値観
をもって生きることは当たり前なんだ・・・

ということを意味していると思う。

あなたは納得できますか?

      

納得できるのなら以下へ、できないのなら、ここでサヨナラ。



        ◆2つの意見

ということで、起業を目指したあなたは、信頼できそうな人に
相談をしてみた。

 「起業する際には、店舗を持った方がいいんですかねぇ?」

このような質問をしたとしよう。

A氏曰く、、、

 「そりゃ、店を持った方がいい。なぜなら、起業するってことは
 社会的にも責任を負うってことだ。
 店を構えるってことは、そういった覚悟を表していることになる」

あなたは、思わず納得してしまいました。

まあA氏の言ってることはもっともで、彼自身もそうやって成功し
てきたんだから説得力があるよな。

ただ、念のためB氏にも意見を聞いてみるか・・・

B氏曰く、、、

 「僕はすぐに店舗は構えない方がいいと思います。なぜって
 商売は徐々に成長していくし、特に今は不景気だからお客
 が少ない。
 はじめは自宅などでやりながら徐々に大きくしていった方が
 確実だと思うな」

おお、確かにそれも一理ある。

やっぱり、リスクはできるだけ回避しておきたいなって気持ちも
正直あるし、B氏もそうやって徐々にビジネスを広げてきた人だ。

聞いといてよかった・・・



        ◆自分のタイプは?

2つの異なった、しかしどちらも納得できる意見を聞いてしまった
あなたが次にすることは、、、

 「私はどちらのタイプなんだろう?」

多分、このように考えるのではないだろうか。

そして、なんとなく・・・

 「うーん、どちらかって言うとB氏に近いかな・・・?」

と感じるだろう。

なぜなら起業前の人の多くは、「安定」という価値観が強い世界
で生きてきたわけなので、どうしてもB氏タイプの考えに落ち着き
やすいからだ。

そして、ここでも人の意見を聞きたくなる。

 「私ってさ、思い切りタイプか慎重タイプか、どっちだと思う?」

すると、C氏曰く、、、

 「そうだね、一見君って真面目にコツコツタイプに見られるけど
 心の中に熱いものを持っているんで、私は≪直感タイプ≫って
 感じていたよ」

えっ!? でも、なんか自分のことをズバって見抜かれた感じだ・・・

でも、、、

ていうか、私のタイプっていったい・・・?

・・・・・・・・・・

10人十色って言葉、覚えてる?



        ◆信じる情報

このように、起業をするっていうくらいのことを相談されたときに
いい加減で、その相談者を陥れるような回答をしてくる人って
のは、ごく稀だろう。

この場合、ABCの3氏は、あなたのことを真剣に考えた上での
アドバイスをしてくれたわけだ。

しかし、ここに大きな落とし穴がある。

いい悪い、正しい間違い、高い低いの問題ではないと前置き
してから言わせてもらうが、、、

人間の「脳」は、混乱すると、「ノー」という判断をする。

そして、フリーズしてしまう。

すると、次にどんな選択をしたとしても、その対極にある考え方
が頭に浮かび、スピーディーなビジネス展開ができない。

人の意見を聞きたがる人が陥るこの状態は、、、

人間の、「自己防衛本能」の成せる業なのであるから仕方ない。

言い換えると、究極、ビジネスってのは、「自己防衛本能」との
戦いだってことだと感じてしまう。

小難しい言葉にしてみると、、、

「自己防衛本能」を進化させる過程が、「独立起業ビジネス」だ
って思う。

そんな中、信じる情報は「この人の情報のみ」と決めることが・・・
結果的にあなたの成功へのスピードを速めると感じる。

「不安」だから、いろいろな人の意見を聞く。

そして間違いなく、意見を聞いた人の数だけの考え方が、、、
あなたの脳に刷り込まれていく。

せっかく自分のために言ってくれた意見だ。

キツイことを言わせてもらうが、、、

いい子ちゃんでいたいあなたは、その意見を全部まとめようとして
全ての意見を実行に移し、「誠意」を示そうとする・・・

という、「誰が見ても矛盾している行動」をとって、本当の自分の
姿を失っていってない?

カッコつけてるうちに、人生は終わっちまうしね・・・



        ◆牧野の場合

ハッキリ言おう。

今まで述べてきたことは、全て昨年までの私自身のことだ。

このように、いろいろな人の意見を聞いて、一番「安心・安全」な
道を模索していた。

ただ、神様はどうやらそういった人間には、「大成功」は与えて
くれないらしいってことがわかった。

そして、それから、、、

 ・よい知識を身に付ける
 ・ためになるスキルを身に付ける
 ・人脈をひろげる

という姿勢を、180度変えたマインドをもつことにした。

 ・よいも悪いも関係ない、成功する知識を1つだけ身に付ける
 ・1スキルに1メンターを決めて、それ以外の情報は入れない
 ・1,000人の人脈より、7人の仲間

このように決めたのだった。

ようは、今までの知識やスキル、そして人脈なども全部捨てた
ということだ。

 「捨てたくないモノを捨てる」

 「1つ以外はシャット・アウト」

 「人から意見を聞かない」

 「余計な情報は脳に入れない」

このようなことを、私は徹底している。

多分、私の意見に反対の人が多いと思う。もちろん、この考え
は、「世界で1つだけの花」ではないが、only one かも知れ
ない。

ただ、10人十色だ。

ビジネスで成功するには、、、

この、「10人十色」という概念を、しっかり深く腑に落とす必要
があるのではないだろうか?

さらに、「自分を信じる」という概念を、もっと進化させた状態に
することなしに、成功はないと感じざるを得ない・・・


・・・・・・・・・・


似ている人はいる。

共通している人もいる。


ただ、、、


同じ人間はいない。



では・・・


  


Posted by Evolution Mind at 07:40Comments(0)起業家育成塾

2011年05月28日

夢のビジネスって?

あなたが、独立してビジネスを始めようという気があるなら
今回の記事は、あなたの将来に影響をもたらす可能性が
とても高い内容だろう。
  
そうでないなら、読む必要はないと感じる。



2011.05.28 sat 16:13
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、



          ◆2つの方法

独立起業を目指すにあたり、私は2つの方法があると思う。

1つは、「いい方法」。

そしてもう1つは、「よくない方法」。

この2つだ。

1つ目のいい方法とは、、、

あなた自身に知識があって、スキルもあって、理解もできる
分野で、これらを活かしてビジネスを創める方法だ。

2つ目のよくない方法とは、、、

あなたに何の知識もない分野で、自分にないスキルを要求
されるビジネスを創めるという方法である。

 「そんなこと当たり前じゃんか」

そうですよね、当たり前だって思われるかもしれない。

しかし、実際は、、、

私の知っている方でも、何人も自分の背丈より深い川の中
に飛び込んで、足が付かずに溺れる寸前の状態でもがいて
いるのを見かける。

そんなに苦しい思いをするために起業したのだろうか?

自転車操業状態で、不安と戦うことばかりを望んで独立を
したのか?



       ◆こんなはずじゃなかったんだ・・・

「無料コンサルティング」を、私は行っているが、その時に
聞く質問がある。

 「あなたは、ビジネスとして何をしたいんですか?」

と、訊ねるのだ。

多くの人は、

 「自分の経験を活かしたビジネスをやっていきたい」

という「夢」を語ってくれる。

例えば、最も一般的に多いのが、、、

 「レストランを始めたい」、「ラーメン屋をやってみたい」

というのがある。

確かに、私たちはレストランに行ったことはあるし、誰でも
食べることは大好きだ。

また、多くのお客さんがやってきて、人気のお店になって
誰もがその名前を知っている店のオーナーになるってこと
は、やりがいがあるだろう。

文化的な香りもするし、憧れの対象にもなりやすい。

これは、次にあげる「答え」にも共通している。

 「手作りアロマのお店を開きたいのです」
 「新しい子どものおもちゃを創作する仕事がしたい」
 「タイ焼きを売るお店をつくりたい、あんこ以外にも色々な
 具材を使った、オリジナルのタイ焼きを作りたいんです」

まあ、このくらいでいいだろう。

ズバリ言うと、これらは、「金の玉子を産むガチョウ」には
ならない。

ただの、「夢」である。

断っておくが、「夢」を持つことは悪くない。

「夢」は悪くないし、やがては、「夢」に到達することも可能
であろう。

だが、、、

それで、「豊かな財産」を手に入れることはできない。



        ◆成功できない理由

もし、あなたにそのスキルや経験、ノウハウがなかったら・・・

こ洒落たレストランや、フランチャイズ企業はおろか、帽子
屋だってできないだろう。

だから、、、

あなたがビジネスを始めるときは、自分に、ある一定の高
さのハードルを課しておかないと、結構キツイ結果に出くわ
すことになるので気をつけたい。

多くの起業をする人たちは、自分にあるスキルではなくて
自分にないスキルを必要とするビジネスを始めて失敗して
いるのは事実である。

ようは、ビジネスの方法を学ばないまま、新しいアイデアに
わくわくしながら、時間とエネルギーを注ぎ込む。

その結果として、、、

多くのお金を失い、腹が立って頭にきてビジネスを閉じる。



         ◆成功する理由

あなたは、そういう事態は望まないだろう。

もしも、身に付けたスキルや知識をつかいながら、ビジネス
の力を磨いていくのであれば、短期間に「お金の稼ぎ方」を
学ぶだけでなく、、、

学びながらお金を儲けることができるだろう。

そして、、、

このお金こそが、あなたが夢に見たビジネスに乗り出すため
の、「資金」となることは言うまでもない。



  


Posted by Evolution Mind at 16:13Comments(0)起業家育成塾

2011年05月27日

二股のススメ

現在のお勤めを辞めることなしに、「金の玉子を産むガチョウ」
を手に入れることがあなたにはできます。

「マジかよ!?」、「あり得ねぇ、でもホントか?」

と思われたなら、この先を読んで、確かめてみてください。



2011.05.27 fri 08:29
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、



          ◆あなたの給料の意味

まず、あなたは自分が貰っている給料の意味を考えることから
始めてみましょう。

世の経営者の多くは、会社経営において最も経費がかさむのが
「人件費」だということは、百も二百も承知している。

例えば、あなたが経営者になったとしたら、、、

「とにかく最小限の支出で、なるべく多く儲けたい」

と、まずは考えるはずだ。

あなたの会社の社長も、間違いなくこのように考えている。

もちろん、それを口に出したり、態度に出したりはしない経営者
がほとんどだとは思うが、中には、露骨にその意を表に出して
従業員から陰口を叩かれている経営者もたまにいる。

ただ、冷静に考えて欲しい。

1つ言えるのは、あなたが持っているスキルや能力は、経営者
たちが渋々社員に払っている賃金よりも、ずっと高い価値がある
ということだ。

言い換えると、、、

あなたは自分の価値に対して、それに値する給料を受け取って
いるのではなく、会社の給与体系にそって、その取り決めに従っ
た給料を手にしているだけである。

なかには、能力やスキルに応じた賃金を出しているという会社も
あるとは思うが、そのような会社ですら既定の範囲で給料が決め
られている。

ようは、、、

「あること」、をしない限り、あなたは一生あなたの本当の価値を
見出すことはできないのである。




          ◆二股をかけたとき

世間一般に、「二股をかける」という概念は、「よくないこと」として
捉えられている。

    

特に、男女関係でのそれは、修羅場と化す場合もあるので、特に
お勧めはしていない。

ただ、カミサンに飽き、他の女に手を出して二股をかけた元同僚
がいて、浮気相手の女のワガママさを目の当たりにしたとき・・・

はじめて、自分のカミサンが神さんに見えたと言っていた。

しかし、よく考えると意外なところで私たちは、二股をかけている。

保険という商品も、そのような分類に入るのかな?

要するに、健康を意識してヘルシーな生活を心がけている人ほど
高額な生命保険や、医療保険に加入している。

それだけ健康に気を遣っているんだから、病気になんてならない
だろうし、長生きすると思うから保険なんて要らないじゃん・・・

というわけにはいかないだろう。

こんな感じで、相反する関係はいくらでも探すことができそうだ。

少々わかりづらかったかも・・・

ここで私が言いたいことは、、、

ビジネスにおいては、堂々と、「二股をかける」ということを勧め
たいということだ。

もし、あなたが今の会社の給料以外に、何らかの形で副収入を
得たとしよう。

それは、アルバイトとかの、「雇われる仕事」ではなく、自分の力
とアイデアで稼ぎだす仕事をして、ということだ。

 「そんな仕事なんてあるのかよ・・・?」

そう思われるかもしれないが、答えは、「ある」。

ただし、ここではまだ、紹介はしない。

とにかく、ビジネスにおいて「二股」をかけたとき、あなたは自分
が、「自分の力だけで0から稼ぎだす」という、今まで知らなかっ
た自分に気付き、嬉しい驚きを得るだろう。

しかし、多くの人 (特にサラリーマン) は二股をかけない。

 ●時間がない・・・
 ●アイデアがない・・・
 ●会社の規則で・・・
 ●フェアじゃない気がする・・・
 ●もう歳だし・・・

いろいろと、理由はある。 それは理解できる。

ただ、あなたの人生は、これで終っていってしまう・・・

本当に、自分の可能性を感じることなく終わっていく人生の方が
私は恐ろしく感じてしまい、考えたらゾッとした。

それで、私もサラリーマン時代に、二股をかけてみたのだ。

たったの5日、メールを2通作っただけで、30万円の現金収入を
手にしたとき、、、

何かが変わった。


つづきは、いつか・・・


  


Posted by Evolution Mind at 08:33Comments(0)起業家育成塾

2011年05月24日

金の玉子を産むガチョウの飼い方

景気の低迷に、底知れないヘビーな空気を多くの人たちが感じて
いるなかでも、自分のビジネスを立ち上げようと考える人は少ない。

個人事業を営む方々も数多くいるが、その大部分は副業的な収入
に甘んじており、長く暗いトンネルから抜け出せないでいる・・・

そんな中、、、

金の玉子を産むガチョウは果たして存在するのか
存在するとしたら、どうやって手に入れるのか
手に入れたら、どんな飼い方をすればいいのか

          

このカテゴリーでは、そんなお話ができたらいいと思っています。



2011.05.24 tue 11:07
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、



          ◆会社勤めの意味

以前の私自身もそうであったが、自分のビジネスを立ち上げようと
考え、実行に移していく人は絶対的に少ない。

その原因として、単に、「ビジネスを興すのが大変そう」ということ
以外に、別の理由があると思われる。

正直、ぶっちゃけた話だが、、、

毎日会社へ通う仕事は、気楽で苦労が少ない。

多くのサラリーマンの方々に叱られてしまいそうな発言ではあるが
自分で法人を興して、ビジネスの最前線で「経営」に命をかけてる
経営者からすれば、「お気楽」以外のなにものでもない。

例えば、自動車の修理工場で、午前8時から午後5時まで指の爪
を黒く汚しながら一日中立ち仕事をしたとしても、会社を退社すれば
仕事のことを考えなくても許される。

週末の休日にしても、のんびり仕事から気持ちよく離れられる。
(まあ、今のご時世では、そうのんびりもしてられないとは思うが・・・)

また、、

会社にいれば、そこでの仲間も生まれるだろうし、月々の決まった
給料も出るだろう。

各種の手当ても支給されることもあるだろうし、休憩時間には飲み
ものやお菓子を食べたり、煙草を吸う人も少なくない。

煙草などを例にあげればわかりやすいが、、、

自分のカラダの健康を害することを、平気でできるということは・・・

これこそまさに責任がない証拠であり、それにより自分が倒れても
大した影響はない状態だから一向に止めないのだと感じられる。

坂本龍馬に憧れ、地元のプロサッカーチームに熱を入れたりして
自分がサポーターになっていることに何かしらの情熱を傾けるが・・・

本当のヒーローは、歴史の中や観客席にはいない。

何もない所から、自分の情熱ひとつで結果を出すことができる人物
になるか、自らが観客席のサポーターから、ピッチ上の選手となる
選択をできる人間になるか、、、

はたまた、現状維持で一生終わるか、、、

結局、そのいずれかである。



          ◆会社勤めのリスク

私は、40歳を過ぎてから気付いたことがあり、その気付きから現在
の独立起業の選択をした。

その気付きとは、、、

 「サラリーマンとは、最も大きなリスクを背負わされた人たち」

ということであった。

ちょっと現実を直視してみよう、、、

例えば、同僚や上司との関係1つとっても、いるだけでストレスを感じ
てしまったり、ムッとさせられたり、迷惑な奴だと感じてしまう人物は
いないだろうか?

お客さんの中や、取引先の相手の中にも、こんな奴とはホントは関わ
りたくねーって叫びたくなる人物はいないだろうか?

会社勤めをしているということは、イコール、そういう人たちから逃れる
ことはできないという意味をなす。

不満や不平を言っている同僚に合わせて、自分もいつしかネガティブ
な心を持たされ、アリ地獄のような毎日を送るには、、、

私のような、「意志の力」が、毎日コップの半分ぐらいしか出てこない
者にとって、とても対応できない状態であった。

ただ、決まった給料とボーナス等の手当てのために、自分の可能性
を犠牲にしていく日々は、生きてる心地がしないものだった。

これは、会社勤めのリスクの中で、ほんのささいな一部にすぎない・・・



          ◆起業できない人間の資質

「一応安定」しているような会社を去って、「自分のビジネス」を創める
一見、ヘンな人が毎年いる。

私もその1人で、他にも何人もいるのだが、その「自分のビジネス」を
創める動機となると、これまたいろいろあってなかなか興味深い。

起業家は、サラリーマンとは違うスキルを求められるのは当然だ。

ただ、起業家はその個性や心理面、思考のあり方までサラリーマンと
180度ちがうものを求められることは、あまり知られていない。

とにかく、何もかもが違う。

私も、毎日が新たなことの発見で、エキサイティングだ。

私が知っているサラリーマン連中を見ると、心理的に 「ある刷り込み」
をされていて、それがその人を抑制していると思われる場面を数多く
見かけてきた。

あなたは、よく母親から、、、

 「公務員になりなさい」

と言われてこなかっただろうか?

あるいは父親から、、、

 「医者や弁護士になれたら、いいこと間違いないぞ」

的なことを言われたりしなかっただろうか?

もちろん、他の言い方かもしれないが、多かれ少なかれ親は子供が
可愛いあまりに、世間一般に言う「安定している職」を勧めるものだ。

もちろん、その時点で将来のわが子の可能性を、自分が奪っていた
とは、コレっぽっちも思ってはいなかったと断言できる。

そして、その傾向が強い家庭内で、よく出てくる親のキーワードは・・・

 「あなた (お前) のためを思って」

である。

そのような形で親からの愛情を受けてきた子どもが、将来、その親の
愛情を無視して、「独立して法人を立ち上げるために公務員を辞める」
などとは、口が裂けても言えないだろう。

そして、今現在のわが子に対して、、、

 「お前のためを思って言ってるんだぞ」

と、例外なく繰り返していると思う。



          ◆金玉ガチョウのオーナーとは

先ほども紹介したが、起業家に必要なスキルと同じくして 起業家と
は、それに必要な個性や心理面、思考のあり方まで 特別なものの
ように見えるかもしれない。

しかしながら、、、

起業家とは正反対の職種にいた私自身が、今こうして起業家として
着実に結果と自信を築けているという事実から

 「なりたい人は、誰でも起業家になれる」

と信じて疑わない。

もし、あなたがこの記事を読んで、、、

 「自分には起業なんてムリだ・・・」

 「自分なんかには、起業家に必要とされる
  メンタル面や行動面の要素なんてないよ・・・」

と思ったとしても、それは大した問題じゃあないよって言いきれる。

なぜなら、、、

≪金の玉子を産むガチョウ≫のオーナーになるということは・・・

自分の長所を伸ばしていって、短所は他の人に補ってもらうこと
が、当たり前にできるからだ。


PS
ちょっとしばらく、このカテゴリーで連載していきたいと思います。
面白くないって思ったら、読んでいただかなくても本当に結構なの
で、いちいち批判はな無しってことで・・・  


Posted by Evolution Mind at 11:07Comments(0)起業家育成塾

2011年05月23日

みんなで貧しくなりますか?

ドイツ人を動かすときには、「そのことの必要性」を説け。
アメリカ人を動かすときには、「これでヒーローになれる」と言え。
中国人を動かすときは、「それが損か得か」をハッキリ伝えろ。
日本人を動かすときは、「みんなやってるよ」と言うだけでいい。



2011.05.23 mon 08:35
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、



    ◆諺 (ことわざ) から見た私たち

日本人特有の価値観というか、「行動の判断基準」が、諺に
どのように反映されているのかについて考えてみました。

例えば、、、

誰もが聞いたことがある日本の諺で、次の3つがあります。

 ●壁に耳あり障子に目あり
 ●旅の恥はかき捨て
 ●あとは野となれ山となれ

これらの諺から、日本人の「社会」に対する見方や考え方が
感じとれると思いました。



    ◆身近な他人の目

 「壁に耳あり障子に目あり」

この諺は、大変にポピュラーですよね。

ただこの諺は、日本人が何かの行動をするとき、いつも他人
あるいは社会 (身近なコミュニティ) が自分をどう見ているか
自分はどう思われてるかるか、を気にすることを指します。

ここでいう「社会」とは、、、

日本全体とか、世界的にというような広範囲のものでなくって

近所、職場、所属サークル、学級、少年団の親の集まり、、、
このように、もっと狭い世界を指します。

最近では、facebook や ツイッター などネット上のコミュニティ
であっても、同様に、、、

「どう思われているか」 ということが気になり、自分の発言や
行動が、他人の目や反応に左右されることが多々あります。

ここで言う 「他人」 とは、、、

その人の身近で、且つかかわりのある 「他人」のことです。

そして、この身近な「他人」のおかげで、悩んだり、苦しんだり
あきらめたり、自殺する人もいるくらいです。

反対に、身近な「他人」が、真に勇気をくれて、本当の幸せを
おしえてくれ、一緒に進もうと言ってくれる人たちだったら、、、

人生において、天と地、天国と地獄の差がでることは、言うま
でもないのですが、多くの人は、やはり「他人の目」を気にして
マイナスの人間関係から抜け出れません。



    ◆コミュニティ外の他人には

 「旅の恥はかき捨て」

こんな言葉は、海外ではほとんどというか、まず聞かないと
思います。

私たちは、身近な人間やコミュニティの目を異常に気にする
と同時に、それ以外の人やコミュニティ、地域等に対しては
失礼に値するくらい、非道徳です。

東北の大震災の後も、、、

「大変だ」、「かわいそう」、「今できること」などを言いつつも
水を買占めに走ったりしてしまう日本人がいっぱいいました。

このようなことからも、身近にかかわりのある「他人」の範囲
を超えた他人や社会に対しては、「旅の恥はかき捨て」的な
態度でも平気でいられます。



    ◆そして最後は・・・

 「あとは野となれ山となれ」

となるのです。

無責任と言えば無責任のように聞こえますが、、、

事実は・・・

「本当に超無責任」です。

東電の問題にしても、結局、国が「準国有化」という、わけが
わからん政策を出すことによって、事実、救済するわけです。

日本航空だって会社更生法を適用されたんだし、東電だって
そうすべきだ、と指摘する学者の先生も数多くいます。

基本的に政策が行き当たりばったりですよね。

しかし、これは日本人の場当たり的な問題解決方法として
昔からとってきた方法でもあり、なんとも複雑な思いが・・・

という、矛盾を解決する唯一の思考法が、、、

「あとは野となれ山となれ」

ちょっと、怒りを感じる方もいらっしゃるのでは、と思います。



   ◆「みんなで貧しくなろうぜ」という空気

もうじき収監される、ホリエモンこと堀江貴文氏が言うには・・・

・・・・・・・・・・

結局、「みんなで苦しみを我慢しよう」って感じなんでしょう。
「みんなで貧しくなろうぜ」みたいな。

   

保守系のおじいちゃん達って、だいたいそんな感じでしょう。

「冷房も使うべきじゃないし、日本中は贅沢しすぎだ」、と。
「家にテレビが4台もあるのはおかしい」、とか(笑)。

僕は反論しますけど、こういう意見に反論しづらい”空気”が
ありますよね。

それは僕が、「スーツを着ていない」と指摘された時と同じ
”空気”です。

でも、みんなでクールビズを叫んだら、スーツを着る必要が
なくなるんですよ。

周りと同じ事を言っていたり、周りに反論しなければ、それで
よしとする。

Twitter上でも、おそらくそのような”空気”があって、、、

それに反する人物は忌み嫌われてしまう。

別に嫌う必要はないと思うんですよ、ただの意見なんだから。
だから、その人の人格まで否定する必要はない。

突き抜けてしまえばどうって事ないんですけど、、、

突き抜けられる人は滅多にいないから、意見が違ったとしても
黙ってそれに従っている。

例えば、、、

小学校の運動会で、炎天下の中ずっと姿勢を正して30分も
整列させられる。

でも、「そんな行為に何の意味があるのか?」と言えば、
先生から鉄拳制裁をくらう訳ですよ。

おかしいと思いながらも、おかしいと言えない雰囲気があった。

誰もそれに対して声を挙げない。

これが問題の本質で、小学校の時からそんな訓練を受けている。

結果として、みんなで貧しくなることも我慢しちゃうと思いますよ。
この国の人たちは。

我慢できない人たちは、「これはさすがに有り得ない」と思って
逃げて行く。

結果として、我慢できる人だけが残ってしまう。

一時的に国民所得の水準が下がって、相対的に貧しい生活に
なるでしょう。

・・・・・・・・・・

と言っていて、この部分に関しては私は賛成です。



    ◆「貧しいのはイヤ!!」 ならば・・・

みんなと同じように、貧しい、苦しいをガマンするなんてまっぴら
ゴメンだというのなら、、、

絶対的な、ビジネススキルを持って下さい。

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Posted by Evolution Mind at 09:23Comments(0)つぶやき

2011年05月22日

「損はムリ」が本音でしょ?

ある女性起業家の方に、平日ランチを兼ねながらビジネスの
相談を受けました。

その女性は、「そもそもさ、やらないからできないのよね」
という、意味深いことをしきりに言っていました。



2011.05.22 sun 07:46
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、



    ◆ バブル期 vs 就職氷河期

バブル期に就職活動をしてきた私たち世代は、大手証券会社
に勤めた入社1年目の友だちのボーナスで札束が立ったのを
目撃してきました。

   

売り手市場の異常な好景気の中、正直、世間を甘く見てきた
私たち世代は、いざバブルがはじけてみると、、、

精神面のバランスを欠いて、30代になる頃に、精神的な疾患
を患う人たちが続出したのです。

 「人や会社を信じることが怖い、安心できない世代」

という感じでしょうか。

一方、現代30代半ばくらいの人たちは、、、

就職氷河期と呼ばれ、北極並みに景気が底冷えしている時代
に社会に出てきました。

  

アルバイトで生計を立て、社会に対して「夢も希望もない・・・」と
右を見ても、左を見ても笑顔が極端に単に少ない時代を過ごし
一部の成功者を羨望のまなざしでみては、ため息を・・・

リストラ、フリーター、ニートなどの言葉が、日常的になっていき
ホームレスという言葉に市民権が出てきた世代ですよね。

 「可能性なんて信じることができない世代」

という感じですかね?



    ◆やらないからできない

冒頭の女性起業家は就職氷河期世代の方で、私はバブル期
の世代です。

何か、恐竜が生息していた時代のような言いまわしですが、、、

やはり価値観が少々違うところがあり、世の中の事象の見方
も多少違います。

しかし、その中でも共通していることは、、、

 「何も信じられない世代」

ということではないでしょうか?

・・・・・・・・・・・

 「すべて自己流でやって成功できるって考える人が
  いるけど、それって私には理解できないわ
 
  希望の大学に行きたいって思ったら、みんな塾に
  いくなり家庭教師をつけるなりしたでしょ!?
 
  それなのに、、ビジネスに関してはみんなタダで
  なんとかしたいって考えてるのよ
 
  それで成功しようなんて無理に決まってるのにさ・・・
 
  そう、本気でやろうとしてないのよ!!

  やらないからできないだけなのに・・・」


・・・・・・・・・・・

この女性は、このように吐き捨てるように言いました。

もしかしたら、この言葉はご自身に向けて言っていた言葉なの
かもしれません。



    ◆損するのが怖い

就職氷河期を経験されると、どうしても、「守り」に入られる方が
増えます。

安定を求める傾向は強くなり、サラリーマンになりたがる人たち
が目立ち・・・

必死に、「就活」をしますが、雇用側が冷え切っていて思うように
就職できません。

行政も、企業に対して、「助成金を出すから人を雇えよ」って促し
ますが、雇用側はバブルを経験しているので、、、

 「そー簡単には雇えねーよ、だったらもっと景気をよくしろ」
 「もう、損はしたくねーんだよ」

と、まあ、こんな感じのやり取りをくり返すのです。

じゃあってことで、SOHOだ、個人事業だ、ネットビジネスだ、、、

となってきて、立ち上げたはいいけれど、月々10万円の売り上げ
を上げるのに精一杯・・・

というか、「10万円稼げたら大成功よ」的な感覚になっているかも
しれないですよね。

じゃあまず、広告を打ったり、コンサルに入ってもらったり、、、
打つ手はいくらでもあるけれど、やっぱり、「損をするようで怖い」

そして、≪起業をしながらアルバイト≫という、妙な形が形成され
始めているのですね。

週数回のアルバイトの収入が、起業した個人事業からの収入を
上回るという状況は、今の時代珍しくないようです。

実は、こんなバカなことは、本来ありません。

「本来ありません」なんて言ってくれるけど、こっちだって生活が
かかっているんだから仕方ないのよっ!!

このように思われる方が、ほとんどでしょう・・・

だって、、、

「損をするのが怖い」という潜在意識で、がんじがらめにされて
きて、誰もそこからの脱出方法を教えてくれなかったのですから・・・

冒頭の女性の言葉は、、、

まさに、そのような状況でもがいている、「自分に対しての叱咤」
だと感じました。



    ◆「そうですよね、じゃあ・・・」

一通りお話を聞かせていただいた私は、、

 「そうですよね、、じゃあ、ちょっと私の話を聞いてくれますか?」

と前置きをして、彼女に向かって25分ほどお話をさせていただき
その後、、、

 「いかがでしたか?」

とお聞きしました。

 「・・・・・・・・・・・・・うそっ!?」

「信じられない」、といった表情で、私を5~6秒ほど見つめたあと
ようやく口にされた言葉がコレでした。

そして、しばらく考え込まれてしまいました。

私は、少し時間ができたと思い、コーヒーのお代わりを店員さんに
頼むことができました。

でもって、持ってきてもらった熱々のコーヒーを飲もうとしたとき、、、

 「やらないんじゃなくて、やれなかったんだ!!」

と、いきなり私を、「ガン見」して大きめの声で行ってこられたので
思わずコーヒーをこぼしそうになってしまいました。

ただその直後、とても嬉しそうな表情になり

 「なんかできるような気がしてきた・・・っていうかできるわ!!」

と言っていただけました。


PS
明日から、SIZOCA のメンバーに対して「無料コンサル」に
入ります。

よい機会となることを、私自身も楽しみにしています。
  


Posted by Evolution Mind at 07:47Comments(0)sizoca め組

2011年05月20日

マニアの心理学

あなたの趣味は何ですか?

私は読書が好きです。



2011.05.20 fri 17:49
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、



    ◆「ハマる」という心理

北方健三氏の、「三国志」にハマってしまったときは
またたく間に全巻買って揃えてしまいました。

昔から、コミック漫画は一冊買うと続きが気になって
全巻読み切らないと気が済まないたちで・・・

部屋中コミック漫画だらけ!!

母親が見かねて、それを処分しようものなら、泣いて
わめいて反抗したものです。



    ◆買わずにはいられない、心理とは?


行動心理を研究している、アメリカのハース兄弟によると

人の興味とは、知識と知識の間に、「隙間」を感じたとき
に生じるというのです

≪人は、「隙間」を認識すると、それを埋めたい・・・≫

このような欲求が本能的にわいてくるというのです。

そして、その隙間を埋めたい欲求は、知識を得れば得るほど
どんどん強くなるとのこと。

そう言えば、、、



    ◆例えば、キティちゃん

あなたが、おなじみのキティちゃんを1つしか持ってない
場合で、次の2つ目を買いたい(埋めたい)欲求と、、、

ご当地キティちゃんを含め、全部で89個を持っていて
シリーズ最後の1つを買いたい(埋めたい)欲求とでは

どっちが強いでしょう?

アニメのワンピースのフィギュアで、麦わらの一味から
ナミだけがいなかったら、絶対に手に入れたくなります
よね!?

  

別の例えでは、、、

日本の47都道府県のうち、

 1. 2つしか答えられなかった人
 2. 10の都道府県を答えた人
 3. 45の都道府県を答えられた人

この3何のうち、どの人が、

自分が答えられなかった都道府県(埋められなかった部分)
に強い関心を持っているでしょうか。

もうお解りだと思いますが、答えは、「3」の人です。



    ◆マニア・コレクター心理

つまり、得れば得るほど、、知れば知るほど、、、

自分が持ってないモノや知らないコトが、より強く認識
されてしまいます。

そして、その、「足りない部分」を埋めようとする欲求が
とても強くなるのです。

自分の興味のある分野の知識に、「隙間」を感じたとき
なんてのは、ものすごくこの欲求が働きます。

初めに とても安い価格で、鉄道の歴史やエピソードを
興味深く紹介し、本物そっくりの模型の付録までつけて

それをくり返し、次第に正規の高い価格で売るという
何とかという、シリーズ本のマーケティングも、これに
当たります。

まさに、この、買わずにはいられない、「隙間心理」を
利用した優れたマーケティングでした。

○○マニア、●●コレクター、、、

実は、とても多いのです。

この心理を使ったセールスプロモーションは、あなたの
ビジネスでいろいろな形で活かせると思います。


ということで、参考までに・・・


では…  


Posted by Evolution Mind at 17:50Comments(0)つぶやき

2011年05月19日

ビジネスで一番大切なこと

ある個人経営者数名と、お話をする機会がありました。

   

その時に、「ビジネスで一番大切なことって何だ?」と
いう話になり、それぞれの意見が求められました。



2011.05.19 thu 07:42
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、



    ◆私の答え

「信用・信頼」、「マーケティング」、「見込み客集め」等と
様々な意見がでました。

どれも大切で、まったく反対する気持ちはありません。

「牧野さんはどう思う?」

当然、このように振られてきました。

まあ、その中で一番年長の私は、「みんなと同じだよ」と
言うのも色気がないと思い、ちょっと間をおいて、、、

「健康」

と、答えたのです。



    ◆華僑の教え

以前、人から聞いた話なのですが、、、

世界各国で、ビジネスを牛耳っている、「華僑」の方々は
健康にとても気を遣っているとのこと。

さらに、取引相手は、同じく健康でさらに健康を気遣って
いる人間でないとしないとの話でした。

全くもって、その通りだと思いました。

人間的に素晴らしく善い人でも、いつも病気がちで不健康
そうな方とは、取引をするのも気が引けてしまいます。

顔の色つや、肌の張り、失礼かもですが体型にいたるまで
を見ると、日々のその人の生活習慣を感じることができます。

消費者としてでなく、ビジネス・パートナーとして考えたとき
「自立能力」はもちろんですが、、、

「自律能力」

いわゆる、自己管理力の有る無しが問われると思います。

自己管理力は、言ってみれば、「我」との戦いです。

精神面での健康も含め、、、

あらゆる、「我欲」の誘惑に勝って、自分をコントロールでき
た結果 「健康」は手に入り、それは自分のビジネスにとって
最も基本で大切な、「信頼」となると信じています。



    ◆ 習慣 = 運命

だったら、健康によい食生活、運動などをすればいいじゃん
と思って、日曜日の朝とかにジョギングをする人もいます。

夏などは極端で、日ごろの不摂生で太ったカラダをなんとか
しようと思っているのか、炎天下のもとサウナスーツのような
格好で、死にそうな顔をして走っている人を見かけます。

これなどは、ボクサーが週一回の練習で、世界チャンピオン
になろうとしているのと同じことです。

食生活でも、たまにオーガニックの無農薬野菜のレストラン
に行って、「ヘルシー!!」と喜んだ次の日に、マックでポテトを
食べて、「美味しい!!」と言っているような人を見かけます。

喫煙にしても、同じことが言えます。

私は、サラリーマンから独立したときに、「華僑の話」を教訓
にして、健康を第一に考えるようにしました。

簡単に言えば、、、

それまでの 「習慣」 を変えることによって、「自分の運命」を
変えようと思ったんですね。



    ◆牧野の習慣

誇大表現なしで、現在の私の習慣を一部ご紹介します。

前職を辞めた日を境に、長年の習慣だった「タバコ」を辞めて
毎日のウォーキングを習慣にしようと決めました。

1年以上たった今現在、煙草は一本も吸っていません。

というか、吸う気にもなりませんし、完全に私のカラダが拒否
しています。

朝のウォーキングは、今年から毎日のジョギングとなりました。
1日、4Km~8Kmの距離を、欠かさず走っています。

これは、走らないといられないくらいに習慣化しました。

食生活では、今年から「朝食なし」で、午前中は「水分のみ」
の生活習慣に切り替え、とても体調がよくなりました。

あと、精神面の健康として、メンターの音声を1日も欠かさず
愛用のウォークマンで、1時間は集中して聞いています。

   

さらに、、、

大切な仕事は、「朝一番に行う」という習慣も身に付きました。

まだ、腸内デトックスや、読書などの習慣もありますが、ここ
では、このくらいにしておきます。



    ◆お客様のため

私は、自分が自分のために何かをしていると思うと、使命感が
なぜか湧いてきません。

これは、私だけのことかもしれませんが・・・

私は、自分のお客様のために、「健康」を気遣っています。
私は、自分の家族みんなのために、「健康」を気遣っています。

煙草を辞めたとき、、、

「自分の健康のため」、と思って禁煙はできませんでした。

過去に、長女が生まれたとき、「この子のために」と思った場合
には、数年間の禁煙が成功しました。

今回の絶煙は、「お客様のため」 と本気で考えたら、ホントに
いとも簡単に煙草をやめることができました

サラリーマン時代と、ビジネスに対しての「責任感」と「甘え」の
違いだと思います。

この考え方は、人それぞれです。

強制もしませんし、「私が正しい」と主張もしません。

主張もしませんが、、、

私のなかでは、これで善かったなって思っています。



    ◆ビジネスで一番大切なこと

今日、こんなことをお伝えしたのには理由があります。

昨日の夕食時、

高校に通う娘が、同級生のお父さんがガンで亡くなって、明日
お通夜に行くんだと話をはじめたからです。

まだ若いお父さんだと思います。

ビジネスで一番大切なことは、「健康」

死んだら、ビジネスはできないんだって、、、

当たり前のことかもですが、そう思ったからです。

ただし・・・

「健康」が一番、と言っている人に限って、無理をしていたり
ストレスをためまくっていたり、暴飲暴食をしていたり、カラダに
悪い生活習慣をくり返しています。

そして、「健康」のために、、、

「時間」と、「お金」をかけるのを極端に嫌がる というか避けます。
これが何を意味しているかはハッキリわかりません。

最後にひとつ言えることは・・・

≪大切なものは、亡くさないと気付かない≫

ということでしょう。



では・・・
  


Posted by Evolution Mind at 08:23Comments(0)女と男と人生

2011年05月17日

広告の書き方基本編

あなたは、「ジョーズ」という映画を見たことがありますか?

あの映画見ていると、実際に自分が海を泳いでいるかのような
気分になりましたよね。

そしてあの音楽と共に、サメが実際に自分に襲いかかってくる
恐怖感を味わうのです。

     
もちろん、あなたは本当に海の中にいたわけではありませんね。



2011.05.17 tue 06:57
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、



    ◆2つの広告

「ジョーズ」 は映画で、あのサメも機械でできたロボットなんだ
ということも、あなたは当然分かっています。

それなのに私たちは、

 「映画は、誰かによって撮影されたものである」

ということを忘れて、さも実際に起こっていることのように、映画
にのめりこむことができてしまいます。

その理由ですが、、、

私たちの頭の中の

●「知性」の部分 (映画の内容は現実ではないと認識する) と

●「感情」の部分 (映画が 現実であるかのように恐怖する) は

必ずしも、結びついていないからなのです。

この事実は、私たちがコピー (広告) を書くときに、覚えておか
なくてはいけません。

実は広告には、

見る人の

 1.「知性にうったえかける広告」
 2.「感情にうったえかける広告」

2種類があり、広告をつくるときは、そのどちらかのタイプの広告
をつくろうと思っているのか、選択する必要があります。



    ◆1.「知性にうったえかける広告」

ここではまず、今まで消費者が、知りえなかった情報を提供して
いきます。

そして、よく目にする広告の内容が、、、

まぎれもない事実であるということを証明し、彼らの知的好奇心
をくすぐることで、広告に対する興味を植えつけるのです。

もしかしたら、あなたはここまでを読んで、

 「広告なんてのは、感情を揺さぶればいいだけだと
  思っていた・・知性に訴える広告なんてあるのか?」

と思ったかもしれません。

思ったかもしれませんが、、 実は、多くの人が知らないだけで
実際には、かなり数多く存在しているのです。

ただです、

ただ、知的な広告というものは、なかなか消費者の感情を揺さ
ぶることはできません。

したがって、今あなたに、「思い出してみてください」と言ったと
しても、思い出せないのは無理もないのです。

さて、対照的ものはこれです。



    ◆2.「感情にうったえる広告」

感情にうったえる広告とは、、、

お客様がすでにそれを知っていて、常に欲しいと思っているものを
もう一度頭の中に思い起こさせるためのものです。

そして、

お客様がすでに体験しているものを、新たな視点からもう一度体験
してもらいます。

例えば、

ワイシャツを売っている人が、

 「イタリア製生地使用、形態安定・速乾性ワイシャツ入荷!! 
  今まで日本では出来なかった、○○製法(特許)を実現」

と商品を広告に載せれば、

 「へぇ、イタリア製のワイシャツなのか、ちょっと高級っぽいよな
  でもそのわりには、形態安定で乾きがいいってのは今時だな
  ○○製法ってのは特許なんだ、初耳だな、何か良さそうじゃん」

となります。

     
では、

 「ただのサラリーマンおやじが、12歳若く見えて
  エリート起業家の雰囲気を漂わせることができ
  思わず、スーツ姿の女性が振りかえってしまう 
  日本で初めて販売するイタリア製ワイシャツ、本日入荷」

と広告したらどうでしょう?

 「マジかよ!? 最近老けたって言われて落ちこんだよな俺・・・
  ここんとこ道路を歩いていても、『邪魔だよオッサン!!』って
  目で見られてる気がするし・・・ 起業家ってのは確かに
  憧れだったよ。それに、女が振りかえるなんて、最高じゃん 
  で、イタリア製って言うことは高級だよな!? て言うか、それっ
  てどんなワイシャツなんだよ?」

このように、感情にうったえる広告は、、、

お客様の感情の「根底」にあるものを考えて、「新しい体験」をして
もらおうと背中を押してあげるような働きかけをします。

その「新しい体験」をしてもらうことで、消費者はその商品に対する
新しい印象・興味を持ち、購入を促す結果になるのです。



    ◆知性と感情

どちらが優れた広告かは、あなたの販売する商品の特性によって
も大きく違ってきますし、どの層のお客様に対してあなたが販売を
していこうとしているかによっても違ってきます。

映画の例で示したことからも分かるように、知性と感情、両方同時
に訴えかけるということは、容易に出来ることではありません。

だからこそ、

あなたが広告をつくるときには、どちらのタイプの広告にするのかを
事前に決定をしておく必要があります。

焦点が定まらず、目的が明確でない広告では、お客様の記憶には
残りません。

果たしてあなたの広告は、お客様の心に届いているのでしょうか?

知性と感情・・・

あなたは、どちらでお客様の心をつかむのか、はっきり決まっていま
すか?

それは、

私のようなコピーライターが、ペンを握る前に、すでに決まっていなけ
ればならないことなのです。

あなたが広告をつくる前に、もう一度このことについてよく考えてみて
ください。


では・・・
  


Posted by Evolution Mind at 06:30Comments(0)コピーライティング

2011年05月16日

奇跡の存在になる

平均、0.73人

この人数が、何を表していると思いますか?
これは、現代の社会を一言で表した数字です。



2011.05.16 mon 07:15
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、



    ◆社会の裏問題

現代の社会と言っても、ニュースで騒がれているような
経済問題とか、高齢者問題とか、環境問題とかではなく

もっと身近で、リアルな数字です。

 平均0.73人

これは、ひとりの人間が持っている、「親友」と呼べる
人数の平均値だそうです。

つまり、

平均して、1名の親友もいない人生を、多くの人が
生きているのが、今の世の中ということになります。

そして、私たちがブログや facebook などを使って
メッセージを伝えようとしてる不特定多数の人もまた
「親友が1人もいない人ばかり」ということです。



    ◆私も実はそうです

あなたには本当に何でも話せて、どんなことがあって
も許せる親友がいますか?

間違ったことをしていたら、殴ってでも、自分が嫌われ
てでも止めようと思える親友はいますか?

あなたにそういう人がいるか分かりませんが、、、
私は・・・片手でも余るくらいしか思い浮かびません。

いや、もっと正直に言ったら・・・

現在は、1人もいないのかもしれません。

中学や高校生くらいの頃には、「親友」と呼べる友は
何人かいました。

もちろん現在も、「友達」なのですが、、、

しかし、私のような状態の方は案外多いのではない
かと思います。

知り合いの方や友達は、年齢を重ねていくと自然と
増えます。

しかし、「友達」と「親友」は微妙にその意味するもの
が違いますよね。

人は、人と繋がっていたい生き物です。

  

インターネットが 爆発的に 広まって、ブログ、mixi
ツイッター、facebook、とコミュニケーションツールが
花ざかりになるのも、、、

 「買い物が便利になるから」
 「知識や情報がすぐに得られるから」

ではないと思います。

 「人は人と繋がっていたい・・・」

他にも、掲示板、チャット、スカイプ、2チャンネル・・・
出会い系サイトから、Q&Aサイト、プロフ、前略・・・

このようなブログにおいても、アクセスが増えていき
コメントをいただいたりすると、何とも言えない幸せな
気持ちになると思いませんか?

私はアクセスがあると嬉しいですし、楽しいコメントを
もらった日には、一日中ニコニコしています。



    ◆人は良い出会いを無意識に欲っしてる

だからこそ、知っておいて欲しいことが1つあります。

最初は、私もよく意味が分からなかったのですが、、、

今は、これが どれほど大切なことか が分かるように
なりました。

もし、この大切なたった1つのことを、意識もせずに
ブログを書いていても、

長期的に良い出会いを作っていくことは、不可能だと
思います。

いくら毎日ブログを書いても、メルマガを書いても時間
のムダかもしれません。

 ・ツイッターでフォロワ―が10,000人いようとも・・・
 ・facebookで、5,000人と友達になったとしても・・・
 ・「イイネ」を1,000回、2,000回とつけたとしても・・・

あなたが、インターネットで自分のメッセージを通して
行わなくてはならないこと

それは、、、

 ・周りに人がいても、孤独で・・・
 ・家庭を持っていても、ひとりで寂しく・・・
 ・仕事を頑張っていても、退屈していて・・・

本当の親友が、気付いたらいなくなっていた・・・

という、その人の人生を、変えてあげることのように
思います。

世の中の人は、私やあなたも含めて、常にワクワク
している人は少ないと思います。

むしろ、みなさん、暇すぎるぐらい暇だと思います。

「暇」という言葉は語弊があるかもですから、言い換え
ると、、

毎日、「退屈すぎる人生」を生きているのではないで
しょうか。

そして、、、

0.73人という数字からも分かるように、本当に寂しい
思いをしています。

誰も、自分のことを分かってくれないのです。

誰にも、本当の気持ちを打ち明けることができない・・・

いつも傷つき、それを隠して、隠して、隠して・・・
1人で苦しみながら生きていると思います。



    ◆こんな時代背景だからこそ

では、具体的にあなたがすべきことは何だと思いますか?

もしも、あなたが現在、個人でお仕事をされているならば
なおさらのことだと思います。

それは、、、

「その人の今後の幸せな人生のビジョンをあなたが持ち
 本気でそれを叶えるために行動をしてあげること」


だと思います。

まずは肉体面、感情面、精神面、経済面のすべてにおいて
その人が少しでも、満足できるように、あなたの持っている
力を尽くすことです。

もし、あなたが「その人にとっての幸せな毎日のビジョン」
を具体的に持ち、

それを実現するために、本気になったとしたら、、、

その人にとってそれは奇跡だと思います。

0.73人という数字に表されているように、、、

その人にとって、自分の人生を本気で考えてくれる人と出会う
ことは、奇跡なのです。

もし、あなたがご自分の人生で成功をしたければ、、、

自分の理想やビジョンを持つのではなくて、その人の理想や
ビジョンを、あなたが考えて毎日を過ごすことが、一番の
早道だと思います。


そして結果的には、、、

あなた自身にとっても、退屈ではなく、ワクワクして、心の通じ
合う仲間を持てて、幸せな毎日を過ごすことができる近道だと
思うのです。



    ◆ 「奇跡の人」

多くの人は、自分のビジョンは持ちますが・・・

アカノ他人である、その人のビジョンは持ちません。

もし、あなたがそれを持つことができれば、孤独で、退屈して
誰にも理解されないと感じているその人にとって、

あなた自身が「奇跡の人」になることができると思います。

自分の気持ちにフォーカスするのではなく
他人の気持ちにフォーカスして、、、

 ●その人が欲しい知識を与えられるように
 ●その人が欲しい気持ちを与えられるように

多くの人生の成功者が持っている、「心」のフォーカスの
ポイントを、私ももっとこれから学んでいきたいと思います。



PS.
「そう言えば、私はいつも自分のことばかり考えてたな」

自分の儲け、自分の生活、自分が良く思われたい、
自分の都合、自分のためになること、自分の損得、
自分の考え、自分の・・・

このエゴに気付き、それを捨てるマインドを持つ努力をし
完璧ではありませんが、何とか乗り越えられたとき、、、

これで、ようやくコンサルティングという仕事ができるな
と思えました。


PPS.
私のコンサルのお客様は、「親友」と呼べる存在です。

始めは他人行儀なところはありますが、時間をかけて
真剣に相手のビジョンだけを考えていると、「親友」に
なれると思います。

私は朝起きると、その「親友」の為に祈ります。

何を祈るかはナイショですが、心から天に向かって祈り
をささげます。

そして、その「親友」を、誇りに思っています。  


Posted by Evolution Mind at 08:20Comments(0)仲間プロジェクト

2011年05月14日

1976 中1夏・・・

以前このブログでご紹介したことがある、「私」の中学時代
のエピソードをリライトしてみました。

   

内容はほとんど変わっていませんが、最近「私」と出会った
方に向けて書きました。

藤枝の田舎少年の、思春期真っ盛りのエピソードです。

今回は、難しいお話ではありませんので、単純に楽しんで
いただけたら幸いです。



2011.05.14 sat 14:33
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、



    ◆ 1 9 7 6 年

昭和51年 ロッキード事件が発覚・・・

時の総理大臣、田中角栄氏のしゃべり方のモノマネを研究
して、学校に行くと男子連中で披露しあっていたバカ時代。

当時の私は、思春期真っ盛り12歳、、、

中学一年生の夏の思い出を話す前に、私は12歳から46歳
の34年間、部活に携わっていた。

12歳から23歳までは運動部の選手として。

23歳~46歳までの23年間は指導者として、部活に全精力
をぶつけていた。

その生活にピリオドを打った昨年2010年だが、やっぱり今も
思いだすのは、「ブ・カ・ツ・・・」

アホのように打ち込んできたからこそ、思い出となっている。
こんな人は、果たして私だけだろうか…?

    

    ◆ボウズ頭は大人の香り

当時、中学生になるとボウズ頭にしなければならなかった。

「出家」 の俗世間版のような気分になってしまうのは、当時の
男子の常で、嫌でも自然とおごそかな気持ちになっていった。

多くの同級生が、春休みにいやいやボウズ頭にする。

それに逆らって、小学校の卒業式前に私は 「出家」 をした。

 「恥ずかしい思いは先にしちゃった方がいいんだ!!」

と、当時は本能的に感じ取っていたのであろう。

それは今でも同じで、、、

【嫌なことは初めにやってしまえ】的な考えは、私の生き方の
端々に今もって見え隠れしている。

さて、当時の男子の会話の多くは、中学に入ったら何の部活
に入るのか、ということだった。

小学6年生時の牧野少年は、すでに170cmの背丈があって
運動能力もまあまあだったため、中学の部活は大変に楽しみ
でもあった。



    ◆やっぱ、野球部でしょ。

ここからは、今の 「私」 から、当時の 「僕」 になって話をして
いこうと思う・・・

僕が小学校時代に、ムキになって取り組んでいたスポーツは
ソフトボールだった。

ドッジボールでは2流だったが、ソフトボールでは1流だった。

スポーツテストのボール投では、60mを投げて1位。
中学に入ったら、「野球しかないでしょ!!」 という感じだった。

その時の愛読書がマンガの「ドカベン」だった影響は否めない。

中学入学前の春休みにはバットを毎日庭で振ったりと、気合い
がみなぎっていた。



    ◆仮入部

中学には、「とりま入部」的な制度があって、お試し的な入部
方式があった。

今考えると、とても教育的な制度であると納得。

野球部の仮入部に出かけた僕は、登録用紙の記入が済むと
「先輩」という、聞き慣れない響きの上級生から 「説明」という
妙な決まりごとを聞かされた。

 「え~かぁ、100m先でも先輩の姿が見えたらよぉ、
  でっけぇ声で、ちぃ~ッスってあいさつすんだぞ!!」

「説明」は以上だった。

その頃、多分マンガの読みすぎで、視力がどんどん落ちてい
た僕は、100m先の先輩を見分ける術が見つからなかった。

のちに、眼鏡を買うことになるのだが、、、

それより僕は、、、

 「先輩という人は、100m先の相手に挨拶されて
  どーして恥ずかしくないんだろう?」

という素朴な疑問を持ち、挨拶している自分をイメージしたら
妙に滑稽に思えて、あっさり入部の気持ちが萎えてしまった。



    ◆さーて、どうするかぁ?

とにかく動き盛りの男子だった僕は、所属部活が決まらずに
やや焦っていた。

他の友だちは、どんどん入部が決まっていく・・・

そこで選んだのが、背がデカイというだけでバレーボール部。

確か、バレーボールのワールドカップのような大会が日本で
開催されていて、話題性にはこと欠かなかったのが最終的な
入部の動機だったと思う。

田中幹保、猫田勝敏、小田勝美、知る人ぞ知る名選手に関心
を持ちつつ、

ベイ・シティー・ローラーズの、「サタデー・ナイト」に夢中だった
僕は、、、

 「バレーボール部に入れて下さい。」

と、入部の門を叩いたのであった・・・



    ◆ゲッ、モテねぇ!!

正直、その頃の牧野少年は、、、

思春期の真っ盛りを目の前にして、女子にモテたいという感情
が、生活の随所にあふれ出ていた。

(この感情は、いまだに続いているからスゴイのだが・・・)

まあ、運動部に入っていればカッコイイと思われる、という安易
な発想を、当時の男子は少なからず持っていたのではないだ
ろうか?

「オレはもっと純粋に運動部に入ったんだ」的な男子生徒諸君も
後にだんだんと、「カッコイイって思われたい教」 の熱心な信者と
して密かに入信し、増殖していったとも考えられるが・・・

しかし、どうしても真面目ヅラをしている者は結構いたのである。

要は、隠れキリシタン的な奴らが結構多く、ふらちな心を隠して
書店でナンチャラ拳法のような本を買ってきては、自宅で筋トレ
オタクのような生活を送っていた奴もいた。

そんな奴はどうでもいい。

どうでもいいのだが、モテない・・・

そんな中、女子にキャーキャー言われるのは、そのほとんどが
サッカー部のチャラ男たちだった。

サッカーをやっているだけでモテるという方程式は、数学をどん
なに勉強しても、サッパリ解けなかった。

特に夏。

熱い太陽の陽ざしを浴びて、真っ黒に日焼けした彼らは、汗を
イッパイかいて、「われら青春」の世界に直リンクした。

雨でも降ろうものなら、土砂降りのグランド上で 泥にまみれて
ボールを追う選手の姿を目の当たりにするのである。

瞳の中に☆を輝かす女子が増殖してきても不思議ではない。

藤枝市という、サッカーが 「国技」 のような街ならなおさらだ。

室内、色白、目立たない、パッとしねぇ~バレー部は、ガン黒
サッカー部の引き立て役にしかならなかった。

目立ちたがり少年だった僕は、ガマンの限界を越したせいか
態度や、服装に、、その欲望の傾向が現れ始めた。



    ◆ウィンクする先輩

そんな夏のある日、先輩という見知らぬ男子生徒が僕を呼び
にきた。

プールで遊ぼうぜ、という類のお誘いでないことは察しがつく
年頃になっていた。

学校の裏の空き地のような場所では、先輩という人達が20人
くらいで待ち構えていた。

恐い顔して、「メンチ」と言うウィンクを飛ばしてくれていた。

その中の数人が僕に向かって、険しい顔をしながら何か早口
でわめいてきたのだが、、、

中国人が広東語で騒ぎ立てているようにしか聞こえず、何を
言ってるかは、サッパリわからなかった。

ただ、少々、「友好的でないスキンシップ」 が入ったときには
僕の心の中の、「あるスイッチ」 が ON になった気がした。



    ◆イケイケ!!

そのよーな出来事があったにも関わらず、僕の様子は変わる
ことなく過ぎていった。

それと同時に、バレーボールをもっと極めたいという欲も出て
き始めたのだった。

もともとすぐに夢中になる性質だ。

運動能力には自信があった。

とくに、瞬発力とジャンプ力では、3年生も含めて負ける気が
しなかった。

中学生で、バスケットボールのリングに手が届く男子生徒は
多分そんなにいなかったのではと思う。

そしてその当時、ちょっと気になる女の人がいた。

いつも隣で練習している女子バレー部のキャプテンのMさん
だった。

2つ年上で女子の先輩だが、よく声をかけてくれた。

顔がちっちゃくてかわいくて、背丈はそんなに高くないけれど
明るくて、3年男子の中で人気№1だった。

さらに後輩女子には、憧れの先輩的な存在だったらしい。

そのMさんが、なぜか僕に優しいのである。

いい気になった!
有頂天になった!!
天狗にもなった!!!

日に日に仲良くなっていき、下校時も途中まで一緒に帰る・・・

そんな感じで親しさをグーンと増していった。

 「これも、部活のおかげだぜ・・・」

しみじみ思ったこともあった。

夏休みに入ると、次々に中体連の試合が終わり、3年生が
引退して1、2年生だけの活動が始まった。

味気ない・・・
意味がない・・・
燃えない・・・
暑い・・・

隣のコートでがんばっていたMさんの姿がなくなったとき、、、
気合いが、イマイチどころか・・・

イケイケのスイッチが、全く入らなくなった。



    ◆「牧野、ちょっと来い」

その夏休みに入る前に、僕は学校で一番年配の体育教師
に呼ばれ、最も苦手だった職員室に拉致された。

 「なんスか?」 と僕

 「まぁ~座れや」 と体育教師

だいたいが職員室に呼ばれるときは、よくないことがあった
場合だと、当時は相場が決まっていた。

 「お前な、陸上やってみねぇーか?」 と体育教師

 「はぁ、陸上っすか?」 と僕

 「秋に市の陸上大会があるんだか、陸上部以外にも
  全校生徒から選抜して、大会に出場させてるんだ」

 「全校生徒から選抜っスか?」 と僕

この瞬間に、、、

安倍川、蓮花寺、焼津海上の花火大会が、同時に、一気に
打ち上げられた感じがした。

しかし、そんな感情は出さずに、「仕方ねぇ~なぁ」感だけは
ちゃんとと保って、、、

 「選ばれたなら仕方ないっスね」

と、クールに装い、実は心の中で天に向かってガッツポーズ
をくり返していたのだった。

1年~3年の中から選ばれたのだ。
1年生で選ばれたのは僕を含め3人だけだった。

これは快挙だった。

夏の太陽・・・
焼けるグランド・・・
ほとばしる汗・・・
日焼けした素肌・・・
ひたむきに走る姿・・・

ようやく活躍の場が来たと感じた瞬間だった。

それだけではない、、、

 「これでモテる、俺は勝ったぜ!!」

と思ったのだった。

あのサッカー部の連中も選ばれていない。

そういった集団に属する「特別感」と「優越感」は、当時の
モテたい少年、牧野くんの心を満たすには、充分なもので
あったことは言うまでもない。



    ◆さらなる追い風

選抜メンバーの中に、Mさんがいた!!

夏休みのど真ん中あたりで、陸上の選抜メンバーの集合
があり、久々に顔を見ることができた喜びは、、、

藤枝にできたばかりのモスバーガーで、テリヤキバーガー
を 始めて食べたときに匹敵した。

そんな僕の気持ちをよそに、体育教師は選手それぞれの
専門種目を淡々と発表していった。

 「牧野は跳躍」

 「ちょーやく?」 と僕

聞き慣れない言葉で戸惑った。

 「ねぇMさん、ちょーやくって言われたけど何それ?」 

先生に聞けばいいものの、あえてMさんに聞く。

 「多分、幅跳びとか高跳びとかそんな感じじゃない?」 

Mさんは、陸上競技には詳しくないようだったが、答え方は
相変わらず、牧野少年をデレデレさせる系であった。

 「ところで、Mさんは何やるの?」 と僕

 「あっ、私はね、投てき!」 とMさん

 「トンテキ?? 何それ?」 と僕

 「砲丸投げをやるみたいなの」 とMさん

ショックだった・・・

種目が違うだけならまだしも、Mさんに、あんな重い鉄の玉
を投げさせるなんて・・・

Mさんが、Sさんにイジメられてる、、、

まぁ、ちょっと苦しいが、そんな感じだった。

 「牧野くんは、ジャンプ力がすごいから
  きっと記録が出せるよ、がんばってね!!」

女と言うものは、男をその気にさせる【天才的生物】である
と、その時しみじみ実感した。

アメリカ映画で、、、

「ロッキー」が、妻になるエイドリアンから「WIN(勝って)…」と
言われたとたん、、、

それまでのグータラ生活から、180度変わり、練習の鬼と化
して、ボクシングへの意気込みがMAXになってしまった・・・

そのくらい好きな女の一言のパワーは、「歴史」を変えるくらい
とにかくスゴイ!!

そこから僕は、超調子に乗りまくり、ロッキー・バルボア改め
マッキー・バルボアと自分を呼ぶようになったのである。



    ◆ 下 心

選抜された上級生の 「先輩」 の中に、僕を学校の裏に呼び
だした奴らの何人かがいた。

不思議な事に、選抜されてMさんとも親しい僕に、それ以降
メンチを切ってくることはなくなっていたのだ。

その代わり、やけに馴れ馴れしく僕に話しかけてくるようにな
ってきた。

別に嫌ではなかったのだが・・・

 「牧野さぁ、なんでMとあんなに仲がいいんだ? 
  どうやったらよぉ、あんな感じで話せんだよ??」

なるほど、そーゆーことかい。

誰がMさんを、おめーみてーなチャラ男と親しくさせるもんか!!

男ってもんは、好きな女を守るときには、本領ってヤツを発揮
するものなんだ、と、何かのマンガで読んだ台詞を思いだした。

 「Mさんてさ、ダウンタウン・ブギウギバンドの
  宇崎竜童タイプが好きみたいっスよ」 と僕

実際は、フォークソングのかぐや姫のファンだった。

 「オレは姫を守った!!」

とゆーよーな感じだった。

まあ、確かに、「嘘は良くない」。

しかし、その時は、、、

 「へっ、ザけんじゃねえよ」

で一蹴できてしまった。



    ◆中学1年 性

Mさんとは種目は違ったが、アップと基礎練習は、全員が同じ
メニューで行うのが通常だった。

ストレッチのパートナーがたまたまいなかった日に、女子では
あったが、Mさんが僕のパートナーをやってくれた。

滅多にないことである。

 「よろしくね!!」

とほほ笑むMさんの笑顔は、この世のものではない感じだった。

 「うぃっス…」 ど緊張の牧野。

その理由は、単純明快だ。

そう、ストレッチはお互いの身体に触れるからだ。

いくら親しくしていたって、身体に触れることなどなかったので
ストレッチは強烈なスキンシップだ。

僕は、休んでくれたパートナーと、ストレッチに心から感謝した。

背中を押してくれたとき、「案外柔らかいじゃん」 と言いながら
ふざけて、カラダ全体で押してきたMさんの、胸の感触の方が
柔らかく・・・

思春期真っ盛りの僕は、言葉も返せず、、、

ただただ、いい香りがするMさんを感じて、鼻血が吹き出して
きそうな状態をこらえていたことは、まぎれもない事実だった。

僕がMさんの身体を押す番のときは、心臓を誰かに鷲づかみ
にされているよーなバクバク感だった。

カラダを押すために手のひらを背中に当てると、Mさんは小さく
て、とても華奢(きゃしゃ)な感じがして、なぜか興奮して、口から
心臓が飛び出てきそうだったことを覚えてる。

まあ、その日の練習は練習にならず、夜から明け方にかけて
思春期少年の「性」は熱く燃え上がっていった。

部活ってなんて素晴らしいんだ・・・

しかしながら、、、

不純のかたまりのような事ばかりではなく、やはり記録更新に
向けての戦いもあった。

走り幅とび(ロング・ジャンプ)を練習していた僕は、6mを目標に
練習していた。

しかし、そう簡単に6mは超えられない。

スポーツテストの幅跳びと違って、助走の距離や、加速の仕方
タイミングの合わせ方からフォームまで、かなり本格的なものに
なる。

後で聞いた話だが、先生は2年から3年で結果を残してくれれば
いい的な考えで1年生を選んだらしい。

どっこい、それでは僕のプライドが許さない。

絶対に結果を出して、「新聞に載る」と宣言までした。

特に、宣言した相手がMさんだっただけに真剣だ。

まあ、その年は結果などでるわけでもなく、散々だったのだが・・・

後の結果はさておいて、その夏の陸上練習は燃えた。
本業のバレーボールの練習の10倍はやった。
家に帰っても筋トレを続けた。

とにかく、バカみたいにやった。




    ◆「牧野くん、ちょっといいかな・・・」

あと数日で、夏の練習が終わるというある日、、、

僕はMさんに呼び出された。

その時、普段の明るくかわいいMさんの雰囲気がなかった。

中学校から少しだけ離れた山の上に、神社があったのだが
そこに呼び出されたのである。

練習のあとだったので、なぜか僕は普段以上に顔を入念に洗い
バカだなと思ったけれど、ロッテのグリーンガムを買って、3枚を
まとめて口に入れてよく噛んだ。

何を期待していたのか・・・

すでに気づかれたと思う。

 「ゴメンネ、牧野くん呼び出しちゃって…」 とMさん

 「全然いいっスよ、それよりどーしたんっスか?」 

 「うん・・・」 とMさん

この時点では、期待の方が上回っていて、心臓の音がMさんに
聞こえるんじゃないかと本気で心配していた。

 「あのね、実は好きな人がいるの…」

 「(来た…)」 と心で叫ぶ僕

 「私の気持ちをどう伝えていいかわからないのよね」

 「あっ、そ、そーだったんだ…」 とまだ半分期待の僕

 「サッカー部のAくん知ってるでしょ!?」

 「(ほえっ??)」

 「Aくん、サッカーの強いH高に行くみたいだから
 なんとかその前に自分の気持ちを伝えたかったんだ」

 「あっ、あぁ~、そーだったんだ・・・」 と僕

虹を見つけて喜んで、虹のふもとまで笑顔で駆け寄ったときに
急に誰かに呼ばれて 振り返ったら、飛んで来ていた鉄の砲丸
が顔面に直撃したような衝撃だった。

動揺を隠そうとポケットに手を突っ込んだ。

残りのグリーンガムが手に当たり、思わず泣きそうになった。

でも、必死でこらえた。

 「男子で相談できる人っていなかったんで
  ついつい牧野くんに頼っちゃった、ゴメンネ」

 「いいっスよ、俺も好きな人できたときには
  Mさんに相談するからさ・・・」

 「もちろんよ、絶対に言ってきてね」 とMさん

時間にしてどのくらいだったのだろう、、、

正直、何をしゃべったのか、今もってよく思いだせない。

ただ、日が暮れかかった帰り道を自転車があるにも拘わらず
乗らずに押して帰ったのだけは覚えている。



    ◆That's all

そんな感じで中学1年生の夏は終わった。

そのあと迎えた秋の陸上大会に出場したときには、僕は13才
になっていた。

そして、その半年後、Mさんたち3年生は卒業していった。

また、それ以降、彼女には一度も個人的に会えなかったので
約束した、「好きな人の相談」はできなかった・・・


時は流れ・・・

それから、さらに2年後、、、

僕は、中学校時代の様々な思いを胸に、県営草薙陸上競技場
の第5レーンで、中体連静岡県大会100mハードル決勝を迎え
ていた。



 ~完~



PS
中学時の夏の思い出は、「部活」一色だったけど、2年生編も
3年生編も、ある意味バラエティーに富んだものでした。

続く高校時代の超試練編は、涙、涙の物語です。

大学時代の体育会編は、ちょっと内容が強烈すぎて書けません。

ただ、過ぎてみれば全ていい時代で、いい経験だったんですね・・・

  


Posted by Evolution Mind at 14:46Comments(4)つぶやき

2011年05月13日

「人脈作り」反対派

人間って、どうして他人と関係を組もうとするのでしょうか?

  

ほとんどの人は、「自分が、何かを得るために」その関係
を 築いていると思います。



2011.05.13 fri 06:23
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、



    ◆人脈作りのワナ

 『そんなの当たり前じゃん!!、特にビジネスは1人じゃ
  できないし、多くの人の力を借りて成り立つんだ!! 』


このような考え方は、一般的だと思いますが、私は どうしても
違和感を覚えてしまいます。

人の力が大切で、人と人とのつながりが宝であることは、否定
しませんし、その通りだと思います。

しかしながら・・・

特に、「人脈作り」 という言葉には、強く違和感を持ってしまい
よくある人材交流会や異業種交流会には、まず参加しません。

「人脈」が大切ということを否定しているのでなく、「人脈作り」
という言葉の裏側にある<目的>に疑問を感じるのです。

何かの交流会に参加する人たちの <目的> とは、いったい
どのようなものだと予想できますか?

多分、、「相手と知り合うこと」 = 「相手を利用する」 となっ
ている場合が ほとんどで、それが <目的> になっているって
感じてしまいます。

何かしらの自己利益に、みえみえで結び付けようとしている
のが、とてもハッキリしているのが 私には合わないんですね。

 「何言ってるんだ、相手の利益にも結び付く出会いを
  探して何が悪いんだ!? WIN & WIN じゃないか!!」

と思うかもしれません。

そう思うかもしれませんが、私は、「善い、悪い」を述べている
わけではなく、「私には合わない」と言っているだけです。



    ◆仲間づくり

人脈作りを目的とした付き合いは、私にとっては無意味であり
私の人格そのものを害するものとしてとらえています。

今まで何度かお話してきたように、、、

 「まずは、自分から与える」

ということを実践していくのに、自己利益を主とした「人脈作り」
は、正反対の 目的達成 に近づいてしまうからです。

SIZOCA のアプローチは、この人脈作りとは正反対で
人間関係というものを、、、

 「何かをもらう場所でなく、何かを与える場所」

として、とらえています。

人に合うときは、、、

 「この人のため、私には何ができるだろうか?」
 「この人には、どのような友情を示すことができるか?」

と考えて会うのであれば、様々な交流会に参加するのも意味が
あると思います。

ようは、「仲間」に接するときの「自分がとる態度・行動」と同じで
人と会うときは、「何をしてあげれるかな?」 って気持ちで会う
のが大事だよ ってことを言いたいのです。



    ◆あなたの可能性

ただし、こんなことを偉そうに言っていても、、、

相手の、「誠意」を試そうとしたことが、私には正直あります。

相手にきつく当たったり、ケンカを売るような態度で接したりして
その人の「誠意」は、本物ではないということを証明しようとして
しまったことがあります。

私が相手にきつく当たるので、相手は当然、私に接してくれなく
なります。

そこで私は、、、

 「ほれみろ、やっぱりコイツは俺のことを本当に大切に思って
  はいなかった、本当は俺のことなんてどうでもよかったんだ!! 」

などと周囲にわめき散らしたのです。

こんなことを言うと、私に接してくれる人は誰もいなくなってしまう
かもしれません。

誰もいなくなるかもですが・・・

そんなことをしていた当時の私は、自分が愛情を他人からもらって
いないという身勝手な理由で、他の人に自分から愛情を示すことを
恐れていたのです


当然結果は、、、

愛情は自分から与えないと、自分が愛情をもらえる機会を失う一方
になっていくだけでした。

ただし、あなたにも私にも、可能性があります

愛情は、人からもらわなくても 自分のなかに充分にあるってことに
気づいたとき、、、

私は、人から愛情をもらう必要性を 感じなくなりました。

愛情をいただいて、「嬉しくない」というわけでは決してありません。

 「愛情はある、自分の中に・・・
 「人に与えられるだけの愛情は充分にある!!

あることが、あるキッカケで頭の奥にスーっと入ってきたときに、、、
「自分からまずは与える」 ということの意味がわかりました。

私が、そこから自信を持って人様に言えるようになったのが、、、

 「あなたには、可能性がある!」

という言葉だったのです。

特に、SIZOCA では、私からのプレゼントを使って欲しい
という気持ちで情報を提供しています。

私は、それによってあなた自身が
ご自分の可能性を、強く感じてもらえたら・・・ 
という、願いいっぱいでいます。

ただ、、、

人は、変えようとしても変えられません。

あなたを変えることができるのは、、、

この世でたった一人、「あなた」だけなのですから・・・




  


Posted by Evolution Mind at 06:23Comments(0)仲間プロジェクト

2011年05月12日

人間関係のルール

ビジネスに限らず、私たちは毎日、「人間関係」のなかで
生きています。

そして、ほとんどの人が、「人間関係」「男女関係」という
ゲームに勝てません。

なぜかと言うと、、、

ゲームのルールを知らないくせに、相手に対して、とても
多くの身勝手なルールを作ってしまっているからです・・・



2011.05.12 thu 07:54
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、



    ◆理想像という危険なルール

私は、以前というか、「今も」 かもしれませんが、相手に
見せようとしている、「自分のイメージ」を作っていました。

さらに、その相手に対して、、、

 「こういうふうにあってほしい」

という理想のイメージを重ねてしまい、特に、奥さんとは
そのような私の想いが原因で、過去に大ゲンカをしたこと
があります。

言い換えると、、、

映画や、ドラマや、小説などの世界からくる「理想の相手」
自分の頭のなかで作り上げた「理想像」という自分勝手な
ルールや決まりごとの数々が邪魔をして・・・

相手の、「本当の良さ」を見えなくさせているのです。

   

そして、それだけでなく、先ほども言った通り相手との関係
において、衝突をもたらし、亀裂を生じさせることがあります。

時に、その亀裂は・・・

 「取り返しがつかないものになってしまう」

ということは、説明するまでもないですよね。



    ◆相手への無謀な要求

多分私は、自分の奥さんに対して、一番多く 「無謀な要求」
をしてきたのだと思います。

私自身が勝手に作った、「ルール」 にそって、奥さんに行動
してもらいたいって要求したときに、大ゲンカが起こったんだ
と、今なら確信できます。

教師をやっていたときも同じでした。

私自身が勝手に作った、「理想像」通りに生徒が行動しないと
なぜかイライラしてしまい、たまりかねて、いきなり怒鳴ったり
して信用を失ったことも、一度や二度ではありません。

特に、若いときにはその傾向が強かったように思います。

私は、相手を惹きつけるような人間になる努力を何一つせず
理想の相手が現れてくれることばかりを望んでいたのです。

よく、「理想の相手はどんな人ですか?」という質問をする人
がいますよね。

私たちは、知らない間に、相手に対してばかり 「理想」 を求め
自分自身を高めることを棚に上げているのかもしれません。



    ◆ルールがわかったときに・・・

本当にお恥ずかしい話ですが、、、

私は、40を過ぎるまで、このような勝手な思いを正しいと思い
平気な顔をして生きてきました。

何をやっても満足できる結果にはいたらず、常に自分に自信
がなく・・・その自信の無さを隠すために、必死に偉そうなこと
を周りに言っていました。

私は、その頃に、ある本と出合いました。

その一冊の本との出会いが、自分のその後の人生を変えて
しまったと言っても過言ではないくらい、衝撃的な出会いでした。

それからの私は、教師をやりながら、「ビジネスの勉強」をする
ようになり、いつしかのめり込んでいました。

そして気づいたのが、、、

ビジネスとは、「究極の人間学」 であったということです。

そして、人間関係のルールというものに気が付きました。



    ◆今からできる簡単な方法

人間関係のルールで、あなたが今からすぐにできて、すぐに
幸せを感じることができる方法があります。

今日は、その方法を教えようと思います。

マハトマ・ガンジーは次のように言っています。

  「私が相手に変化を望むのならば
   先に、私自身が変化しなければならない」


ようは、「まずは自分から先に与える」 ということをする
だけでいいんです。

具体的には、、、

 ・自分から声をかけたり、挨拶をする
 ・自分から親切を先に他人に与える
 ・自分から先に教えてあげる
 ・まずは先に無料で提供してあげる

などなど、相手がしてくれることを待たずに、自分から先に
してあげればいいだけの簡単なことです。

このことの真意が理解できて腑に落とすことができれば・・・

あなたは、≪人間関係の達人≫どころではなく、ビジネス
においても≪幸せなお金持ち≫になることでしょう。



    ◆少し宣伝をさせてください

私のセミナーでは、スキルをお伝えする前に、徹底的に
このような考え方を腑に落としてもらいます。

包丁は、ある人間が手にすれば、「素晴らしい料理」を
生み出しますが、別の誰かが手にしたときには・・・

人を傷つけたり、人の命を奪う道具にもなってしまいます。

ようは、道具を与えても、それを使う人の心がしっかりと
正しい方向に向いていないと危険でもあるということです。

ということで、私のセミナーはこれからも時々ご案内します
が、、、

ただのビジネススキルの勉強会だとは思わないでください。

「究極の人間学」、を通して、、、

本当の幸せを真剣に考えていくことが、真の目的なのです


PS
5/27のセミナーは、全部で6時間という長いセミナーですが
受講した後に得られるものは、何事にも変えられない心の
栄養になると自負しています。




  


Posted by Evolution Mind at 08:37Comments(4)女と男と人生

2011年05月11日

人が鏡を発見し失ったもの

「安定」という言葉を魅力的に感じる人は多いと思います。

  

特に、今現在の国内の様子を見てみると、その傾向は強い
と感じてしまいます。

ほとんどの人は、「安定」に、しがみついて生活をしている
ことでしょう・・・



2011.05.11 wed 06:58
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、


    ◆「安定」の正体

安定と一言で言いますが、その種類はいくつかあるって
思います。

● 他人がしてくれる自分の評価
● 他人と自分との様々な分野での比較
● 自分の社会における地位や立場 & 肩書き
● 人から認められているかどうか
● 人と比べて収入は多いかどうか

安定って価値観は、「周囲の目に依存しているもの」では
ないのかなって気がします。

「7つの習慣」でおなじみのスティーブン・R・コヴィー博士
が、大変に興味深い発言をしています。

 「人は、鏡を発見したとき、魂を失いはじめた」

という言葉でして・・・

要は、他人が自分自身をどう見るかという、「社会の鏡」を
「心のよりどころ」にして生きているってことです


つまり、「自分という人間は、どうあるべきなんだ!?」

と考える前に、、、

ワタシはどう見られてるか、どう思われているか、ってこと
を重要視してしまうようになり、、、

「本来の自分じゃない…」という、実体を失った生き方を
し始めて、魂が抜けたような状態で生活している方が多い
のかなって感じてしまいます。

こう感じるのは、私だけでしょうか?

周囲の評判をよくしようと、「こう見られたい自分」を演じ
本来の、本当の自分をラップして隠して、ネコをかぶった
生活をおくる傾向にあるのが、、、

「安定」を求める人の姿だと感じてしまいます。



    ◆なぜ、ネコをかぶるのか?

私をはじめ、多くの人は過去に何度も過ちを犯しています。

そして、人から批判されたり、人から責められたりした経験
を持っています。

すると、、、

知らず知らずのうちに、「完璧主義」という絶対到達不可能
な領域に自分を追いこむようになり
・・・

 「ワタシはダメな人間じゃないのか・・・」
 「私では不十分じゃないのか・・・」
 「こんなワタシでは気に入ってもらえないよな・・・」
 「私なんか愛してもらえないよ・・・」

といった、ネガティブな思いが引き起こされていくのです。

そこで、、、

格好をつけたり、真実にそぐわない自慢話に走ったり、相手
の好きなことに興味をもっているフリをしたり、機嫌をとったり
と・・・

本当に疲れて、忙しい毎日を送ることになります。

これらは、全て私に当てはまっていたことなので、実感として
よーくわかります。

ただ、これだけではありません。

本当の自分、素顔の自分を隠していると、、、

人は、ほかの人の素顔も見ないようにしてしまいます

一番ビジネスで怖いのがこれです。

つまり、、、

自分の過去の経験と、記憶・印象だけを参考にして、自分勝手
な 想像の世界の中だけで、相手のことを 決めつけてしまったり
相手のイメージを 勝手に作り上げてしまうのです


 「この人はすごい人だ」
 「この職業だからこういう人だろう」
 「男だからこうだよ」
 「あの人女だからねえ、こうだと思うよ」

これらの思い込みは、相手の真の姿と関係がないと言うことは
今さら言うまでもありません。

「安定」を求めたい気持ちは理解できますし、私も時々考えたり
してしまいます。

しかし、「安定」を求める気持ちは、「悪い自己イメージ」から
きていることは、忘れてはならないと思います。



    ◆「安定」を求める弊害

安定を求める人が多いので、このようなことを言うと反論を
くらってしまいそうですが・・・

「大衆は、常に間違う」という考えが、私の核となっている
のでお許しください。

ただ日本国民は、今回のとんでもない大災害から、、、

今までお上が言ってきたこと、報道が言ってきたこと、世論が
騒ぎ立ててきたこと、大企業が言ってきたことのほとんどが…
その関係者に都合よく、「操作」されていたことを学びました。

簡単に言えば、「踊らされていた」 ということに気づいたのでは
ないでしょうか?

あれだけ意固地に「安全」を主張していた浜岡原発も、停止に
なるわけです (廃止ではない)。
(多分、今後も電力は安定して供給されると思います)

今回は、、、

「安定」を求めるがゆえに、見えなくなることが逆に多いんだ
ということを、少しでも理解していただけたら嬉しいです。


PS
英語で、「偏見」のことを、「Prejudice」といいます。

「Pre」(前) +「Judgment」(判断) = ことが起こる前に
お裁きをくだす、、、という意味になります。

私たちが相手に対して作り上げているイメージは、まさに
この、Pre -Judgment であって、偏った見方そのものです。

  


Posted by Evolution Mind at 06:58Comments(0)女と男と人生

2011年05月10日

あなたの価値は時給ですか?

高校生を相手にしているとき、彼らはアルバイトをしたがり
時給の計算を、しきりにしていました。



2011.05.10 tue 06:37
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、



    ◆お金が欲しいとき

あなたは、砂漠で迷子になり、一週間水も食べ物もとって
いない状態でさまよっていたとしましょう。

   

そこに、ある人が、どこかからやってきて言ってきました、、、

 「水と食べ物があるよ
  私の言う通りにすれば
  あげてもいいよ」

あなたは渇きと飢えで死にそうだし、周りに何もありません。

こんな状況だったら、あなたはその人の言いなりになるかも
しれませんよね。

すると、その人はまた言います。

 「明日も水と食べ物があるよ
  言う通りにすれば明日もここに
  持ってきてあげてもいいよ」

あなたは、明日も飢えと渇きから逃れたいので、砂漠から
脱出するのを放棄して、暑く厳しい自然条件の砂漠に留まり
少しの水と食べ物を持ってきてくれる人を待ちます。

そして、、、

あなたは、ほんのわずかな水と食料を得るために、砂漠と
いう、蟻地獄を抜け出すことをやめて、辛い状況をそのまま
にしながら、日々を過ごしていきました・・・



    ◆あなたの時給はいくら?

多くの人は、アルバイトを経験します。
私も学生時代、いろいろなアルバイトを経験しました。

アルバイトの求人雑誌を見て、時給の計算をしながら仕事の
内容や勤務地を選んで、いかにも自分に合ったアルバイトを
選んでいるような錯覚に陥りました。

そして、そんなことを繰りかえすうちに、、、

何でも、「何時間働けば、いくら」、という感覚が 身について
しまっていました。

その後、教師という「サラリーマン」になっても、この時給感覚
は抜けきらず、「これだけ職場にいたんだから もっと金をくれ」
という言葉を、平気で口にしていました。

今だから正直言えますが、、、

たいした仕事もせず、同僚と職員室で趣味の話で盛り上がっ
ていたとしても、「働いている」という感覚になっているんです。

アルバイトで、「今日はお客が少なくて嬉しいな」って言ってる
学生と、ほとんど同じ感覚で過ごしていたのです。

よく、公共の施設の駐車場やコンビニの駐車場で、某企業の
名前が書かれた車や、営業車が長い時間止まっていて、、、

中で居眠りをしていたり、マンガを読んでいたり、携帯で遊んで
いたりするサラリーマンの姿を見かけます。

それを非難するつもりはありません。

非難するつもりはありませんが、、、

彼らは、砂漠から抜け出す努力を放棄して、明日の飢えと渇き
を癒してくれる、「どこかの他人」に、自分の人生を預けてしまい
自分の価値を、「時給」で計算するようになっているのでしょう。



    ◆こんなの自分のやりたいことじゃない!!

お客さんが言いました。

 「金を払って買ってやってもいいよ、オレの言う通りにすれば」

あなたはお金が欲しかったので、「わかりました」と言ってしまい
そこから、他人に振り回される人生が始まりました。

会社に行っても、社長や上司から言われます。

 「給料を上げてもいいよ、私の言う通りにすれば」

あなたはこの言葉を、「ありがたい」と思ってしまい、会社の言い
なりになる人生を選択してしまいました。

当然、こんなケースはありますし、私も直面してきました。

 ● こんな会社辞めたい・・・

 ● 独立して自分で自由に生きていきたい・・・

 ● やりたいことを仕事にして、へこへこしないで生きたい・・・

 ● こんなの自分のやりたいことじゃない!!

このような事を心に思いつつも、いざ口に出すと、、、

 「そりゃ俺だってそうさ、誰だってそんなふうに
  なりたいって思ってるに決まってんじゃん」

 「だけど、世の中そんなに甘くないぜ、、、
  特に今は不景気だし、家族もいるし
  そんな夢みたいなこと言うのはムダさ」

という言葉が、100%身近な人の口から出てきます。
(ちなみに、その身近な人は100%独立しませんし、できません)

そして、99%あなたは、その言葉に納得してしまいます。

なぜなのか・・・?

答えは簡単です。

あなたは、あなたの価値を、「時給」でしか計算できなくなって
しまっているからなのです。



    ◆あなたの本当の価値

ある時、衝撃的なことを聞きました。

1ヶ月で500万円稼いだよ、まあだいたい平均、月に4~500万
くらいかな・・・?

 「はぁっ?」

冗談だと思いました。それとも、なにかの詐欺かねずみ講かで
悪いことをやって稼いだ金だと思いました。

自分の年収に近いお金を、たった1ヶ月で稼ぐなんて、魔法でも
使わないと無理だと咄嗟に感じました。

すると誰かが、、、

 「そう言えば、静岡市内でも高校生の女の子が
  起業してエステの会社をつくったって聞いたよな・・・」

と言ったのです。

 「えっ!?」

私は、正直そのとき、自分の価値って何だろうって真剣に思い
ましたし、なぜか、何とも言えない 「敗北感」 に襲われました。

年齢も40代の半ばになり、一応、職場では一人前的な扱い
をうけていて、家族と安定した生活していくには充分な給料
をもらってはいたのですが・・・

 「本当にこのまま終わってしまっていいのか、俺・・・?」

その時です、、、

サラリーマンの年収を、たった1ヶ月で稼ぐような男が口にした
私が、生まれて初めて耳にしたとも思える言葉を聞いたのは・・・

 『やっぱコピーだよな、コピーライティングで儲かった』

 「はぁっ!? コピーライティング・・・?」



PS
自由人同士の関係は、実に気持ちのいいものです。
「強制」も、「恐怖」もそこには存在しないからです。

私は、コピーライティングでそのような自由を手に入れて
いきましたし、これからももっと自由になっていきます。

自由を手に入れる入口

  


Posted by Evolution Mind at 06:43Comments(0)コピーライティング