2011年05月24日

金の玉子を産むガチョウの飼い方

景気の低迷に、底知れないヘビーな空気を多くの人たちが感じて
いるなかでも、自分のビジネスを立ち上げようと考える人は少ない。

個人事業を営む方々も数多くいるが、その大部分は副業的な収入
に甘んじており、長く暗いトンネルから抜け出せないでいる・・・

そんな中、、、

金の玉子を産むガチョウは果たして存在するのか
存在するとしたら、どうやって手に入れるのか
手に入れたら、どんな飼い方をすればいいのか

          金の玉子を産むガチョウの飼い方

このカテゴリーでは、そんなお話ができたらいいと思っています。



2011.05.24 tue 11:07
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、



          ◆会社勤めの意味

以前の私自身もそうであったが、自分のビジネスを立ち上げようと
考え、実行に移していく人は絶対的に少ない。

その原因として、単に、「ビジネスを興すのが大変そう」ということ
以外に、別の理由があると思われる。

正直、ぶっちゃけた話だが、、、

毎日会社へ通う仕事は、気楽で苦労が少ない。

多くのサラリーマンの方々に叱られてしまいそうな発言ではあるが
自分で法人を興して、ビジネスの最前線で「経営」に命をかけてる
経営者からすれば、「お気楽」以外のなにものでもない。

例えば、自動車の修理工場で、午前8時から午後5時まで指の爪
を黒く汚しながら一日中立ち仕事をしたとしても、会社を退社すれば
仕事のことを考えなくても許される。

週末の休日にしても、のんびり仕事から気持ちよく離れられる。
(まあ、今のご時世では、そうのんびりもしてられないとは思うが・・・)

また、、

会社にいれば、そこでの仲間も生まれるだろうし、月々の決まった
給料も出るだろう。

各種の手当ても支給されることもあるだろうし、休憩時間には飲み
ものやお菓子を食べたり、煙草を吸う人も少なくない。

煙草などを例にあげればわかりやすいが、、、

自分のカラダの健康を害することを、平気でできるということは・・・

これこそまさに責任がない証拠であり、それにより自分が倒れても
大した影響はない状態だから一向に止めないのだと感じられる。

坂本龍馬に憧れ、地元のプロサッカーチームに熱を入れたりして
自分がサポーターになっていることに何かしらの情熱を傾けるが・・・

本当のヒーローは、歴史の中や観客席にはいない。

何もない所から、自分の情熱ひとつで結果を出すことができる人物
になるか、自らが観客席のサポーターから、ピッチ上の選手となる
選択をできる人間になるか、、、

はたまた、現状維持で一生終わるか、、、

結局、そのいずれかである。



          ◆会社勤めのリスク

私は、40歳を過ぎてから気付いたことがあり、その気付きから現在
の独立起業の選択をした。

その気付きとは、、、

 「サラリーマンとは、最も大きなリスクを背負わされた人たち」

ということであった。

ちょっと現実を直視してみよう、、、

例えば、同僚や上司との関係1つとっても、いるだけでストレスを感じ
てしまったり、ムッとさせられたり、迷惑な奴だと感じてしまう人物は
いないだろうか?

お客さんの中や、取引先の相手の中にも、こんな奴とはホントは関わ
りたくねーって叫びたくなる人物はいないだろうか?

会社勤めをしているということは、イコール、そういう人たちから逃れる
ことはできないという意味をなす。

不満や不平を言っている同僚に合わせて、自分もいつしかネガティブ
な心を持たされ、アリ地獄のような毎日を送るには、、、

私のような、「意志の力」が、毎日コップの半分ぐらいしか出てこない
者にとって、とても対応できない状態であった。

ただ、決まった給料とボーナス等の手当てのために、自分の可能性
を犠牲にしていく日々は、生きてる心地がしないものだった。

これは、会社勤めのリスクの中で、ほんのささいな一部にすぎない・・・



          ◆起業できない人間の資質

「一応安定」しているような会社を去って、「自分のビジネス」を創める
一見、ヘンな人が毎年いる。

私もその1人で、他にも何人もいるのだが、その「自分のビジネス」を
創める動機となると、これまたいろいろあってなかなか興味深い。

起業家は、サラリーマンとは違うスキルを求められるのは当然だ。

ただ、起業家はその個性や心理面、思考のあり方までサラリーマンと
180度ちがうものを求められることは、あまり知られていない。

とにかく、何もかもが違う。

私も、毎日が新たなことの発見で、エキサイティングだ。

私が知っているサラリーマン連中を見ると、心理的に 「ある刷り込み」
をされていて、それがその人を抑制していると思われる場面を数多く
見かけてきた。

あなたは、よく母親から、、、

 「公務員になりなさい」

と言われてこなかっただろうか?

あるいは父親から、、、

 「医者や弁護士になれたら、いいこと間違いないぞ」

的なことを言われたりしなかっただろうか?

もちろん、他の言い方かもしれないが、多かれ少なかれ親は子供が
可愛いあまりに、世間一般に言う「安定している職」を勧めるものだ。

もちろん、その時点で将来のわが子の可能性を、自分が奪っていた
とは、コレっぽっちも思ってはいなかったと断言できる。

そして、その傾向が強い家庭内で、よく出てくる親のキーワードは・・・

 「あなた (お前) のためを思って」

である。

そのような形で親からの愛情を受けてきた子どもが、将来、その親の
愛情を無視して、「独立して法人を立ち上げるために公務員を辞める」
などとは、口が裂けても言えないだろう。

そして、今現在のわが子に対して、、、

 「お前のためを思って言ってるんだぞ」

と、例外なく繰り返していると思う。



          ◆金玉ガチョウのオーナーとは

先ほども紹介したが、起業家に必要なスキルと同じくして 起業家と
は、それに必要な個性や心理面、思考のあり方まで 特別なものの
ように見えるかもしれない。

しかしながら、、、

起業家とは正反対の職種にいた私自身が、今こうして起業家として
着実に結果と自信を築けているという事実から

 「なりたい人は、誰でも起業家になれる」

と信じて疑わない。

もし、あなたがこの記事を読んで、、、

 「自分には起業なんてムリだ・・・」

 「自分なんかには、起業家に必要とされる
  メンタル面や行動面の要素なんてないよ・・・」

と思ったとしても、それは大した問題じゃあないよって言いきれる。

なぜなら、、、

≪金の玉子を産むガチョウ≫のオーナーになるということは・・・

自分の長所を伸ばしていって、短所は他の人に補ってもらうこと
が、当たり前にできるからだ。


PS
ちょっとしばらく、このカテゴリーで連載していきたいと思います。
面白くないって思ったら、読んでいただかなくても本当に結構なの
で、いちいち批判はな無しってことで・・・


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Posted by Evolution Mind at 11:07│Comments(0)起業家育成塾
 
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