2011年05月11日
人が鏡を発見し失ったもの
「安定」という言葉を魅力的に感じる人は多いと思います。

特に、今現在の国内の様子を見てみると、その傾向は強い
と感じてしまいます。
ほとんどの人は、「安定」に、しがみついて生活をしている
ことでしょう・・・
2011.05.11 wed 06:58
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、
◆「安定」の正体
安定と一言で言いますが、その種類はいくつかあるって
思います。
● 他人がしてくれる自分の評価
● 他人と自分との様々な分野での比較
● 自分の社会における地位や立場 & 肩書き
● 人から認められているかどうか
● 人と比べて収入は多いかどうか
安定って価値観は、「周囲の目に依存しているもの」では
ないのかなって気がします。
「7つの習慣」でおなじみのスティーブン・R・コヴィー博士
が、大変に興味深い発言をしています。
「人は、鏡を発見したとき、魂を失いはじめた」
という言葉でして・・・
要は、他人が自分自身をどう見るかという、「社会の鏡」を
「心のよりどころ」にして生きているってことです。
つまり、「自分という人間は、どうあるべきなんだ!?」
と考える前に、、、
ワタシはどう見られてるか、どう思われているか、ってこと
を重要視してしまうようになり、、、
「本来の自分じゃない…」という、実体を失った生き方を
し始めて、魂が抜けたような状態で生活している方が多い
のかなって感じてしまいます。
こう感じるのは、私だけでしょうか?
周囲の評判をよくしようと、「こう見られたい自分」を演じ
本来の、本当の自分をラップして隠して、ネコをかぶった
生活をおくる傾向にあるのが、、、
「安定」を求める人の姿だと感じてしまいます。
◆なぜ、ネコをかぶるのか?
私をはじめ、多くの人は過去に何度も過ちを犯しています。
そして、人から批判されたり、人から責められたりした経験
を持っています。
すると、、、
知らず知らずのうちに、「完璧主義」という絶対到達不可能
な領域に自分を追いこむようになり・・・
「ワタシはダメな人間じゃないのか・・・」
「私では不十分じゃないのか・・・」
「こんなワタシでは気に入ってもらえないよな・・・」
「私なんか愛してもらえないよ・・・」
といった、ネガティブな思いが引き起こされていくのです。
そこで、、、
格好をつけたり、真実にそぐわない自慢話に走ったり、相手
の好きなことに興味をもっているフリをしたり、機嫌をとったり
と・・・
本当に疲れて、忙しい毎日を送ることになります。
これらは、全て私に当てはまっていたことなので、実感として
よーくわかります。
ただ、これだけではありません。
本当の自分、素顔の自分を隠していると、、、
人は、ほかの人の素顔も見ないようにしてしまいます。
一番ビジネスで怖いのがこれです。
つまり、、、
自分の過去の経験と、記憶・印象だけを参考にして、自分勝手
な 想像の世界の中だけで、相手のことを 決めつけてしまったり
相手のイメージを 勝手に作り上げてしまうのです。
「この人はすごい人だ」
「この職業だからこういう人だろう」
「男だからこうだよ」
「あの人女だからねえ、こうだと思うよ」
これらの思い込みは、相手の真の姿と関係がないと言うことは
今さら言うまでもありません。
「安定」を求めたい気持ちは理解できますし、私も時々考えたり
してしまいます。
しかし、「安定」を求める気持ちは、「悪い自己イメージ」から
きていることは、忘れてはならないと思います。
◆「安定」を求める弊害
安定を求める人が多いので、このようなことを言うと反論を
くらってしまいそうですが・・・
「大衆は、常に間違う」という考えが、私の核となっている
のでお許しください。
ただ日本国民は、今回のとんでもない大災害から、、、
今までお上が言ってきたこと、報道が言ってきたこと、世論が
騒ぎ立ててきたこと、大企業が言ってきたことのほとんどが…
その関係者に都合よく、「操作」されていたことを学びました。
簡単に言えば、「踊らされていた」 ということに気づいたのでは
ないでしょうか?
あれだけ意固地に「安全」を主張していた浜岡原発も、停止に
なるわけです (廃止ではない)。
(多分、今後も電力は安定して供給されると思います)
今回は、、、
「安定」を求めるがゆえに、見えなくなることが逆に多いんだ
ということを、少しでも理解していただけたら嬉しいです。
PS
英語で、「偏見」のことを、「Prejudice」といいます。
「Pre」(前) +「Judgment」(判断) = ことが起こる前に
お裁きをくだす、、、という意味になります。
私たちが相手に対して作り上げているイメージは、まさに
この、Pre -Judgment であって、偏った見方そのものです。

特に、今現在の国内の様子を見てみると、その傾向は強い
と感じてしまいます。
ほとんどの人は、「安定」に、しがみついて生活をしている
ことでしょう・・・
2011.05.11 wed 06:58
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、
◆「安定」の正体
安定と一言で言いますが、その種類はいくつかあるって
思います。
● 他人がしてくれる自分の評価
● 他人と自分との様々な分野での比較
● 自分の社会における地位や立場 & 肩書き
● 人から認められているかどうか
● 人と比べて収入は多いかどうか
安定って価値観は、「周囲の目に依存しているもの」では
ないのかなって気がします。
「7つの習慣」でおなじみのスティーブン・R・コヴィー博士
が、大変に興味深い発言をしています。
「人は、鏡を発見したとき、魂を失いはじめた」
という言葉でして・・・
要は、他人が自分自身をどう見るかという、「社会の鏡」を
「心のよりどころ」にして生きているってことです。
つまり、「自分という人間は、どうあるべきなんだ!?」
と考える前に、、、
ワタシはどう見られてるか、どう思われているか、ってこと
を重要視してしまうようになり、、、
「本来の自分じゃない…」という、実体を失った生き方を
し始めて、魂が抜けたような状態で生活している方が多い
のかなって感じてしまいます。
こう感じるのは、私だけでしょうか?
周囲の評判をよくしようと、「こう見られたい自分」を演じ
本来の、本当の自分をラップして隠して、ネコをかぶった
生活をおくる傾向にあるのが、、、
「安定」を求める人の姿だと感じてしまいます。
◆なぜ、ネコをかぶるのか?
私をはじめ、多くの人は過去に何度も過ちを犯しています。
そして、人から批判されたり、人から責められたりした経験
を持っています。
すると、、、
知らず知らずのうちに、「完璧主義」という絶対到達不可能
な領域に自分を追いこむようになり・・・
「ワタシはダメな人間じゃないのか・・・」
「私では不十分じゃないのか・・・」
「こんなワタシでは気に入ってもらえないよな・・・」
「私なんか愛してもらえないよ・・・」
といった、ネガティブな思いが引き起こされていくのです。
そこで、、、
格好をつけたり、真実にそぐわない自慢話に走ったり、相手
の好きなことに興味をもっているフリをしたり、機嫌をとったり
と・・・
本当に疲れて、忙しい毎日を送ることになります。
これらは、全て私に当てはまっていたことなので、実感として
よーくわかります。
ただ、これだけではありません。
本当の自分、素顔の自分を隠していると、、、
人は、ほかの人の素顔も見ないようにしてしまいます。
一番ビジネスで怖いのがこれです。
つまり、、、
自分の過去の経験と、記憶・印象だけを参考にして、自分勝手
な 想像の世界の中だけで、相手のことを 決めつけてしまったり
相手のイメージを 勝手に作り上げてしまうのです。
「この人はすごい人だ」
「この職業だからこういう人だろう」
「男だからこうだよ」
「あの人女だからねえ、こうだと思うよ」
これらの思い込みは、相手の真の姿と関係がないと言うことは
今さら言うまでもありません。
「安定」を求めたい気持ちは理解できますし、私も時々考えたり
してしまいます。
しかし、「安定」を求める気持ちは、「悪い自己イメージ」から
きていることは、忘れてはならないと思います。
◆「安定」を求める弊害
安定を求める人が多いので、このようなことを言うと反論を
くらってしまいそうですが・・・
「大衆は、常に間違う」という考えが、私の核となっている
のでお許しください。
ただ日本国民は、今回のとんでもない大災害から、、、
今までお上が言ってきたこと、報道が言ってきたこと、世論が
騒ぎ立ててきたこと、大企業が言ってきたことのほとんどが…
その関係者に都合よく、「操作」されていたことを学びました。
簡単に言えば、「踊らされていた」 ということに気づいたのでは
ないでしょうか?
あれだけ意固地に「安全」を主張していた浜岡原発も、停止に
なるわけです (廃止ではない)。
(多分、今後も電力は安定して供給されると思います)
今回は、、、
「安定」を求めるがゆえに、見えなくなることが逆に多いんだ
ということを、少しでも理解していただけたら嬉しいです。
PS
英語で、「偏見」のことを、「Prejudice」といいます。
「Pre」(前) +「Judgment」(判断) = ことが起こる前に
お裁きをくだす、、、という意味になります。
私たちが相手に対して作り上げているイメージは、まさに
この、Pre -Judgment であって、偏った見方そのものです。
Posted by Evolution Mind at 06:58│Comments(0)
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