2011年06月04日
普通で平均的な物語
「普通」、「平均」、これらは、日本人がよく好んで使う言葉である。
とりあえず、普通の平均的な教育をうけたAという日本人の人生を
お金の面からとらえてみたストーリーを紹介したいと思う。
2011.06.04 sat 06:36
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、
◆学校を出てからのA
ある若者Aは、無事に学校を卒業して、なんとか仕事をみつけた。
初めは自宅から職場に通勤していたので、3年間勤め続けたAは
ある程度のお金が自由に使えるようになっていた。
会社勤め4年目の春、、、
Aは親元を離れアパートを借り、テレビ、新しい服や家具を購入し
とうとう念願の車を手に入れた。
そして、月々の支払いの請求書が毎月送られてくるようになった。
ある日、Aは偶然1人の異性と出会う。
2人は、たちまち恋に落ちた・・・
そして、一年後に結婚。
式や披露宴は資金がなくて開いてはいないが、婚姻届を役所に
2人で提出しに行き、幸せいっぱいの生活が始まった。
2人で暮らしはじめる、、、
2人で暮らすから、大幅に生活費をカットできるし経済的だ。
さらに、お互い働いているので、収入の道が2つもできたわけだ。
なおかつ、家賃は一軒分で済む。
若いカップルは、近い将来の 「夢のマイホーム購入」 のために
少しずつ貯金をし始めたのであった。
◆結婚数年後のA
2人はある日、車で隣の町を通りかかったとき、いつも話をして
いたような、「理想の家」を見つけてしまった。

そして、運命が引きあわせたように、その家には【売り出し中】
の表示がしてあった。
すぐにアパートに帰り、2人は目を見つめあって頷き合った。
「すぐに貯金をおろして、頭金にして買おう!!」
借入金は大きくなるが、この物件を見逃したら後悔すると2人は
思ったのだ。
購入。
すぐに、住宅ローンの返済が始まった。
新しい家には、新しい家具が必要だし、どうしても入れたい・・・
そこで2人は、、、
「頭金なし、月々の支払いも楽!!」 という、魔法の宣伝文句を
かがげている家具屋に出かけていった。
◆新居での生活が始まった
「人生って素晴らしい!!」
こんな言葉が思わず出てくるくらい、新居は居心地がよかった。
さらに2人は、新しい家や車、家具やその他いろいろなモノを披露
するために、友人たちを招いてホームパーティーを開いた。
ただ・・・
その時2人は、一生かかって返済しなければならない借金を抱え
ている状態であるわけだ。
で、もうすぐ子どもが生まれる、、、
そしてその前に、まだしていなかった「披露宴」を、どうしてもやって
おきたいのだ。
こうして、新居での賑やかな・・・生活がスタートした。
◆さらに数年後・・・
普通の平均的な教育を受けてきたこの労働意欲にあふれる夫婦は
保育園に子どもを預けたあと、息つくひまもなく仕事場へと向かう。
この2人には、安定した収入が絶対的に必要だ。
なぜなら、このような夫婦は、3ヶ月間失業状態が続いたら、「破産」
するしかないからだ。
そしてこう言う・・・
「仕事を辞めるわけにはいかない、ローンの支払が今月もあるから」
・・・・・・・・・・
この後、この夫婦には子どもがさらにでき、当然ある期間は一馬力
の労働力で、さらに教育費もかかってくる。
幸せだった家庭が、それを感じることが許されないような状況に追い
込まれていく・・・
思わずつぶやいたのは、、、
「毎日12時間も働いて、私はいったい何を得る?
やっと1日過ぎたけど、借金だけは増えてる・・・
神様、仏様、まだまだ私を連れて行かないでよ
この魂は、借金まみれでがんじがらめだから・・・」
・・・・・・・・・・
◆なぜこうなるのか?
この話は、特別な不幸物語ではない。
もちろんケースは違うけど、これと似たような境遇の人は結構いると
思われる。
私は、このような人たちを、「悪い」とか、「間違っている」などと 言う
つもりはサラサラない。
ただ、この2人は家庭や学校でうけたアドバイスに従って生きてきた
と思うし、多くの人たちはこの2人と似たり寄ったりの選択をしている
のではと感じる。
私もそうであったのだが、、、
多くの日本人は、ごく幼いころから経済的な安定を、仕事の安定・・・
いやむしろ、安定している会社に勤めることとしてとらえている。
そして、、、
成長してく過程でも、たいていの人は家や学校で、「お金」について
ほとんど教えてもらっていないのだ。
だから当然、経済的に自由な生活を求めることなく、安定した仕事
を持つことに執着している。
今回紹介したAの例は、まさにその典型といえるだろう。
学校で習ったり、親が教えてくれることと言ったら、、、
会社に就職するか、独立できる資格をとって開業していくことくらい
じゃないかと思う。
言い換えれば、、、
サラリーマンか、個人事業主のどちらか2つに1つの選択を迫られ
る人生を送ることになるのである。
果たして選択は、この2つだけだったのか?
ここに、今回の話のA夫婦が陥った、「ワナ」が隠されている。
なぜこうなってしまったのか?
それは・・・
選択肢は、「まだあと2つも残っていた」ということを知らなかった
からだ。
そして、その残りの2つり選択肢こそが、、、
金の玉子を生むガチョウなのである。
じゃあ、その2つの選択肢とは・・・??
とりあえず、普通の平均的な教育をうけたAという日本人の人生を
お金の面からとらえてみたストーリーを紹介したいと思う。
2011.06.04 sat 06:36
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、
◆学校を出てからのA
ある若者Aは、無事に学校を卒業して、なんとか仕事をみつけた。
初めは自宅から職場に通勤していたので、3年間勤め続けたAは
ある程度のお金が自由に使えるようになっていた。
会社勤め4年目の春、、、
Aは親元を離れアパートを借り、テレビ、新しい服や家具を購入し
とうとう念願の車を手に入れた。
そして、月々の支払いの請求書が毎月送られてくるようになった。
ある日、Aは偶然1人の異性と出会う。
2人は、たちまち恋に落ちた・・・
そして、一年後に結婚。
式や披露宴は資金がなくて開いてはいないが、婚姻届を役所に
2人で提出しに行き、幸せいっぱいの生活が始まった。
2人で暮らしはじめる、、、
2人で暮らすから、大幅に生活費をカットできるし経済的だ。
さらに、お互い働いているので、収入の道が2つもできたわけだ。
なおかつ、家賃は一軒分で済む。
若いカップルは、近い将来の 「夢のマイホーム購入」 のために
少しずつ貯金をし始めたのであった。
◆結婚数年後のA
2人はある日、車で隣の町を通りかかったとき、いつも話をして
いたような、「理想の家」を見つけてしまった。

そして、運命が引きあわせたように、その家には【売り出し中】
の表示がしてあった。
すぐにアパートに帰り、2人は目を見つめあって頷き合った。
「すぐに貯金をおろして、頭金にして買おう!!」
借入金は大きくなるが、この物件を見逃したら後悔すると2人は
思ったのだ。
購入。
すぐに、住宅ローンの返済が始まった。
新しい家には、新しい家具が必要だし、どうしても入れたい・・・
そこで2人は、、、
「頭金なし、月々の支払いも楽!!」 という、魔法の宣伝文句を
かがげている家具屋に出かけていった。
◆新居での生活が始まった
「人生って素晴らしい!!」
こんな言葉が思わず出てくるくらい、新居は居心地がよかった。
さらに2人は、新しい家や車、家具やその他いろいろなモノを披露
するために、友人たちを招いてホームパーティーを開いた。
ただ・・・
その時2人は、一生かかって返済しなければならない借金を抱え
ている状態であるわけだ。
で、もうすぐ子どもが生まれる、、、
そしてその前に、まだしていなかった「披露宴」を、どうしてもやって
おきたいのだ。
こうして、新居での賑やかな・・・生活がスタートした。
◆さらに数年後・・・
普通の平均的な教育を受けてきたこの労働意欲にあふれる夫婦は
保育園に子どもを預けたあと、息つくひまもなく仕事場へと向かう。
この2人には、安定した収入が絶対的に必要だ。
なぜなら、このような夫婦は、3ヶ月間失業状態が続いたら、「破産」
するしかないからだ。
そしてこう言う・・・
「仕事を辞めるわけにはいかない、ローンの支払が今月もあるから」
・・・・・・・・・・
この後、この夫婦には子どもがさらにでき、当然ある期間は一馬力
の労働力で、さらに教育費もかかってくる。
幸せだった家庭が、それを感じることが許されないような状況に追い
込まれていく・・・
思わずつぶやいたのは、、、
「毎日12時間も働いて、私はいったい何を得る?
やっと1日過ぎたけど、借金だけは増えてる・・・
神様、仏様、まだまだ私を連れて行かないでよ
この魂は、借金まみれでがんじがらめだから・・・」
・・・・・・・・・・
◆なぜこうなるのか?
この話は、特別な不幸物語ではない。
もちろんケースは違うけど、これと似たような境遇の人は結構いると
思われる。
私は、このような人たちを、「悪い」とか、「間違っている」などと 言う
つもりはサラサラない。
ただ、この2人は家庭や学校でうけたアドバイスに従って生きてきた
と思うし、多くの人たちはこの2人と似たり寄ったりの選択をしている
のではと感じる。
私もそうであったのだが、、、
多くの日本人は、ごく幼いころから経済的な安定を、仕事の安定・・・
いやむしろ、安定している会社に勤めることとしてとらえている。
そして、、、
成長してく過程でも、たいていの人は家や学校で、「お金」について
ほとんど教えてもらっていないのだ。
だから当然、経済的に自由な生活を求めることなく、安定した仕事
を持つことに執着している。
今回紹介したAの例は、まさにその典型といえるだろう。
学校で習ったり、親が教えてくれることと言ったら、、、
会社に就職するか、独立できる資格をとって開業していくことくらい
じゃないかと思う。
言い換えれば、、、
サラリーマンか、個人事業主のどちらか2つに1つの選択を迫られ
る人生を送ることになるのである。
果たして選択は、この2つだけだったのか?
ここに、今回の話のA夫婦が陥った、「ワナ」が隠されている。
なぜこうなってしまったのか?
それは・・・
選択肢は、「まだあと2つも残っていた」ということを知らなかった
からだ。
そして、その残りの2つり選択肢こそが、、、
金の玉子を生むガチョウなのである。
じゃあ、その2つの選択肢とは・・・??
Posted by Evolution Mind at 06:39│Comments(0)
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