2011年10月01日

エゴの塊(かたまり)

      エゴの塊(かたまり)

メチャクチャな要求をされて生きてきたのは、私だけ?

多分、あなたもメチャクチャな要求を、なにも疑わずに
聞いてきてしまったのではないだろうか?



2011.10.01 sat 17:12
From : Taichi Makino
藤枝の新officeにて、、、



          ◆苦い思い出

15~16歳の時だ。

高校入学とともに、運動部に入部した私は、思わず
その厳しさに度肝を抜かれてしまった。

監督の言うことは絶対で、部員のすべてが従っていた。

例外はない。

気持ちとは裏腹に、例外的なプレーをしてしまうことが
時々ある。私はそれが結構多かったのだが・・・

その場合は、容赦ない鉄拳制裁が待っている。

男のプライドもへったくりもない。

それが、その部のスタンダードであったので、誰もが
逆らうことはおろか、疑うこともなく受け入れていた。

殴られて、鼓膜が破れた後輩もいた。

今の時代であれば、たちまち新聞の全国紙にドーンと
取り上げられてしまうかもしれない。

しかし、ことの度合いの違いは多少はあれど、ほとんど
の我々世代は、経験してきていることだろう。

先生がヤレと言ったらやる。

やるなと言ったらやらん。

心の中では、「この先生の言うことは納得できん!」と
思いながらも、従ってしまっていた理由はなんなのか?

恐怖?

それとも、打算?

怒られて、殴られるのが怖いのか、、それとも、反抗して
部にいられなくなったり、仲間から相手にされなくなった
りするのが嫌だから聞くのか・・・

まあ、どっちかだったのだろう。

当時は、私に限らず、盲目的に言われた通りにすること
が習慣になっていて、何も自分で考えずに行動していた。

監督であった先生は、私の尊敬するメンターではなかった。

メンターであったら、盲目的でもなんでも、モデリングして
まずは、真似をしていたことであろう。

いろいろな場面で、当時の私の口から出てきた言葉は・・・

自分を守るための、「嘘八百」そのものだった。



          ◆多かれ少なかれ

あなたの人生は、あなたのものである。

当たり前に聞こえるかもしれないが、このことは重要だ。

あなたに起こる出来事は、すべてあなたの責任で起こる
のだから。

あなたの相手が子供であろうが、おばあさんであろうが、
上司であろうが、奥さん、旦那さんであろうが・・・

その人たちの言いなりになって、何かを自分の手に入れ
ようなんて思ったところで、あなたは、あなたという人間の
本質をどんどん失っていくだけなのだ。

そして、、、

それによって起きるすべての嫌なことを、自分自身のせい
ではなくて、他人のせいにして生きるようになる。

      エゴの塊(かたまり)

人間は、エゴの塊だと思う。

私自身も、本当の意味でエゴの塊だと痛感する。

多かれ少なかれ、私たちが日々お会いするお客様などや
取引先の方なども、決して聖人君子のような生き方はして
いない。

みんな、自分のメガネをかけて生きていきたい。

ただ、自分のメガネさえ、他人のメガネをかけている時間が
長かったため、合わなくなってきてしまっていたら・・・

いざ、何かのきっかけで「このままじゃダメだ」と思い直って
勇気を奮って自分のメガネをかけたとき、、

「あれ、合わない・・・ 気持ち悪くなってきちゃった・・・」

このように感じてしまい、もはや、どれが自分のメガネなのか
わけがわからなくなって悩み、もがき続けている。

そんな人がお客さんなんだ。

だから、お客さんが心の本質を取り戻せて、自分のメガネ
をかけて生きるのが楽しい、幸せだって思えるような商品
やサービスをしていかなくてはならないと思う。

お役にたつ商品。

便利なサービス。

確かに、日常的には必要だと思う。

しかし、自分のメガネさえも合わなくなってきてしまい、自分
を見失いそうなお客さんが、自分を取り戻せる商品サービス
として、ご自身のビジネスを見直したら、、、

きっと、そこには今までと違う見え方のする「あなたの商品」
があると思う。



         ◆本当のメチャクチャ

本当にメチャクチャなのは、そんなのおかしいと言う命令や
業務を、何の疑いもなく、やれって言われたからって理由だ
けで、それに従って生きている奴だ。

 ●仕事だし、上司に売れって言われたから・・・

 ●本当はカラダによくない成分が入ってるけど売らなきゃ・・・

 ●この商品、環境に影響ないって言ってるけどホントは・・・

そうやって、責任逃れしている奴や企業を「メチャクチャ」と
呼んだらいいと思う。

ただ、そうやって生きている奴らも、自分のメガネをなくして
他人のメガネを、何の疑いもなくかけて生きてきてしまった
犠牲者なんだと感じてしまう。

良い、悪い、、、

ただ、それだけの問題じゃない。

誰かに強く言われると断れない。自分ではおかしいと思い
ながらも、従うしかないという選択をしてしまう人は多い。

まずは、

全てのことは、「誰かのせいではなく、自分の選択だった」
と、受け入れるところから始めてみてはいかがだろうか?

あなたは、「言うことを聞きなさい!!」と、子供のころ叱られ
たと思う。

今日は、私があなたを叱らせてもらうことにする。

「人の言うことなんて聞くんじゃない!!」
「お前は、おまえだろ!? 自分の判断を信じろ!!」


あー、スッキリした。


では・・・







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