2011年05月22日

「損はムリ」が本音でしょ?

ある女性起業家の方に、平日ランチを兼ねながらビジネスの
相談を受けました。

その女性は、「そもそもさ、やらないからできないのよね」
という、意味深いことをしきりに言っていました。



2011.05.22 sun 07:46
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、



    ◆ バブル期 vs 就職氷河期

バブル期に就職活動をしてきた私たち世代は、大手証券会社
に勤めた入社1年目の友だちのボーナスで札束が立ったのを
目撃してきました。

   

売り手市場の異常な好景気の中、正直、世間を甘く見てきた
私たち世代は、いざバブルがはじけてみると、、、

精神面のバランスを欠いて、30代になる頃に、精神的な疾患
を患う人たちが続出したのです。

 「人や会社を信じることが怖い、安心できない世代」

という感じでしょうか。

一方、現代30代半ばくらいの人たちは、、、

就職氷河期と呼ばれ、北極並みに景気が底冷えしている時代
に社会に出てきました。

  

アルバイトで生計を立て、社会に対して「夢も希望もない・・・」と
右を見ても、左を見ても笑顔が極端に単に少ない時代を過ごし
一部の成功者を羨望のまなざしでみては、ため息を・・・

リストラ、フリーター、ニートなどの言葉が、日常的になっていき
ホームレスという言葉に市民権が出てきた世代ですよね。

 「可能性なんて信じることができない世代」

という感じですかね?



    ◆やらないからできない

冒頭の女性起業家は就職氷河期世代の方で、私はバブル期
の世代です。

何か、恐竜が生息していた時代のような言いまわしですが、、、

やはり価値観が少々違うところがあり、世の中の事象の見方
も多少違います。

しかし、その中でも共通していることは、、、

 「何も信じられない世代」

ということではないでしょうか?

・・・・・・・・・・・

 「すべて自己流でやって成功できるって考える人が
  いるけど、それって私には理解できないわ
 
  希望の大学に行きたいって思ったら、みんな塾に
  いくなり家庭教師をつけるなりしたでしょ!?
 
  それなのに、、ビジネスに関してはみんなタダで
  なんとかしたいって考えてるのよ
 
  それで成功しようなんて無理に決まってるのにさ・・・
 
  そう、本気でやろうとしてないのよ!!

  やらないからできないだけなのに・・・」


・・・・・・・・・・・

この女性は、このように吐き捨てるように言いました。

もしかしたら、この言葉はご自身に向けて言っていた言葉なの
かもしれません。



    ◆損するのが怖い

就職氷河期を経験されると、どうしても、「守り」に入られる方が
増えます。

安定を求める傾向は強くなり、サラリーマンになりたがる人たち
が目立ち・・・

必死に、「就活」をしますが、雇用側が冷え切っていて思うように
就職できません。

行政も、企業に対して、「助成金を出すから人を雇えよ」って促し
ますが、雇用側はバブルを経験しているので、、、

 「そー簡単には雇えねーよ、だったらもっと景気をよくしろ」
 「もう、損はしたくねーんだよ」

と、まあ、こんな感じのやり取りをくり返すのです。

じゃあってことで、SOHOだ、個人事業だ、ネットビジネスだ、、、

となってきて、立ち上げたはいいけれど、月々10万円の売り上げ
を上げるのに精一杯・・・

というか、「10万円稼げたら大成功よ」的な感覚になっているかも
しれないですよね。

じゃあまず、広告を打ったり、コンサルに入ってもらったり、、、
打つ手はいくらでもあるけれど、やっぱり、「損をするようで怖い」

そして、≪起業をしながらアルバイト≫という、妙な形が形成され
始めているのですね。

週数回のアルバイトの収入が、起業した個人事業からの収入を
上回るという状況は、今の時代珍しくないようです。

実は、こんなバカなことは、本来ありません。

「本来ありません」なんて言ってくれるけど、こっちだって生活が
かかっているんだから仕方ないのよっ!!

このように思われる方が、ほとんどでしょう・・・

だって、、、

「損をするのが怖い」という潜在意識で、がんじがらめにされて
きて、誰もそこからの脱出方法を教えてくれなかったのですから・・・

冒頭の女性の言葉は、、、

まさに、そのような状況でもがいている、「自分に対しての叱咤」
だと感じました。



    ◆「そうですよね、じゃあ・・・」

一通りお話を聞かせていただいた私は、、

 「そうですよね、、じゃあ、ちょっと私の話を聞いてくれますか?」

と前置きをして、彼女に向かって25分ほどお話をさせていただき
その後、、、

 「いかがでしたか?」

とお聞きしました。

 「・・・・・・・・・・・・・うそっ!?」

「信じられない」、といった表情で、私を5~6秒ほど見つめたあと
ようやく口にされた言葉がコレでした。

そして、しばらく考え込まれてしまいました。

私は、少し時間ができたと思い、コーヒーのお代わりを店員さんに
頼むことができました。

でもって、持ってきてもらった熱々のコーヒーを飲もうとしたとき、、、

 「やらないんじゃなくて、やれなかったんだ!!」

と、いきなり私を、「ガン見」して大きめの声で行ってこられたので
思わずコーヒーをこぼしそうになってしまいました。

ただその直後、とても嬉しそうな表情になり

 「なんかできるような気がしてきた・・・っていうかできるわ!!」

と言っていただけました。


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明日から、SIZOCA のメンバーに対して「無料コンサル」に
入ります。

よい機会となることを、私自身も楽しみにしています。
  


Posted by Evolution Mind at 07:47Comments(0)sizoca め組

2011年05月01日

昨日は何時間「幸せ」でしたか?

いよいよ新緑の5月に入ったということで、、、
以前書いた、まきの的「幸福論」 をもう一度見直してみました。


2011.05.01 sun 07:22
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、




    ◆ふわふわ?キラキラ??ほんわか???

以前、「不安」について書きました。

今回は、さらに、『幸せ』 について書いていこうと思います。

そーは言っても、「まきの的」 という前置きがあるがゆえ・・・

ご期待の「ほんわか」「ふわふわ」のお話には絶対ならない
わけで、、、

そーゆー感じのを期待している人は、完全に期待はずれだと
思います。

毎度すいません。

とは言いつつも、、、

「ほんわか」「ふわふわ」「キラキラ」しないにもかかわらず
結論的には、「生まれてきただけで奇跡なんです!」的な
話になっているところが元教師というか・・・

でもまあ、人によっては、なかなか興味深いところでしょう。

「おぉ~、そーゆーの興味あるぜよ!!」

という場合は、

例によって文章がそこそこ長いので、休日にはピッタリ!!
どうぞ、ごゆっくりとお楽しみくださいませ。

           



    ◆永遠で「一瞬」のHAPPY

誰もが口にして、なかなか簡単そうで、実は難しいのが
この「幸せ」というやつではないでしょうか。

今が「幸せ」なの?

そう言われてみればそうかもしれない、でも不満もあるし・・・

まあ、不満はあるけど、まあそれなりに満足しているから
幸せな気もするし、、、

考え始めると、うまく判断ができない感じになっていくのが
この「幸せ」というやつだと思います。

4月から習慣となったジョギングをしていると、なぜか突然
こんなことを考えてしまう自分がいます。

なぜ、ジョギング中なのかは、全くわかりません。

ふと、「毎朝ジョギングしている俺って、幸せなんだろうか?」
みたいなことを考えてしまうんですね。

「キモい・・・」 と言われれば、多分キモいですね(笑)。



    ◆経済学からみた「幸せ」

少し考えを深めてみましょう、、、

「少年よ大志を抱け・・・」のクラーク博士ではなく、、、
経済学者のクラークという教授が、彼の著書で、こんなことを
言っています。

             

  「どんな社会でも、金持ちは貧乏人より幸福である

  しかし、イースターリンが1947年に初めて論じたように、、、

  1950年以降の経済先進国では、国民全体の所得の急増は
  幸福度の上昇につながっていない

  例えば、

  日本では1958~2004年にかけて、人口一人当たりの所得は
  およそ7倍に増えたが、、、

  国民が感じている幸福度は、、上昇するどころか、むしろ若干
  低下している

  人間の幸福度が、自分の生活の絶対的水準ではなく、他の
  基準的な集団と比較した「相対的水準」によって決まっている
  のは明らかだ

  所得が増え、
  大きな家を買い、
  高級な車に乗れるようになれば、、

  一人一人はもっと幸せを感じるだろうが、それは、、、

  所得が自分より少なく、みすぼらしい家や車しか手に入らない
  人がいればこその幸福感なのである

  お金で幸せを買うことはたしかにできるが、その幸福はほかの
  誰かから移転されたものであり、集団全員がより幸せになった
  わけではないのだ 」

                  (『10万年の世界経済史』より抜粋)



    ◆他人の不幸があっての幸せ?

「意外だな」 と思ったかもしれません、、、

そう思ったかもですが、経済本にもかかわらず、「幸せ」ということ
に関して、かなり本質を突いて語っています。

ただ、私はここで、「物質的には豊かになったが心は貧しくなった」
みたいな、どーでもいいこと (=話すに値しないこと) を わざわざ
お話したいわけではありません。

注目したいのは、、、

 「人間の幸福度が、自分の生活の絶対的水準ではなく
  他の基準的な集団と比較した【相対的水準】によって
  決まっているのは明らかだ」

という部分なんです。

ここを、サラっと読み飛ばしていないでしょうか?
ここを見逃すと、最後の段落の

 「その幸福はほかの誰かから移転されたものであり~」

というところを、誤解します。

わかりにくいのなら、簡単に言いますね。

つまり、クラークさんは

「人は、自分1人で幸せを決める(感じる)ことができなくなった」

という、ある意味、ショッキングな指摘をしていると思うのです。

もっと乱暴に言ってしまえば、、、

     現代人が感じることのできる幸福とは
     他人と比較した上でのものでしかない

           つまり、広い意味で
       他者に対する優越感でしかない

と・・・

さらに言い換えれば

自分の中から湧きでる感性・・・
何かに感動し、「幸せだなぁ~」と感じる心・・・

といったものを失い、常に周りをチラチラ見ながら 「それっぽい」
判断をするしかなくなってしまった、、、

と、まあ、このように指摘しているのです。

これが現代の 「幸せ」 の事実だとするならば、このこと自体が
私には、「不幸」であるように思われます。

例えば、東北の大震災や原発事故を報道で見ながら、

「自分の街でなくてよかった、、被災者の人たちと比べれば
 幸せだよな、私たちって・・・」

という人が、ほとんどではなかったかと思います。

とは言え、誤解のないように言っておきますが、、、

そもそも 「まきの」自身も、正直な気持ちは上記のような感情に
なっていましたし、

「オレだけは完全に自律した人間なんだぜ」 とか・・・

そういった、非現実的な人間像を出したいわけではありません。



    ◆豚を救ったリンカーン

エイブラハム・リンカーン (第16代米大統領) に関するお話で
ちょっと面白いエピソードがあるんで紹介します。

           

リンカーンは雨の降る晩、友人と馬車に乗っていました。

リンカーンは友人に
人間は絶えず、自身の幸福の最大化のために行動する
という「行動の効用最大化理論」を信じていると話をしたそうな。

で、その2人を乗せた馬車が、橋を渡った時、川岸の沼地に
一頭の豚がはまり込んでいるのを発見。

馬車の運転手 (?) に停車を命じたリンカーンは、
雨のなか、沼地から豚を救出し、安全なところに運びました。

泥だらけになったリンカーンが馬車に戻ると、、、

その友人は、リンカーンに向かって

 「厄介なことに身をおいて豚を助けることは
  さっきの理論を否定しているのではないか!?」

と、するどい指摘。

 「いや、全然そうではない!!」

と、リンカーン。

で、

 「私のしたことは、完全に先ほどの理論に沿ったものだ
  もし、私があの豚を救わなければ、私自身が嫌な気分を
  味わったことになったからだ


と、強調したというのです・・・



    ◆自分の欠点を人と一緒に笑えるなら
      きっとそれは、その人の長所です


金八先生ではないですが・・・

「人と人の間が人間なんだ」って、本当に思っています。

     

今さらですが、、、

「ヒト」と「人間」の差は、そこにある!!

と言うことで、一応そよーな思考の原点は腑に落ちています。

だから、クラークさんやリンカーンさんが言っているように

 「幸せってのはさあ、自分1人で決めるものなんだぜemoji11

なんて、鼻を尖らせたことも私は考えてはいません。

考えてはいませんが、それと同時に・・・

 「完全に誰かに決めてもらいましょemoji13

とゆーようなものでもないと思っています。

さっきも言ったように、大切なのは「間」だと思うんですね。

結局は、、、

「自分と他者の間」が大切で、つまり「自分」も「他者」も
しっかりあることが大事で、≪幸せ≫というものを考える
際にも、そこが重要になるのではないかなぁ
emoji14

と言いたいわけです。

「自分の価値観は持っている、でも他者との関係も重視する」

このような姿勢があってこそ、「幸せ」って言う ふわふわ したモノは
定義付けられるべきではないだろうか、、、

と思うわけですね。


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他人と比べなくても「幸せ」になる方法があります。
それは、自分で自分に取り込んだ「考え&スキル」で稼ぐことです。

コピーライティングができると、1億人の人間にメッセージを伝えられ
そのメッセージは、やがてお金に変わります。

特に、女性がメッセージを発すると、日本が変わると思います。
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Posted by Evolution Mind at 07:25Comments(0)sizoca め組

2011年04月30日

サザエさん現象

「だれでもいいから紹介して!!」、と知り合いの営業マンから
頼まれたことってありませんか?

本来、口コミや紹介には時間がかかります。

特に、自分のビジネスを発展させていきたいのであれば・・・
安易な「紹介」はサザエさん現象を引き起こすことになります。



2011.04.30 sat 06:17
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、



    ◆あるトップ営業マンの話

「質の高い口コミと紹介が必要なんだけどさ、そのことを知らん
 営業マンが、ホントに世の中には多いんだ

 誰でもいいから紹介してくれっていう奴いるでしょ、、、

 それやっちゃうと、口コミが望む方向に行かなくなっちゃって
 余計な時間、無駄な時間を作っちゃうんだよ」

このように、教えてくれたトップ営業マンがいました。

彼に言わせると、それを、「サザエさん現象」と言って、後々
苦労するんだよねってことでした。



    ◆サザエさん現象

波平→フネ→サザエ→マスオ→カツオ→ワカメ→タラオ→タマ→???

この流れの意味はわかりますか?

「誰でもいいから紹介して」は、時として、マーケットの規模や
お客様の質を低下させてしまうということです。

なぜかというと、お客様ははもちろん、知人、友人の方々は
「紹介に値する人」 ではなくて、「紹介しやすい人」 を 紹介
しようとするからです。

サザエさん現象とは、、、

紹介しやすい人を紹介していく現象のことを指すそうです。

「波平」 から始まった紹介が、最後は 「タマ」 に行きついて
「ネコに何を売るの?」って話になってしまいますよね。

私も含めて、何かを紹介してって頼まれると、後輩とか部下
とか、とにかく目下の 「声をかけやすい人」 につい目がいって
しまいますよね。

これが、サザエさん現象の始まりで、誰もが伸び悩む部分
なんですね。



    ◆本来の紹介・口コミ

人を介しての「紹介」であるとか、「口コミ」は、本来、時間が
とってもかかるものだと思います。

とくに、価値のあるものを伝えていく場合には、当然相手の
リサーチ (何を欲しているか、必要性はあるかなど) が必要
になってきますよね。

そして、万が一不具合が生じた場合には、、、

紹介してくれた人に対しても申し訳ないし、責任は大きいと
思います。

ですから、私が人に「紹介して欲しい」と頼むときは、当然
ですが、その頼んだ相手を信頼していますし、その相手が
質の高い方を紹介してくれる見通しをたててお願いします。

SIZOCA め組のメンバーを 現在も募集していますが、、、

とうぜん、現メンバーにも

「誰か、め組にふさわしい女性がいたら紹介してください」

とお願いしています。

でないと、、、

気づいたら、周りは全く結果がでない「タマの友だちのネコ」
だらけってことにもなりかねないからです。

恐るべし、サザエさん現象!!


では・・・


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Posted by Evolution Mind at 06:20Comments(0)sizoca め組

2011年04月29日

あなたの中のゴミ屋敷

「ゴミ屋敷」という言葉を一度は聞いたことがあると
思います。

以前、テレビの報道番組でも取り上げられたことが
何度かあるし、また、近所に実際あるよって場合も…

ていうか、すでに私の部屋は 「ゴミ屋敷よ」なんて
こともあったり…

まあ、多かれ少なかれ、結構身近な問題なのかなっ
て思います。

「そんなこと私には関係ないわ」って思うかもですが
ちょっとこの先をお読みください。



2011.04.29 fri 06:43
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、



    ◆捨てるのはもったいない

2009年10月、都内の住宅で火災が発生したそうです。

家を埋め尽くしていた「莫大なゴミ」にロウソクの火が
引火したことが原因とのことでした。

1人暮らしの住人は死亡。

焼け跡には、亡くなった住人が20年間に渡って集め続け
てきた、何と10トンをこえるゴミが残されていました。

死亡した住人の方は、、、

「捨てるのはもったいない」と、この事故の前に言って
いたそうで、あらゆるものをため込んできたわけです。

さらに最近では 「ゴミ屋敷」 ならぬ 「ゴミマンション」
という、外からは中々見えない状態の「隠れゴミ屋敷」
の問題もあるらしく、社会的な問題にもなってるようです。

なぜゴミをためるのか・・・?

ゴミ屋敷の住人の多くに共通する思考というか、認識は、、、

 「ここにあるのはゴミなんかじゃなく
  まだ使えるものだから集めてきた」


と言うことらしいです。



    ◆「捨てられないもの」ないですか?

いや、私はゴミなんかためていないし、必要でないもの
は捨てるようにしてる、、、

と、思いましたか?

私が、今回言いたかった 「ゴミ」 とは、あなたの

「知識」というゴミと
「資格」というゴミです。

 ●この本は、いつか何かのときに役立つだろう・・・
 ●この記事は後で役立つかもだからとっておこう・・・
 ●お金を払って得たこの情報は捨てられない・・・
 ●以前とった資格を活かした仕事はないかな・・・
 ●今は「資格」がものを言う世の中よ、だから・・・

これらに共通するのは、、

「持っていれば何かに使えるのでは?」
「持っていなくては不安だ」

という認識や意識ではないでしょうか?

    

で、もう1つ付け加えますが、、、

それを大事にとっておいたり、捨てようとしてもなぜか
捨てられないで、その「知識」と「資格」の価値の有無
に関わらずとにかく手放せない・・・

あなたの頭の中は、こんな状態になってないでしょうか?



    ◆使わない知識は「使える知識」の妨げ!?

要するに、、、

 「家の中ではなくて、あなたの頭の中が
  ゴミ屋敷 のようになっていませんか?

ということです。

あなたの頭の中が、使えないものばかりになっていると
せっかく「今すぐ役立つ」という大切な「知識」「スキル」
などが入ってこなくなってしまうのです。

例え、良い情報をなんとか頭の片隅に入れたとしても
それはそれまでに溜め込んだ「ゴミ」と同じような扱いと
なり、、、

ビジネスを伸ばす「大事なチャンス」を、みすみす逃して
しまうことになりかねないのです。

ゴミ屋敷の住人の意識と同じように、、、

「これはゴミじゃない、まだ何かに使える」という知識。

「せっかく持ってるんだから、何かに活かさないと損よ」
という資格。

もし、あなたがそれを使って活かしているなら、それは
とても素晴らしいことです。

ただ、なぜ私が心配するのかというと、、、

そのように活かし切れている人をほとんど見かけない・・・
という「現実」を見てきてしまっているからなのです。

今持っている「知識」や「資格」以上に、今のあなたに
とって大事なものが手に入らない、、、

もっと具体的に言えば、「あなたの収入」にとって大切な
知識やスキルの習得の邪魔になっている ゴミ が捨てら
れず苦しんではいないかということが心配なのです。

    

もし、あなたが、少なくとも今から3年以内にそのような
苦しい思いをされた経験があるのなら、、、

この先をお読みください。



    ◆あなたにとって大切な「情報」

こんなエピソードがあります。

アメリカの不動産王のドナルド・トランプ氏が若いとき
の話です。(ちなみにこの人の年収は約3200億円です)

彼がエレベーターに乗っていたとき、そこに、ハッとする
ほど美しい女性が乗り込んできたのです。

ドアが閉まります。

女性は言いました、「ドナルド・トランプさんですね?」

「はい、そうです」と彼は答えました。

「ここ、私たちだけですね・・・」彼女はそう言って
さらに続けて言いました、、、

 「今ここで全裸になって、あなたと情熱的な
  セッ○スもできますね」


トランプ氏は少し考えてから、こう答えました。

 「ええ、そうですね。でも、それで私にどんな
  メリットがあるのでしょうか?」


あなたはわかりますか?

このエピソードには、あなたがビジネスで成功する為の
もの凄く重要なポイントが入っています。

このエピソードに隠されている 「最も重要なメッセージ」を
頭のど真ん中に落とし込まないと、あなたが現在、どんな
職についていても成功することはありません。

それこそ、「ゴミ情報」を大切にするがあまり、無意識の
うちに 成功から遠ざかっていって、気が付いた時には、、、

最初に紹介した例のように、「莫大なゴミ」にロウソクの
火が引火して1人ぼっちで逝かなくてはならないはめに
なりかねません。



    ◆「即戦力」の情報で「即行動」

ここまで読まれて、あなたは、ご自分の頭の中に今もある

「価値があると思って買った知識」が「腐敗または風化」
していたことに気が付いたかもしれません。

「資格」の時代という言葉に踊らされ、それを取ったのは
いいけれど、、、

結局、今の仕事は「とった資格」とは全く関係のないことを
していて、なんかスッキリしない状態かもですよね。

逆に、資格を活かして、知識を活かして仕事はしているが
なぜか満足できる収入が得られていない・・・

もし、このような状態になられているのなら、、、

ちょっと考えてみてください。

あなたは、専門的な知識を身に付け、さらにそれに磨きを
かけるために 「学び」 「勉強をして」 自信をつけてきて、、、

仕事に活かせる「資格」を高いお金を出して取得してきた
かもしれません。

そうしてきたかもしれませんが、では、現在の状況は「なぜ」
起こってしまっているのでしょうか?

次の例え話を読んでみてください。

 どんな愚か者でも石鹸をつくることはできます。
 しかし、それを売ることができるのは賢い者だけです。

さらに、、、

 それを誰に、どのように売るのかを考える時は
 その石鹸を作る前であって、後であってはなりません。

そして、、、

 少なくとも、賢明な経営者は石鹸を作る前に
 石鹸のマーケティング方法を研究しているのです。

あなたは、ゴミ屋敷の中で 「石鹸を作ること」 だけに力を
注いできませんでしたか?

今のあなたにとって、「即戦力」 の情報で 「即行動」 に
結び付く宝の情報は、、、

「売るための知識&スキル」です。

もっと詳しく言えば、、、

売るための知識という「宝の情報」はマーケティング
売るためのスキル「宝の武器」がコピーライティング

ということになるのです。



    ◆リセットしませんか?

生きている限り、何度でもやり直しができるのが「人生」
だと思います。

あきらめない気持ちがあれば、本当にいくつになっても
人生やビジネスをリセットして、今までとは全く違った
成功への道を歩むことができます。

私自身も、それがわかったので、いわゆる「安定職」と
言われている「年収800万円の教師」を辞めたのです。

あなたは「石鹸」を作る前の重要事項を知りませんでした。
知っていたとしても、「ゴミ知識」だったかもしれません。

一度、頭の中の「ゴミ屋敷」を手放して、初心に戻った
つもりで学ぼうと思えば、「リセット」の準備は完了です。

来月、コピーライティングのセミナーを私は行います。

あなた自身が 「リセットできる」 と自負しています。

その日から、あなたから発せられる「言葉」や「文章」等が
変化してしまい、人の感情を動かすスキルが身に付きます。

 ●ワタシには文章力がない
 ●何をどう書いたら売れるのかわからない
 ●人を惹きつけるタイトルがつけられない
 ●どんなことを書けば自分の商品が売れるのかわからない
 ●もっと儲けたい、稼ぎたい、売り上げを上げたい
 ●ブログやHPを読んでもらってお客さんを集めたい
 ●人件費をかけずに、優秀な営業マンを雇いたい
 ●これからのマーケティングを知りたい
 ●才能がなくても「売れる広告」を作りたい
 ●圧倒的に「伝わる」コピーが書けるようになりたい

以上の中から2つくらい当てはまることがあれは、受講して
いただいて結構だと思います。

      「それ、欲しい!!」

と思わせる文章術を、豊富な事例や、より具体的なスキル
を用いて教えていきます。

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2011年04月28日

温故知・・進

むかし、むかしのインドの国の物語です。。。

     



2011.04.28 thu 06:15
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、



    ◆温故知

【温故知新】 という意味を自分なりに (勝手に) 解釈すると
“「進化」は「真理」を知ることから”、というような解釈と
なります。

ので、あなたもそのような感覚をもちながら、古のインドの
昔話を読んでみてください。

     



    ◆時の王様は、ジャナカ王でした

ジャカナ王には、アシュタバクラという信頼できる優秀な家来
がおりましたそうな…

ジャカナ王から

 「これについて、おまえはどう思う?」

と聞かれると、アシュタバクラはいつも、、、

 「起こることは、すべて最高でございます」

と答えました。
そう、このアシュタバクラは いつも事あるごとに、、、

 「我々に起こるすべての出来事は最高の出来事なんだ」

ということを言っていたのです。

ジャナカ王は、そんなアシュタバクラを とても信頼していて
いつも そばにおいていました。

このことは、他の家臣たちには面白くないことでした。

そして、ある時、、
他の家臣たちが、アシュタバクラに嫉妬し罠をしかけたのです、、、



    ◆ <wana>

ある日のことです。

ジャナカ王は、ふとしたことから、自分の手にひどい傷を負って
しまわれました。

すると、いじわるな家臣たちが、アシュタバクラのところに行き

 「王様が怪我をされたことを、どう思う?」

と、聞きました。

アシュタバクラは答えました。

 「起こることは、すべて最高です」

それを見聞きしていた、ある家臣は・・・ 「しめた!!」と思い
アシュタバクラを嫉妬するあまり王様に告げ口をしたのです。

 「王様、アシュタバクラは王様がその手にひどい怪我をなされ
  たのにも関わらず、それも最高の出来事だと言っております」

これを聞いたジャナカ王は、怪我をしたときの自分の手の痛みが
たいそうキツかったこともあり

 「こんな痛い切ないことが、最高の出来事であるはずがない!!」

と、お怒りになられました。そして、すぐさまアシュタバクラを牢屋に
入れてしまったのです・・・



    ◆真理は気づかされる

その後のある日、、、

ジャナカ王は、その家臣達と狩りに出かけました。

狩りに夢中の王様は、一人で森の奥深くにまで入りこんでしまい
そこで “人食い部族” に捕まってしまったのです。

なんと、その部族は、儀式の時に人間を「いけにえ」としてささげ
火あぶりにするのです。

なんと、ジャナカ王は、まさに「いけにえ」にされようとしています。

が、その時・・・!!

人食い部族はジャカナ王の手の傷を見つけました。

彼らは、火あぶりの直前になって、王の手が怪我をしていることに
気がついたのです。

 「傷ものは いけにえにならない!!」

人食い部族は、そう言ってジャナカ王を解きはなちました。

ジャナカ王は助かりました。

そして、その時王様は、、、

 「手を怪我したことは、本当最高の出来事だった・・・」

と、自然につぶやいていたのです。

そして、すぐに城に帰り、アシュタバクラにあやまったのです。

 「おまえが言ったとおり、 わしが手に怪我をしたのは 
  最高の出来事であった・・・

  しかし、そんな大事なことを教えてくれたおまえを
  わしは牢屋に入れてしまい、そのことを悔やんでいる
  どうすれば、この過ちをつぐなえるだろうか・・・?」

アシュタバクラは言いました。

 「王様、私はいつも、起こることはすべて最高だと
  申し上げているじゃありませんか

  もしも、王様が、私を牢屋に入れて下さらなかったら
  私はいつも狩りでは、王様の側から離れないので
  いっしょに捕まっていたと思います

  そして、怪我をしていない私は「いけにえ」になって
  いたことでしょう・・・だから、牢屋に入れていただいて
  最高だったのです」

これを聞いてジャカナ王は悟りました。

 「そうか!人生で起きることは、本当にすべて最高なのだ
  一見よくないことのように見えても、広く見れば最高なのだ
  そして、そのことを信じていなければ、それに気づかない・・・」



    ◆人生で起こる全てのことは最高の出来事

この考えを信じていると (アシュタバクラのようにですね)
その言葉の本質に気づくことができます。

人生で失敗はありません。
人生は、実にすばらしいものだと思います。

少し、ややこしいのですが・・・

 あなたの目の前に起こる現象はすべてが「無色」
 色を勝手につけているのが、自分自身のようですね・・・

仏教では、「色即是空」「空即是色」と言われているようです。

そして、、、

このブログを通じて、私とあなたが、「今」出会っている
ことも、必要で必然で、ベストなことなのかもしれません。

この記事を、まさしくあなたが 「今読んだ」 ということが
最高の出来事だとしたら・・・



PS
ビジネスでは、失敗が付きものです。しかし、失敗を悪いこと
として捉えると、「進化」していかないと感じます。

自分の「感情」というものが、善悪を判断したり、心の視野を
狭くさせてしまうような気がします。私は「感情の進化」という
ものを、今後も追求していきたいと思いました。


PPS
コピーライティングのセミナーを行います。

お時間を割いても「損がないセミナー」だと自負しています。

その日から、あなたから発せられる「言葉」や「文章」等が
変化してしまい、人の感情を動かすスキルが身に付きます。

 ●ワタシには文章力がない
 ●何をどう書いたら売れるのかわからない
 ●人を惹きつけるタイトルがつけられない
 ●どんなことを書けば自分の商品が売れるのかわからない
 ●もっと儲けたい、稼ぎたい、売り上げを上げたい
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以上の中から2つくらい当てはまることがあれは、受講して
いただいて結構だと思います。

      「それ、欲しい!!」

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を用いて教えていきます。

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会場 : facilite (ファシリテ) 
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     東進ハイスクール西側にあるビルの1F

定員 : 5名 (残り 3 2席)

料金 : 一般 36,000円 (オリジナルテキスト・無料メール相談付き)
     め組 18,000円 (オリジナルテキスト・無料メール相談付き)
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  ですので、お早めに・・・  


Posted by Evolution Mind at 07:47Comments(2)sizoca め組