2011年07月22日
どこかにある欠点は宝
お久しぶりっス。
何とか会社の新事務所も決まりそうで、少しホッとしている。
新しいスタッフ選びを考えた時に、真っ先に浮かんできたのが
こんな採用条件だった。
2011.07.22 fri 20:46
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、
◆小卒以上、要普通免許
会社の代表は、スタッフの募集について話をしているときに
私が超まじめな顔をして言ったのが面白かったようだ。
しかし、私はいたって真剣な考えでその理由を説明した。
「リーマン根性で就職しようって奴は、東大卒でも使えん」
理由はただそれだけだった。
「逆に、変な人生を歩いてきた前向きなど素人の方がいい」
言葉にするということは怖いことである。
言ったらすぐに、そのような人物が目の前に現れた。
まあ、「引き寄せの法則」なるものが世にはびこっていると
聞いたことがあるが、まんざらガセネタではないらしい。
とにかく、テスト期間を設けて働かせてみることにしたが
「静」という名前とは裏腹に「うるさい25歳」だ。
本人は、「ギャップが大切なんですよ!!」と、わかったような
ことを言うが、まあ、その通りなのでいいとした。
◆欠点を気にする
多くの人たち・・・ 得に、日本人は自分の欠点をとても気にする。
先ほどの新人スタッフ候補も、世間一般的に言う「ちょい悪」の
部分があるのではないかと思う。
とりあえず、私と代表で彼女の人生を聞いた、、というか聞かされた。
2時間はプッ通しで喋り続けた。(声がデカイが気にしてない・・・)
結構ぶっ飛んでいる。
しかし、全くと言っていいほど気にしていないのである。
東京で生まれ育った彼女は、中学生の頃はガングロヤマンバで
渋谷のセンター街でうざったいギャル生活をしていたとのことだ。
欠点ということではないが、人は「隠したい部分」という箇所を
すくなからず持っている。
かく言う私も持っている。
不思議なもので、他人の不幸話や、過去のハチャメチャ話に
人はとても反応をする。
そして、理屈で説得されることを極端に嫌がるが、物語り的に
話をされると素直に聞き入れてくれるのだ。
ただ、自慢話はシラケル。
これは、どんなに「いやー、大したことないっすよ」と言っても
相手の心の中が「どん引き状態」になる確率が極めて高い。
これは、半ば私自身に言ってることである。
気をつけなくてはといつも思っている。
(でも、これが欠点だったら隠さないで出せばいいか!!)
とにかく、人は欠点や失敗を気にして隠そうとするのだ。
しかし、ビジネスにおいて欠点は、「お宝」となる場合が多い。
そして、その欠点をさらけ出して笑顔で認めてしまったときに
その欠点は、「ユニークな特徴」となり、終いには「魅力」と
なるということを信じて欲しいのだ。
◆トイレが古いのがね・・・
新人にも、新事務所の下見をさせた。
細かい部分で多少難はあるが、おおむね機能的にはOKだ。
ただ、そいつは事務所のあるフロアーにある共同トイレが
汚いといい始めたのだ。
確かに、汚いとまでは言わないが、和式で少々古い感じの水洗だ。
私と代表は、あまり気にしていないが、そいつはやたらに
トイレの批判を繰り返した。
何か過去にトイレで、よっぽど嫌な思い出があったのか?
まあ、そんな会話があった。
ただ、あまりにグチグチ言っていたので、、、
「いいか、トイレが欠点なら、そいつを売りにするように考えな」
その一言で黙らせた。
彼女の頭の中は、きっと「?」マークのオンパレードだったと思う。
5分間くらい真剣に首をかしげて天井を見つめて考え込んでしまった。
「欠点と思っている所を隠すんじゃなくて、堂々と言っていく」
「さらにそれを認めたうえで、でも◎△なんですよって言う」
ちょいとヒントを与えたら、何かを思いついたようだ。
答えは面倒なんで聞いていないが
多分、何かをつかんだと感じた。
何はともあれ、いよいよ船出だ。
ちなみに、こいつ1人を置いておけば、職場の雰囲気が暗く
なることは考えられないだろう。
逆に、「どうやって黙らせることができるか?」が課題となりそうだ。
PS
これからも、うるさい静(しずか)をよろしくお願いします。
何とか会社の新事務所も決まりそうで、少しホッとしている。
新しいスタッフ選びを考えた時に、真っ先に浮かんできたのが
こんな採用条件だった。
2011.07.22 fri 20:46
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、
◆小卒以上、要普通免許
会社の代表は、スタッフの募集について話をしているときに
私が超まじめな顔をして言ったのが面白かったようだ。
しかし、私はいたって真剣な考えでその理由を説明した。
「リーマン根性で就職しようって奴は、東大卒でも使えん」
理由はただそれだけだった。
「逆に、変な人生を歩いてきた前向きなど素人の方がいい」
言葉にするということは怖いことである。
言ったらすぐに、そのような人物が目の前に現れた。
まあ、「引き寄せの法則」なるものが世にはびこっていると
聞いたことがあるが、まんざらガセネタではないらしい。
とにかく、テスト期間を設けて働かせてみることにしたが
「静」という名前とは裏腹に「うるさい25歳」だ。
本人は、「ギャップが大切なんですよ!!」と、わかったような
ことを言うが、まあ、その通りなのでいいとした。
◆欠点を気にする
多くの人たち・・・ 得に、日本人は自分の欠点をとても気にする。
先ほどの新人スタッフ候補も、世間一般的に言う「ちょい悪」の
部分があるのではないかと思う。
とりあえず、私と代表で彼女の人生を聞いた、、というか聞かされた。
2時間はプッ通しで喋り続けた。(声がデカイが気にしてない・・・)
結構ぶっ飛んでいる。
しかし、全くと言っていいほど気にしていないのである。
東京で生まれ育った彼女は、中学生の頃はガングロヤマンバで
渋谷のセンター街でうざったいギャル生活をしていたとのことだ。
欠点ということではないが、人は「隠したい部分」という箇所を
すくなからず持っている。
かく言う私も持っている。
不思議なもので、他人の不幸話や、過去のハチャメチャ話に
人はとても反応をする。
そして、理屈で説得されることを極端に嫌がるが、物語り的に
話をされると素直に聞き入れてくれるのだ。
ただ、自慢話はシラケル。
これは、どんなに「いやー、大したことないっすよ」と言っても
相手の心の中が「どん引き状態」になる確率が極めて高い。
これは、半ば私自身に言ってることである。
気をつけなくてはといつも思っている。
(でも、これが欠点だったら隠さないで出せばいいか!!)
とにかく、人は欠点や失敗を気にして隠そうとするのだ。
しかし、ビジネスにおいて欠点は、「お宝」となる場合が多い。
そして、その欠点をさらけ出して笑顔で認めてしまったときに
その欠点は、「ユニークな特徴」となり、終いには「魅力」と
なるということを信じて欲しいのだ。
◆トイレが古いのがね・・・
新人にも、新事務所の下見をさせた。
細かい部分で多少難はあるが、おおむね機能的にはOKだ。
ただ、そいつは事務所のあるフロアーにある共同トイレが
汚いといい始めたのだ。
確かに、汚いとまでは言わないが、和式で少々古い感じの水洗だ。
私と代表は、あまり気にしていないが、そいつはやたらに
トイレの批判を繰り返した。
何か過去にトイレで、よっぽど嫌な思い出があったのか?
まあ、そんな会話があった。
ただ、あまりにグチグチ言っていたので、、、
「いいか、トイレが欠点なら、そいつを売りにするように考えな」
その一言で黙らせた。
彼女の頭の中は、きっと「?」マークのオンパレードだったと思う。
5分間くらい真剣に首をかしげて天井を見つめて考え込んでしまった。
「欠点と思っている所を隠すんじゃなくて、堂々と言っていく」
「さらにそれを認めたうえで、でも◎△なんですよって言う」
ちょいとヒントを与えたら、何かを思いついたようだ。
答えは面倒なんで聞いていないが
多分、何かをつかんだと感じた。
何はともあれ、いよいよ船出だ。
ちなみに、こいつ1人を置いておけば、職場の雰囲気が暗く
なることは考えられないだろう。
逆に、「どうやって黙らせることができるか?」が課題となりそうだ。
PS
これからも、うるさい静(しずか)をよろしくお願いします。
Posted by Evolution Mind at 20:49│Comments(0)
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