2011年05月07日

法方す放手をみ痛

人生の中で、「痛み」 をさけることはできません。

「痛み」 とは、悪いことではなくて、自然の摂理・・・
そう、大自然の仕組みに、組み込まれているもの
なんです。

   法方す放手をみ痛



2011.05.07 sat 18:30
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、



    ◆必要だった≪痛み≫

痛みとは・・・悪いものではなく、必要なものでした。

痛みがあるから、、、

例えば、あなたが肉体的に痛みを感じなかったら
どうなると思いますか?

足の裏を怪我して、ばい菌が入って、かなり腫れて
超痛くなっていたとしても、、その痛みがなかったら
どうなると思います?

腫れて、熱をもって、膿んで、、どんどんひどくなって
足を一本 切断しなければいけないことに なっちゃう
かもですよね。

背骨が折れて、神経が傷ついているにも関わらず
「痛み」を感じていないので、そのまま動いていたら
どうなると思いますか?

神経の怪我はさらに悪化し、半身マヒになって一生
歩けなくなったりするかもしれませんよね。

内臓がヤバいウィルスに感染していて、腐りそうに
なっていて、、そんな状態で痛みを感じなかったら
どうなると思います?

その人は急に死んでしまい、周りの人も、当然本人
も、わけがわからず、どうしようもないですよね・・・

痛みとは・・・

肉体的な痛みも、精神的で感情的な痛みも、、

全て、必要なんですね・・・



    ◆気づかないことがホントは怖い

その痛みがなかったら、人はその状況に気付かない
ときもあるでしょう。

例えば、、、

あなたが結婚しているとして、あなたの旦那さんが
事故で、突然死んでしまったとしますよね。

もしそこに、あなたの 「感情的な痛み」 というものが
なかったら、どんな感じになると思いますか?

多分あなたは、、

無表情で、お尻をふいたトイレットペーパーを便器に
流すときの感情と表情でいるかもしれませんよね。

あなたの可愛がっていたネコが、あなたの目の前で
トラックに引き殺されたときに、感情が少しも動かない
としたらどう思います?

もう、言うまでもないですよね・・・

感情面や肉体面、精神面では、「痛み」というものは
意味があってあることだと思います。

 ● 赤ちゃんを産むときもやっぱり痛い
 ● トレーニングする時も筋肉痛で痛い
 ● 怪我をしたときも痛い
 ● 恋人と別れたときも痛い
 ● お金が必要なのにないときも痛い

そーゆー痛みって、日常的にあると思うんです。

「痛み」は人生の中に必ず存在して、そして意味が
あって、実は美しいものだと思うんです。

それと同時に、、、

「苦しみ」 という概念も 存在すると思うんですけど・・・

「痛み」というものと「苦しみ」というものは、同じようで
実はまったく別なものなんです。

あなたは、「痛み」と「苦しみ」って同じものだと思って
ましたか?



    ◆「うん、 思ってたよ・・・」

『「痛み」と「苦しみ」、、、なんか同じじゃないのかなぁ』

ってフツーは思っていますよね。

フツーはそう思いがちなんですが、実は、まったく違う
ものであって、、、

「痛み」ってものは先ほど言ったとおり、美しいもので
自然界の仕組みに組み込まれていて、存在しなくては
いけないものなんですね。

「苦しみ」っていうのは逆に、、、

私たちを、「満足して充実した人生」から遠ざける、必要
のないものなんです。

で、苦しみってのはどんなとこから生まれるかっていうと

 ● 物だとか
 ● アイデアだとか
 ● 出来事だとか
 ● 人間関係だとか
 ● 安定だとか
 ● 自分自身にとか

私たちが、すべてのいろんなものに 「執着」 したときに
「苦しみ」というものが生まれてくるようです。

わかりますか?

「執着」 というものが 「苦しみ」 を生む、ということです。

「痛み」とゆーものは薬なんです。

そして、、、

存在するもので、存在しなくてはならないものです。

ただそこに、「執着」というものが入ってくると・・・

「痛み」が「苦しみ」にかわってしまうようなんです。

「苦しみ」とは、本当に人生には必要のないものであって
この、「苦しみ」というものを減らすということが、、、

私たちが充足感を得る唯一の方法なんだと思います。



    ◆あなたが痛みを感じたとき

そう、例えば、、、

好きな人と別れることになったとき、痛みを感じましたか?

胸がグッと痛みました?

でも、それに執着して、、、

 「あたしが間違ってたんだ…」
 「どーしてあんなことを言っちゃったんだろ…」
 「あんなことしなければよかった…」

こんなふうに、20年ぐらい執着してたら、それは「苦しみ」
に化けていってしまいませんか?

しかし、痛みを受け入れて、、、

 「人間ってのは出会いもあれば別れもある
  過去にとらわれず、将来に怯えず
  今、この目の前の人に最善をつくしていく
  連続なんだな…」

 「いろんな意味があって出会って
  いろんな意味があって別れていって
  私にはどうすることもできないことって
  ホントにたくさんあるんだな…」

こんなふうに、「そうか・・・」 って現実を受け入れてね
その痛みを優しく包んであげて、深呼吸して、「フッ」と
その痛みを手放してあげたら、、

どうなると思います?

「痛み」を手放した瞬間に、とりあえず身体を動かして
「片づけでもしよう」、とか・・・

またひとつ、「人」ってものを学ばせてもらったなって・・・

いい経験として残ってはいるものの、感情的に苦しいこと
はなくなると思います。

でも多くの人は、こういった、「痛み」 が生まれたときに
そこに 「執着」 してしまう。

その結果、、、

「苦しむ」ということにつながっていって、ホントに不満足で
不幸な人生を歩み続けることになるんです。



    ◆手放す

大きな字で紙に 「手放す」 と書いてください

「手放す」 ことが私たちの人生の1つの答えなんですね。

答えなんです!!

私たちの人生の答えは 「手放す」 ということなんです。

「執着」を「捨てる」という真理です。

ホントにいろいろな痛みが世の中にはあって、それを
認めて受け入れて、リラックスした状態でその痛みを
包んであげる・・・

そうすることで、痛みが苦しみにならないんです。

私たちは、「痛み」があって、それを手放す・・・

痛みをいったん感じることは仕方ないと思って下さい。

だから、手放すって作業は必要となるんですけど・・・

でも、それ以上にね、そこに執着して苦しむ必要は
ないんです!!

だから、なにかにね、、そう、物や人だけじゃなくって
考え方やアイデアや思いまで全てに「執着」をしない。

とにかく、手放してあげるってことなんです。

これって、仏教なんかで言われてることなんだけど、、、

この世の中で、手にできること、存在するものすべては
ほんの一時的なものでしかない。

ということって、、、

私は、「真理」だと思っています。


PS
今日は、ちょっと自分の心の内側と、今のあなたと、日本の
ことを考えていたら、こんな内容になってしまいました。

期待外れと感じたのなら、過去記事をもう一度読んでみて
下さいね!!




同じカテゴリー(つぶやき)の記事画像
金のなる木
恐怖のiPhone
本当にあった話なんですが…
大人の裏事情
エゴの告白
みんなで貧しくなりますか?
同じカテゴリー(つぶやき)の記事
 金のなる木 (2012-04-02 09:59)
 3.11が気付かせてくれたもの (2012-03-11 20:23)
 恐怖のiPhone (2012-03-07 17:51)
 本当にあった話なんですが… (2012-03-05 13:15)
 大人の裏事情 (2012-02-28 16:15)
 ありがとうの反対語 (2012-02-17 12:42)

Posted by Evolution Mind at 18:54│Comments(0)つぶやき
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
法方す放手をみ痛
    コメント(0)