2011年04月03日
足かせを外すとき
人に影響力がある人間になりたいと思っている人は
どのくらいいるのでしょうか?
私は、思春期ぐらいの頃からずっと「影響力」を欲しい
って思っていたかもしれません・・・
2011.04.03 sun
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、
◆大丈夫だよって言って欲しかった・・・
私という人間をしっかりと見つめ直したときに気づいた
ことで、とても今の自分に大きく影響していたのは・・・
「親から認めてもらえなかった」という思いです。
多分、両親から言わせれば、「そんなことはないよ」
と反論が返ってきそうですが、実際、私はそのように
感じていたのだから仕方ありません。
自分の記憶のなかで「親からホメられた」という認識
がなく、それに気がつくまでに時間がかかりました。
あと、、、
「お前なら大丈夫だよ」
という言葉が欲しかった、イヤ、今でも欲しいんだって
ことに気がつきました。
◆幼少の頃
私の育った家は、経済的にはそれなりに豊かでした。
ですから、生活に困ったとか暮らしていくのがやっと
の思いだった、、、という苦労はしないで育ちました。
ただ、小学生くらいから、多分そう感じていたからなの
かもしれませんが・・・
運動会や参観日等には、絶対親に来て欲しくなくて
母親に対しては半ば脅すように「来るなよ!!」と言って
いた記憶があります。
それとは裏腹に、、、
幼いころは絵や習字、勉強や運動を人一倍やって
賞をもらったり、学級委員などを務めたりしてました。
あと友だちに、夢で見たようなことを現実のようにして
ホラを吹いていた時期もありました。
罪悪感と、注目されたいという感情とが入り混じる
感じで、それはいまだに覚えている光景です。
◆認められたい!!
成長するにつれて、自我が芽生え始めると、、、
余計にその思いは強く大きくなっていきました。
そして、それにより形成されてきたその性格のため
親しい友だちを傷つけてしまったこともありました。
激しい自己嫌悪が続きました、、、
そのイライラを解消するために、少々ヤンチャをし
反社会的な行動をとったりもしてしまいました。
その当時は、具体的には気づいていませんでしたが
「人から認められたい」 という漠然とした感情のよう
なものに自分が支配されていたと思います。
やがてそれは、
「外面のいい自分」という現れとして出てきてしまい
その後の人生に対して、「重い足かせ」的なものに
なっていったのです・・・
◆「誰だってそう」、とは思うけど・・・
人はホメられれば嬉しいですし、信じてもらえたり
認められれば、とても充実した生活が送れるのだ
と思います。
それも、親や配偶者、または子どもや恋人などの
身近な人に信じてもらい、認められると充足感が
高まると思います。
事実、この話を昨年だったか、私の妻にしたときは
言えなかった隠しごとを打ち明けることができたとき
のような安堵の感情に正直なりました。
いい歳になって、人の親という立場になっていたの
ですが、この想いを両親にも1年前に伝えました。
特に、両親に言ったときは、、、
いい大人がみっともないと思いましたが、自然と涙が
あふれ出てきてしまいました。
ただ、今だに「大丈夫」とは言ってもらえてません(苦笑)
しかし、自分のなかで何かが変化したような気が
しています。
誰だってそうかもしれませんが、、、
その人を本気でしっかりと見つめて、認めてあげて
信じてみる。
さらには、スゴイね、よくやったじゃん!! って言って
ホメてあげたら本当に嬉しいんじゃないかって、、、
そして、そうして欲しいって願っている私のような人
って、他にもいるんじゃないかなって、、、
◆理解だけじゃ・・・
人は、「理解されていない」と感じた瞬間に離れて
いってしまいます。
特に、商売をしている人であればなおさら、理解を
忘れたらお客様も仲間も去っていってしまいます。
しかし、それだけでは足りません。
「カミさんの気持ちは痛いほどよくわかる・・・」
でも、伝えられない、、
「親の気持ちは泣きたいくらいよくわかる・・・」
でも、意地をはってしまう、、、
「あなたはね、こうした方がいいと思うよ・・・」
なぜか遠慮してしまい伝えられない、、、
このように、どんなに心から相手を 「理解」 ができた
としても、「伝える」 ということができないと人は心が
満たされません。
「伝える」
現代は、コミュニケーションの大切さが叫ばれて
いますが、この 「理解」 を 「伝える」 ということが
最も大事なことではないかと思います。
◆「伝える」その方法は?
私は教師をしているときに、生徒さんたちにはここまで
は伝えました。
「理解」+「伝える」=「幸せな人間関係」
このような方程式を教えてきました。
しかし、、、
実際は、もう1つを加えないと完璧にはなりませんが
若い生徒さんちに、あまり複雑なことを教えてしまうと
かえって逆効果だと思い、ここまでに留めました。
本日は、ここまで読んでいただいたお礼に、、、
そのもう1つを加えた方程式を最後にお伝えします。
その方程式とは・・・
・・・・・・・・・・・
「理解」+「伝える」+「表現」=「幸せな大富豪」
です。
これは、今こうやってパソコンの前に座っている私の
目の前に貼ってあるA4の紙いっぱいに書かれている
言葉です。
そして、現在の私は、、、
「理解」 をマーケティングと考え
「伝える」 をメディアとしてとらえ
「表現」 をコピーライティングと思って
日々の仕事をしています。。。
PS
重い足かせがとれたかな・・・って感じたときから
この3つの言葉が、私の心の中心となりました。
影響力とは、表面の「外づら」で持てるものではなく
出した「結果」と、内側にある本物の「自信」からしか
持てないものだということを、、
遅ればせながらも、、、
40代の後半に入った現在、ようやく腑に落ちました。
どのくらいいるのでしょうか?
私は、思春期ぐらいの頃からずっと「影響力」を欲しい
って思っていたかもしれません・・・
2011.04.03 sun
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、
◆大丈夫だよって言って欲しかった・・・
私という人間をしっかりと見つめ直したときに気づいた
ことで、とても今の自分に大きく影響していたのは・・・
「親から認めてもらえなかった」という思いです。
多分、両親から言わせれば、「そんなことはないよ」
と反論が返ってきそうですが、実際、私はそのように
感じていたのだから仕方ありません。
自分の記憶のなかで「親からホメられた」という認識
がなく、それに気がつくまでに時間がかかりました。
あと、、、
「お前なら大丈夫だよ」
という言葉が欲しかった、イヤ、今でも欲しいんだって
ことに気がつきました。
◆幼少の頃
私の育った家は、経済的にはそれなりに豊かでした。
ですから、生活に困ったとか暮らしていくのがやっと
の思いだった、、、という苦労はしないで育ちました。
ただ、小学生くらいから、多分そう感じていたからなの
かもしれませんが・・・
運動会や参観日等には、絶対親に来て欲しくなくて
母親に対しては半ば脅すように「来るなよ!!」と言って
いた記憶があります。
それとは裏腹に、、、
幼いころは絵や習字、勉強や運動を人一倍やって
賞をもらったり、学級委員などを務めたりしてました。
あと友だちに、夢で見たようなことを現実のようにして
ホラを吹いていた時期もありました。
罪悪感と、注目されたいという感情とが入り混じる
感じで、それはいまだに覚えている光景です。
◆認められたい!!
成長するにつれて、自我が芽生え始めると、、、
余計にその思いは強く大きくなっていきました。
そして、それにより形成されてきたその性格のため
親しい友だちを傷つけてしまったこともありました。
激しい自己嫌悪が続きました、、、
そのイライラを解消するために、少々ヤンチャをし
反社会的な行動をとったりもしてしまいました。
その当時は、具体的には気づいていませんでしたが
「人から認められたい」 という漠然とした感情のよう
なものに自分が支配されていたと思います。
やがてそれは、
「外面のいい自分」という現れとして出てきてしまい
その後の人生に対して、「重い足かせ」的なものに
なっていったのです・・・
◆「誰だってそう」、とは思うけど・・・
人はホメられれば嬉しいですし、信じてもらえたり
認められれば、とても充実した生活が送れるのだ
と思います。
それも、親や配偶者、または子どもや恋人などの
身近な人に信じてもらい、認められると充足感が
高まると思います。
事実、この話を昨年だったか、私の妻にしたときは
言えなかった隠しごとを打ち明けることができたとき
のような安堵の感情に正直なりました。
いい歳になって、人の親という立場になっていたの
ですが、この想いを両親にも1年前に伝えました。
特に、両親に言ったときは、、、
いい大人がみっともないと思いましたが、自然と涙が
あふれ出てきてしまいました。
ただ、今だに「大丈夫」とは言ってもらえてません(苦笑)
しかし、自分のなかで何かが変化したような気が
しています。
誰だってそうかもしれませんが、、、
その人を本気でしっかりと見つめて、認めてあげて
信じてみる。
さらには、スゴイね、よくやったじゃん!! って言って
ホメてあげたら本当に嬉しいんじゃないかって、、、
そして、そうして欲しいって願っている私のような人
って、他にもいるんじゃないかなって、、、
◆理解だけじゃ・・・
人は、「理解されていない」と感じた瞬間に離れて
いってしまいます。
特に、商売をしている人であればなおさら、理解を
忘れたらお客様も仲間も去っていってしまいます。
しかし、それだけでは足りません。
「カミさんの気持ちは痛いほどよくわかる・・・」
でも、伝えられない、、
「親の気持ちは泣きたいくらいよくわかる・・・」
でも、意地をはってしまう、、、
「あなたはね、こうした方がいいと思うよ・・・」
なぜか遠慮してしまい伝えられない、、、
このように、どんなに心から相手を 「理解」 ができた
としても、「伝える」 ということができないと人は心が
満たされません。
「伝える」
現代は、コミュニケーションの大切さが叫ばれて
いますが、この 「理解」 を 「伝える」 ということが
最も大事なことではないかと思います。
◆「伝える」その方法は?
私は教師をしているときに、生徒さんたちにはここまで
は伝えました。
「理解」+「伝える」=「幸せな人間関係」
このような方程式を教えてきました。
しかし、、、
実際は、もう1つを加えないと完璧にはなりませんが
若い生徒さんちに、あまり複雑なことを教えてしまうと
かえって逆効果だと思い、ここまでに留めました。
本日は、ここまで読んでいただいたお礼に、、、
そのもう1つを加えた方程式を最後にお伝えします。
その方程式とは・・・
・・・・・・・・・・・
「理解」+「伝える」+「表現」=「幸せな大富豪」
です。
これは、今こうやってパソコンの前に座っている私の
目の前に貼ってあるA4の紙いっぱいに書かれている
言葉です。
そして、現在の私は、、、
「理解」 をマーケティングと考え
「伝える」 をメディアとしてとらえ
「表現」 をコピーライティングと思って
日々の仕事をしています。。。
PS
重い足かせがとれたかな・・・って感じたときから
この3つの言葉が、私の心の中心となりました。
影響力とは、表面の「外づら」で持てるものではなく
出した「結果」と、内側にある本物の「自信」からしか
持てないものだということを、、
遅ればせながらも、、、
40代の後半に入った現在、ようやく腑に落ちました。
Posted by Evolution Mind at 08:30│Comments(0)
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