2011年05月10日

あなたの価値は時給ですか?

高校生を相手にしているとき、彼らはアルバイトをしたがり
時給の計算を、しきりにしていました。



2011.05.10 tue 06:37
From : Taichi Makino
藤枝の自宅officeにて、、、



    ◆お金が欲しいとき

あなたは、砂漠で迷子になり、一週間水も食べ物もとって
いない状態でさまよっていたとしましょう。

   あなたの価値は時給ですか?

そこに、ある人が、どこかからやってきて言ってきました、、、

 「水と食べ物があるよ
  私の言う通りにすれば
  あげてもいいよ」

あなたは渇きと飢えで死にそうだし、周りに何もありません。

こんな状況だったら、あなたはその人の言いなりになるかも
しれませんよね。

すると、その人はまた言います。

 「明日も水と食べ物があるよ
  言う通りにすれば明日もここに
  持ってきてあげてもいいよ」

あなたは、明日も飢えと渇きから逃れたいので、砂漠から
脱出するのを放棄して、暑く厳しい自然条件の砂漠に留まり
少しの水と食べ物を持ってきてくれる人を待ちます。

そして、、、

あなたは、ほんのわずかな水と食料を得るために、砂漠と
いう、蟻地獄を抜け出すことをやめて、辛い状況をそのまま
にしながら、日々を過ごしていきました・・・



    ◆あなたの時給はいくら?

多くの人は、アルバイトを経験します。
私も学生時代、いろいろなアルバイトを経験しました。

アルバイトの求人雑誌を見て、時給の計算をしながら仕事の
内容や勤務地を選んで、いかにも自分に合ったアルバイトを
選んでいるような錯覚に陥りました。

そして、そんなことを繰りかえすうちに、、、

何でも、「何時間働けば、いくら」、という感覚が 身について
しまっていました。

その後、教師という「サラリーマン」になっても、この時給感覚
は抜けきらず、「これだけ職場にいたんだから もっと金をくれ」
という言葉を、平気で口にしていました。

今だから正直言えますが、、、

たいした仕事もせず、同僚と職員室で趣味の話で盛り上がっ
ていたとしても、「働いている」という感覚になっているんです。

アルバイトで、「今日はお客が少なくて嬉しいな」って言ってる
学生と、ほとんど同じ感覚で過ごしていたのです。

よく、公共の施設の駐車場やコンビニの駐車場で、某企業の
名前が書かれた車や、営業車が長い時間止まっていて、、、

中で居眠りをしていたり、マンガを読んでいたり、携帯で遊んで
いたりするサラリーマンの姿を見かけます。

それを非難するつもりはありません。

非難するつもりはありませんが、、、

彼らは、砂漠から抜け出す努力を放棄して、明日の飢えと渇き
を癒してくれる、「どこかの他人」に、自分の人生を預けてしまい
自分の価値を、「時給」で計算するようになっているのでしょう。



    ◆こんなの自分のやりたいことじゃない!!

お客さんが言いました。

 「金を払って買ってやってもいいよ、オレの言う通りにすれば」

あなたはお金が欲しかったので、「わかりました」と言ってしまい
そこから、他人に振り回される人生が始まりました。

会社に行っても、社長や上司から言われます。

 「給料を上げてもいいよ、私の言う通りにすれば」

あなたはこの言葉を、「ありがたい」と思ってしまい、会社の言い
なりになる人生を選択してしまいました。

当然、こんなケースはありますし、私も直面してきました。

 ● こんな会社辞めたい・・・

 ● 独立して自分で自由に生きていきたい・・・

 ● やりたいことを仕事にして、へこへこしないで生きたい・・・

 ● こんなの自分のやりたいことじゃない!!

このような事を心に思いつつも、いざ口に出すと、、、

 「そりゃ俺だってそうさ、誰だってそんなふうに
  なりたいって思ってるに決まってんじゃん」

 「だけど、世の中そんなに甘くないぜ、、、
  特に今は不景気だし、家族もいるし
  そんな夢みたいなこと言うのはムダさ」

という言葉が、100%身近な人の口から出てきます。
(ちなみに、その身近な人は100%独立しませんし、できません)

そして、99%あなたは、その言葉に納得してしまいます。

なぜなのか・・・?

答えは簡単です。

あなたは、あなたの価値を、「時給」でしか計算できなくなって
しまっているからなのです。



    ◆あなたの本当の価値

ある時、衝撃的なことを聞きました。

1ヶ月で500万円稼いだよ、まあだいたい平均、月に4~500万
くらいかな・・・?

 「はぁっ?」

冗談だと思いました。それとも、なにかの詐欺かねずみ講かで
悪いことをやって稼いだ金だと思いました。

自分の年収に近いお金を、たった1ヶ月で稼ぐなんて、魔法でも
使わないと無理だと咄嗟に感じました。

すると誰かが、、、

 「そう言えば、静岡市内でも高校生の女の子が
  起業してエステの会社をつくったって聞いたよな・・・」

と言ったのです。

 「えっ!?」

私は、正直そのとき、自分の価値って何だろうって真剣に思い
ましたし、なぜか、何とも言えない 「敗北感」 に襲われました。

年齢も40代の半ばになり、一応、職場では一人前的な扱い
をうけていて、家族と安定した生活していくには充分な給料
をもらってはいたのですが・・・

 「本当にこのまま終わってしまっていいのか、俺・・・?」

その時です、、、

サラリーマンの年収を、たった1ヶ月で稼ぐような男が口にした
私が、生まれて初めて耳にしたとも思える言葉を聞いたのは・・・

 『やっぱコピーだよな、コピーライティングで儲かった』

 「はぁっ!? コピーライティング・・・?」



PS
自由人同士の関係は、実に気持ちのいいものです。
「強制」も、「恐怖」もそこには存在しないからです。

私は、コピーライティングでそのような自由を手に入れて
いきましたし、これからももっと自由になっていきます。

自由を手に入れる入口



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Posted by Evolution Mind at 06:43│Comments(0)コピーライティング
 
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